#えもらじ vol.7 〖 えもえぴ・えもそん 〗

✑ エモの擬人化 さん
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3月。卒業の季節ですね。私は卒業式で忘れられない思い出があります。小学校の卒業式終わり、仲が良かった下級生が花束と共に手紙をくれた。家に帰って手紙を読むと「返事はいらないよ。」で締めくくられたラブレターだった。返事をしようとしたけど連絡も取れず、家も知らない僕はその手紙を卒業の思い出と共にタンスにしまった。

☢︎ EXILE
〖 道 〗

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✑ 吸引力の変わらないただ一つのやさい さん
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猫好きのおじいさんの話です。
私、何を隠そう猫が大好きなんです。
公園とかに猫連れてるおじいさんとかいるとつい声をかけちゃうんですよね~
中でも印象的だったのが、ご自身の飼い猫ととても仲良しだったおじいさん。
ある日、フッと公園からいなくなって2~3年後の学校の帰りにたまたま会ったんですね。
ちょうど猫の話になってそこで初めて飼い猫が亡くなったことを聞かされました。
新しい猫は??と聞いてみたら、おじいさんは
「あの子はわがままで甘えんぼだったからね。きっとあの子が許しちゃくれないよ」
と返してきました。
なんか、自分もそんな気がします。
きっと幸せ者の猫だったんだろうな

☢︎ ヨルシカ
〖 花に亡霊 〗

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✑ 年下じゃいけないの〜? さん
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身も心も凍てつく季節が到来し、あらゆることの終わりを感じさせる日々となってしまいました。

思えば去年の10月頃だったでしょうか。
この業界の右も左も知らない私、体験入学で足を踏み込んだこの学校。
緊張しかできない私をときほぐしたあなたの声のおかげで、この学校で闘っていく気が芽生えました。

4月、いざ入学をして再会したあなたは隣の別学科の担任の先生。
ちょっとうらやましいなあという気持ちもありつつ、慌ただしい新生活が始まりました。

あなたも含めたみんなの前での自己紹介、配信アプリや声フェチであることは全く明かさず、でもひっそりと、少しずつあなたの優しい声に堕ちていく日々でした。
あなたが発する優しい声はクールで、しっかりしてるかと思えば、時々ドジで、おちゃめで、あなただけの授業は本当に楽しいばかりの毎日でした。

プライベートは本当に明かさないあなただけど、ふとした時に別の子たちから聞いたあなたの話の中に、離婚したり、子どもがいることを聞いては、何度落ち込むことを繰り返したのでしょう。
あの休みの日は、面会権を得たお子さんの運動会に行ってたんだろうな。もうすぐクリスマスだから、誰かのサンタさんになるのかな。もしかしたらもう新しい奥さんいるのかな。考えていたら、どんどんもやもやしてしまうのです。

それでも、ふとした時の頼もしさ、声のようなやわらかく包み込んでくれること。日に日に想いが募っていき、どうしたらいいかわからなくなってしまいました。

ある日のあなたの授業でのプレゼン。変な方向に意気込んでしまった男子学生から、質疑応答という時間の「お前らのやってる事は何の意味も無い」と言われ、落ち込んであなたに
「先生、ちゃんとした内容じゃなかったのかもしれません。せっかく時間をくださったのに、ごめんなさい。」
と謝りに行った時、
「僕楽しかったよ!大丈夫、本当の目的は、ちゃんと押さえてたし、新鮮だったよ。それよりも英語喋れるの!?びっくりしたよ〜」
と呑気なようでやわらかいあなたに、泣きそうになりました。

今週で授業は全て終わり。あなたの声が聴ける時間の終わり。関われることも終わり。
ただ今寂しくて、どうしたらいいかなあと思いながら、この曲を聴いています。

成人を超えていてもやはり、先生と生徒ではどうにもならないのでしょうか。教えて、ねえ先生。

☢︎ 相対性理論
〖 地獄先生 〗

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✑ ぴえん通り越してぱおん さん
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クラスで唯一、私とあなただけが手を挙げた「グリーンピースが嫌い」、LINEも知らないのにペアルックみたいになったお互いの服装、色の似ているニューバランスのスニーカー、差し入れがお互い偶然グミだったこと

5つ歳の違うあなた
いつもアースミュージック アンド エコロジーを着た女の子たちに囲まれているあなた
いつまでも腹の中がわからないあなた

☢︎ アイビーカラー
〖 雨 〗

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✑ MONE さん
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春、あなたと出会って
初夏、あなたと会う毎日が楽しくなって
真夏、あなたに会えない時間がつらくて
秋、あなたに再会できたことがうれしくて
冬、あなたと一緒に過ごせる時間が
終わりを迎えようとしている。

手を伸ばせば触れられそうな近い距離で話したり、笑いあったりするあなた。
まとう空気の柔らかさ、ずっと聴いていたい優しい声。だけどつらい時は私を守ってくれる、男らしさ。
誰にも人気で、隣にいる可愛い女の子たちをうらやましく思うばかりの私。

好きだと言えないまま終わりそうなこの恋にぴったりなこの歌。きっとこの気持ちは気付かれているんだろうなあと思いながらも、変わらず優しいあなた。
来週で最後、さみしい、大好き。
さよなら、君の声を抱いて歩いていく。

☢︎ スピッツ
〖 楓 〗

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