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【NOCAPMATE Vol.01】を振り返る - TAMIW編 -

まず最初に言っておきたいことがありまして。
TAMIWは、僕にとってヒーローみたいなバンドなんですよね。マジ好き。
好きすぎて終演後にお話するのがはばかられる時期すらあった。それくらい僕にとってTAMIWはヒーローなんですよね。超~カッコイイ。

Vo.&Prog. TamiKeem

ヴォーカルのTAMIさんと知り合ったのは2017年とかですね。まだTAMIWが出来上がる前、神戸のBappleっていうスタジオでテクノのDJを聴いて踊ってたMuscle Soulの田口君と偶然再会したときだった。
「名古屋でしょ?なんでこんなとこいるの?」って訊いたら田口君が、「俺、この人とバンドやるんだよ」って紹介してくれたのがTAMIさん。田口君のこと天才って僕は思ってたから、迷わずそのバンドを応援しようと思った。

で、確かART HOUSEにMuscle SoulとTAMIWの2マンを観に行ったのが最初だったかな。めちゃくちゃ最高すぎて、アルバムずっと聴いてたと思う。
開演前編でも書いたけど、僕は当時から「shapes of water」が大好きだった。「Happy Ending」をライヴで聴いたときの重低音も、「Protest You」の溶けるような音色も勿論大好き。1stの「flower vases」、大名盤なので是非聴いてね。
ライヴもめちゃくちゃ通ってたわけではないけど、色んな時期のTAMIWを観てたと思う。体制や音楽性が何度変わろうとも、食らわなかったTAMIWのライヴは1回も無かった。それってめちゃくちゃすごいことじゃんね。本企画のオファーのためにTAMIさんとカワベさんの2人と飲みに行ったとき、「言っときますけど普通にファンですからね?」って言いまくってたと思う、知らんけど。

Gt. mani(河部翔)

そんな大名盤を超える大名盤「Fight for Innocence」のオープニングを飾る「intro」が流れた。
そこからの「Fight for XX」「Dawn Down」の流れはもう僕からしたらおなじみなんだけど、毎度毎度違った発見がそこにある。なぜならTAMIWのライヴはバンドとしての「生き物性」を最大限に押し出したバンドだから。毎回毎回アレンジの異なる「生きた」楽曲たちに、DJとしての役目を終えて後は楽しむだけの僕は終始食らいまくりだった。
TAMIW半端無いってもぉ~~~!!あんなバチバチのライヴできんやん普通!!言っといてやできるんやったら~~~!!!!!!

普段あんまりMCで喋らないTAMIさんが僕との出会いを語ってくれたの嬉しかったな。あと個人的に公式古参認定してくれたのと、TAMIさんが「実はL'Arc~en~Cielのheavenly期の写真集持ってる」っていうヴィジュアル系ネタ(要審議)を用意してくれてたのもめちゃくちゃ良かった。僕がDJでLarva流したの意識してくれてたとしたらほんまもんのNOCAPMATEですね。

Tamiさんは「ディーヴァ」と言って差し支えないほどの歌唱力と表現力を持ってる。ダークなバイブスもハッピーなバイブスもサラッと作り上げられる天才だと思います。何よりTAMIWは音に身を任せて揺れるだけでずっと気持ち良い。
TAMIWのライヴ時間はあっという間だった。「次で最後です」と言われて流れた「Protest You」は個人的にもとても思い入れの強い曲で、思わず目に涙が溢れそうだった(ギリ耐えた)。
終わってから時計を見るとビビるくらい時間巻いてて(8分くらいかな)、あまりのTAMIWのライヴの良さに「ワンモア~~~!!!」って叫んでた。主催者権限でゴネました。トリでもないのにアンコあるバンド、それがTAMIW(勝手にワンモアしたの僕やけど)

Dr. BON-SAN

ちょっとトラブったりしてるのを観て、主催者ってあんまり土壇場でワガママ言っちゃダメなんだなと学びました。ほんとすみません笑
アンコールは僕の大好きな「PurePsychoGirl」。全員がBON-SANの大暴れするドラムに沸き立ってた景色、本当に自分が観たいものだったのでめちゃくちゃ嬉しくて、めっちゃ自慢気な気持ちになってました。
「な?TAMIWめっちゃカッコ良いっしょ?」

Support Ba. NAWOYA

ちなみに今回、NOCAPMATE Vol.01のダイジェスト映像(見た?)のBGMにドラムBON-SAN自作のビートを起用しまして。これもまただいぶ急なお話だったんですが、快くOKしてくださいました。映像のRimiさんもTAMIWが繋げてくれた縁なんです。なのでこの映像、TAMIWが企画に参加してないと絶対にできないものだったんですよね。それを含めて見直してみてもいいかもしれません。ほんとにこれ、超最高クオリティだよね。

TAMIWが最高すぎて、KVGGLVのライヴまでの転換時間何やってたかほとんど覚えてません。ちょっとしたウラ話があるのですが、それは次の記事に書こうかな。TAMIWに食らった皆さん、お近くにTAMIWがライヴの際には是非とも足を運んでみてください。ライヴの数だけ食らいます。マジで。

P.S.
これ書いてるときに発表されたんですが、3rdアルバム「Fight for Innocence」のリリース1周年でリミックスアルバム「REINTERPRETED WORKS VOL.2」がリリースされたっぽいですね。yahyel、AAAMYYY、鋭児あたりの耳ざとい皆さまならわかるであろう激ヤバメンツのリミックスが聴けるので、興味のある方は是非聴いてみてください!!

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