変わった素材を使っているブランド～New Jewerly TOKYO 2022～
私の独断と偏見に満ちた視点で紹介シリーズです🌟
写真は全て、New Jewelry TOKYO 2022のブランド紹介ページと公式サイトよりお借りしています。
今回はちょっと視点を変えて、変わった素材をジュエリー・アクセサリーに仕立てているブランドさんを紹介します。
数が少ないので、さらっと読んでいただけると思います🙌
▼1F_Atrium&Gallery アトリウム & ギャラリー
yoheinoguchi/ヨウヘイノグチ
一点一点手作りで北欧サーミ族の伝統的なアクセサリーを製作。
トナカイの革、角、ピューターワイヤー（錫糸）を使用しており、その材料は全てスウェーデンから輸入しています。
経年変化によりピューターワイヤーは酸化し少しくすんだ色味になっていきますが、柔らかいワイヤーの表面が潰れてくることで、その部分に輝きが生まれます。
また、トナカイのレザーはキメが細かくしっとりとした手触りで非常に柔らかいため、長年着用していると手の油分で色が濃くなっていき、腕に馴染み自分だけの形になっていきます。使う人の生活に合わせて、アクセサリーがその人特有の味を生み出し、その人だけの価値あるものに変化していく、その美しさを取っていただいた皆様に味わっていただけたらと思っております。
サーミ族もピューターワイヤーも初めて聞き、調べてみました✨
サーミ族とは、ラップランドとよばれる、北欧スカンジナビア半島の最北部、北緯66度33分の北極線より北の北極圏中心（ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧三国とロシアの四ケ国）に住んでいるトナカイ遊牧民。
ドゥオッチとは、サーミ人が作る手工芸品のこと。機能的、実際的なデザインの、日常に使えるようなものが多いんです。
彼らにとっての『富の象徴』である、ピューターを編み込んだ装飾的に用いたブレスレット。
ピューターワイヤーは錫(スズ)96%、シルバー4％の合金。糸が芯になっていて、その糸にワイヤーが巻き付けてある構造なので編んだデザインになるみたいですね◎
錫は金属アレルギーを引き起こす可能性の高い金属ですが革の上にあしらわれていますし、リングやピアスはピューターワイヤーから型取り、鋳造してシルバーで製作されているので、安心して使うことができます☺️
最近アクセサリーを着ける部位として手首が空いているなあ、と思っているのでドゥオッチがとっても気になります👀✨
伝統的なアクセサリーは民族色が強くて普段使いにするには難しいものが多いですが、モダンなデザインなので気軽にファッションに取り入れやすく、お洒落の格上げをしてくれそうです🫰💕
▼2F_Esplande エスプラナード
FUJISHIMA JEWELRY/フジシマ ジュエリー
FUJISHIMA JEWELRYでは直線美や曲線美をジュエリーで具現化。彫金技法を活用し全て手作業でシンプルかつ『凛』とした雰囲気を味わっていただけるジュエリーを提案します。
タンタルという金属を使用しているブランドさんです。
HPに書かれているタンタルの説明をまとめると👇
変色のしない金属：生活環境の中では変色せず、海や温泉、アルコール等も問題ない。他金属のように磨きクロス等でメンテナンスする必要のない金属。
アレルギーフリー：医療系で使われることが多く、アレルギーが発症した事例はない。
高級感のある程よい重さ：タンタルの比重は16.65g。金より重く、プラチナより軽い。
硬度が高く傷が付きづらい：硬度はプラチナや金より硬く傷が付きづらい。プラチナや金より硬いため、傷は浅く長く使用できる。
希少性が高い：宇宙空間で2番目に少ない元素。
純金属の中で最も黒い：削っても黒い素材。めっきと違い剥がれ落ちる心配がなく、半永久的に保たれる。
アレルギーフリーで変色や傷がつきにくいためお手入れも楽…夢のような金属ですね🪙
黒いそうですが写真で見るとシルバーっぽく見えるので、実物を見てみたいです👀✨
▼3F_Foyer ホワイエ
KISSO/キッソオ
色鮮やかでわくわくする
｢世界にひとつ」が見つかるアクセサリーブランド
キッソではなく、キッソオです💡
福井県鯖江市を拠点に、"セルロースアセテート"というコットンを主原料とした天然素材由来のバイオマスな材料を使用してアクセサリーを製作されています。
鯖江、と聞いて閃いた人もいらっしゃるのではないでしょうか？
そうです！鯖江＝眼鏡の産地、です！！！！！！！
眼鏡の素材であるセルロースアセテートを使って、アクセサリーを製作されているんです～👓
知ってからアイテムを見ると「あ～！確かに！っぽい！！」となります😲💡
オンラインショップはカラー別のカテゴリーがあるぐらい、色へのこだわりが感じられます❤️💜🖤💛🧡🤍💚💙🤎
コンセプト通り見ていてワクワクするアイテムばかり✨
”セルロースアセテート”は「同じ色・柄は2つと出ない天然石のような表情」を持つそうで、ぜひ自分だけのカラーをNew Jewelry TOKYO 2022で探してみてくださいっ！
susui/シュサイ
コンセプトは、「繋がり」。
人との繋がりにより、幾通りもの可能性がカタチになり人生を豊かにする。
そしてブランド名『susui (シュスイ)』の根源である「水」のように無為自然に生き、自由で流動的に変化し続けていきたい。
そんなインスピレーションから、いつの時代にも身に付ける人に溶け込むような、洗練されたジュエリーを提案します。
キッソオさんと同じくセルロースアセテートを使ったブランドさんです◎
カラフルではありますが控えめなカラーが多く、大人っぽい印象✨
樹脂素材となるとポップなイメージがありますが、大人っぽく楽しみたい！という方にはおすすめです☺
セルロースアセテートだけでなくK10を使ったジュエリーも製作されており、New Jewelry TOKYO 2022では来年発売予定の新作を初お披露目するそうです👏✨
会期中に新作をオーダーした方は10％オフで購入可能だそうで、ジュエリーもアクセサリーも好き！デザインが好み！な方はぜひチェックしてみてください👀💕
▼3F_Hall ホール
BLISS&HILL Jewelry/ブリス アンド ヒル ジュエリー
颯爽と、生きる。現代の女性のためのジュエリー。
仕事に、恋に、夢に。毎日、全力疾走。充実は……たぶんしている。でもほんとうはちょっとだけ、なにかに元気をもらいたいときもある。
BLISS&HILLでは、そんな忙しい現代を生きる女性のための「見て、身につけて自信と勇気がわいてくる」ジュエリーをお届けするブランドです。
キラキラな「THE ジュエリー」な世界観がたまらないブランドさん👑💍✨
でもこのキラキラな石、ダイヤモンドではないんです…モアナサイトという人工的に作られたもの💎
モアナサイトは、宇宙からの隕石の中から発見された鉱物で、天然にはほとんど存在せず、気まぐれな宇宙からの贈り物としてときおり地球に現れるだけの存在でした。
アメリカのCHARLES&COLVARD社が、モアサナイトの輝きに魅了されて人工的に作り出すことを思い立ち、1998年、長年の研究が実を結び、ジュエリーとして販売されるようになりました。
モアナサイトの特性は何と言っても、その輝き！
宝石の輝きを作り出す「光の屈折率」と「光の分散」の二つの要素いずれも、ダイヤモンドを超えています✨
硬度や耐久性も非常に高く、油脂をつけにくいなどアクセサリーとしてとても優れた性質を持っています◎
素材としての素晴らしさや輝きはもちろん、宝飾の世界の背後に隠れる諸問題から解放された次世代のエシカルファインジュエラーとも言われているそうです！
ダイヤモンドを超える輝き、ブースで直接見てみてください☺
いかがでしたでしょうか？
書いている内に「さらっと読める」ボリュームじゃなくなってしまいました😂
デザインやコンセプトだけでなく素材にこだわって製作されているブランドさんもたくさんあるんだ！と、とても勉強になりました✨
普通じゃつまらない、アクセサリー・ジュエリーはたくさん持っていて変化が欲しい、なんて方はぜひチェックしてみてください◎
ではでは、明日以降も可能な限りご紹介していきたいと思います🙌❤️🔥🙌
読んでくださり、ありがとうございました！
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