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メンバー募集について

明けましておめでとうございます。
とがるのナカニシです。
年末の混沌とした最中に書き記したため、駄文長文はご容赦ください。

2024年は、とがる史上最も重要な闘いから火蓋を切ろうと思っている。
これまで4年近くソロプロジェクトとして活動を続けておりましたが、この度正規メンバーを募集させていただくことになりました。

まるごと詳しい事の流れやその覚悟については、あなたと私が会うことになったら是非話したいと思うが、ここではなぜメンバー募集に至ったかについて記述していこうと思う。

まず、簡単に略歴から話します。
とがるは私ナカニシが大学時分の2019年3月に、Gt.石井、Ba.加藤、Dr.渡辺で結成された4ピースバンドです。
その後、進学や就職によりそれぞれが別の道を選択し、私一人が残されたわけですが、心が折れることも無ければ、音楽を辞めるなんて毛頭思わなかった。
むしろ私の内側で燃える炎は火力を増していた。

そもそもこれまでの歴史を遡ると、とがるを結成した時点で断腸の思いなど通り越して、もう四肢はもげて何もかもが四散するほどの苦悩の上で、結成の道を辿っていた。
長文不可避且つ、個人的な歴史に接近する内容のため省略するが、とにかくとてつもない道のりを辿っていた。

その後、音楽活動を基軸とした人生を選び取った結果、自分の目標や夢を神棚に置いて祈り続ける限りは、特定の誰かの力を信じたり、譲ったり、守ったりすることが難しくなっていた。
生活の一部としての音楽も大変美しいが、私にとっての音楽は命そのものであり、生きるも死ぬも音楽に捧げたも同然だったから。
ただし、それはあくまで私個人の弱さの話であり、今までサポートしていただいていた方々には心から感謝をしている。
精一杯にやってくれていた。ありがとう。

だが、活動を続ける道中で、やはり私が愛するものは、形式上の"バンドサウンド"ではなく、純然たる組織としての"バンド"であり、本来の理想とは矛盾した状況であることも理解していた。
何かと新しい名前を付けたり、その事実から目を背けようと思っていたが、やはり決心がつかない弱い人間である自分が常に拮抗していた。
かなり生き物として矛盾していた。

そういった個人的な心境を抱えながら、バンドとしても対外的な問題というか、壁のようなものを感じており、自らで死闘を突きつけるように始めたのが12ヶ月連続企画"GUITAR"だった。

こちらも詳しい話は個人的な部分に接近するため省略するが、かなりとてつもない道のりだった。
例えば、アルバム制作の最中に指を骨折して活動が止まりかけるとか。

だが、とてつもない痛みの分だけ、とてつもないストーリーもあった。
あまりにも研ぎ澄まされたストーリーが、私自身が抱えていたトラウマティックな部分や不信していたものを変えていった。

変わりゆくことをやけくそとするのか、前進とするのか、それは分からない。やってみない限り、分からない。

ただ一つ明確に、等しく決められていることは分かっている。
人はいつか死ぬ、そして何もかもが無くなる。
あなたはあなたのために生きる。
私は私のために生きる。
それが時おり交差する。
それがロックバンドなのである。

十分に削り、研ぎ澄まされた現在の自分に必要な闘いは、たとえ無駄であっても、間違っていたとしても、生きているうちに見えている理想やビジョンを徹底的に追求して生きることだ。

コスパとか、生産性とか、分かりやすさなどどうでもいい。
青春の延長戦をするわけでもない。
ただシンプルに、体は日々朽ちていくとしても、命は研磨し続けていたいだけなんだ。
そのためなら何を失っても構わないという覚悟ができた。

結論、それがやはり私にとっては、ロックバンドであると12ヶ月かけて十分に理解したのだ。
生かすか殺すかはやってみないと分からない。
もうどちらでも構わない。
ただ理想を追求していきたい。

もし私と同じ理想があって、同じ覚悟ができそうだったら、是非とも連絡してほしいです。
よろしくお願い致します。

ナカニシ

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