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「 少年と男性、マーク 」NCT マーク インタビュー / BAZAAR 2022.10.21

あどけない少年と成熟した男性。二つの境界を自由に行き来する、今ありのままのマーク。

コーデュロイコーチのジャケットは20万ウォン台で、ニットベストは60万ウォン台、刺繍飾りのパンツは30万ウォン台、レースアップブーツは価格未定。全てPolo Ralph Lauren.

Q. 生涯初めての単独カバー撮影を終えた感想はいかがでしょうか?

A. 撮影スケジュールが決まった時からワクワクしてたんです。昨日ヘチャニ、ドヨンイヒョンがスケジュール終わって一緒にお酒を飲もうと言ってきたんですよ。だけどこう言いました。「明日撮影がある。ごめん。」と。特別に見えていないかもしれないけど、自分なりにはそれくらいしっかり意気込んでいました。(笑)モニタリングしたのですが、自分じゃない他の誰かのようでした。ヨーロッパの学生みたいな感じ?ヘアスタイルがいつもと違って"ワンカン"(オールバック)だったりもしました。そのおかげで新しい自分を見たようです。今日の天気も、雰囲気も、撮影もみんな良い記憶として残りそうです。

チェックコートは190万ウォン台、シャツは20万ウォン台、フラワープリントネクタイは価格未定。全てPolo Ralph Lauren.

Q. インタビューが終わったらすぐ練習室に行くと聞きました。ファンの言う通り、"練習の虫"なんですね。

A. 実は最近は、練習よりスケジュールをこなすことが多くなってはいるものの、マインドは以前と同じです。性格のような気もします。最近、実の兄が「あの時のお前には本当に呆れてた」と、からかってきました。カナダで学校に通っている時だったのですが、僕が簡単な歴史の授業課題を何時間もうんうん言いながら取り掛かっていたみたいです。小学生がですよ。(笑)それが僕みたいです。欲と言えば欲なのかもしれませんが、僕が任された仕事で、やらなければならないことなら適当にはできません。僕の名前がかかった仕事じゃないですか。ちゃんとやりたいです。

キルティンボマージャケットは20万ウォン台、ブリントシャツは20万ウォン台、インナーTシャツは10万ウォン台、パンツは19万ウォン台、ボールキャップは7万ウォン台、レースアップブーツは価格未定。全てPolo Ralph Lauren.

Q. NCT127の今回のアルバム〈疾走(2 Baddies)〉が初動販売量だけで154万枚を超えました。SMエンターテイメント史上未だない記録だそうですね。

A. 実は、今までのどの時よりメンバーたち皆心を一つにして一生懸命準備したんです。成果が出て胸がいっぱいだったりする反面、ほっとした気持ちもあります。何より"シズニ"に感謝しています。

ストライプシャツは20万ウォン台、アーガイル柄のニットベストは10万ウォン台、パンツ30万ウォン台、ネクタイは18万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. 話さなくてもメンバーたちと気持ちが一つだと感じられるのでしょうか?

A. 当たり前にそうです。ステージ一つひとつを全部一緒に作るので、それぞれの集中度とエナジーがそのまま伝わってくるんです。例えば、10人が集まってその中の2人だけが会話をしていたとしても残り8人が聞いているのか、聞いていないのかわかるじゃないですか。そんな感じです。ただ感じるんです。お互いにそれを分かっているだけに、しっかりやろうとしていたんだと思います。久しぶりのカムバックでもあるし、僕たちみんな〈疾走(2 Baddies)〉という歌をとても気に入ってるんです。3拍子がピッタリ合っているということです。毎回うまくやりたいのが僕たちなんですが、今回は特にもっとそうでした。僕は、自分たちが本当にかっこいいと思っています。時が経つほど、NCTとしてのプライドが大きくなります。

ロゴフードTシャツは30万ウォン台、パンツは40万ウォン台、ビーニーは8万ウォン台、ベルトは13万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. "疾走"は、ポルシェ911のように夢に向かって疾走する若者たちの情熱がスピード感として身に沁みる曲です。デビュー後、現在までずっと走ってきたNCTのように。NCTがずっと走り続けられる原動力は何なんでしょうか?

A. 結局はメンバーたちのエナジーだと思います。メンバーを通して気づきました。僕たちはメンバーも多様で多いですから。それだけそれぞれの欲も強くて、それぞれが与える刺激も多様なんです。それでこうしてずっと走ってこれているみたいです。健康な競争心ですね。

ロゴフードTシャツは30万ウォン台、パンツは40万ウォン台、ビーニーは8万ウォン台、ベルトは13万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. デビュー7年目という事実に少し驚きました。会社員でいうと課長級の年次ですからね。マークも普通の課長がそうであるように、仕事の量より質に対して悩んだりしますか?たまにはマンネリを感じるのでしょうか?

A. 正確に!ですが、実際7年目といっても今この時点、いや、全ての地点が僕にとっては初めてのことじゃないですか。だから、こうだろうな、と思って何かを軽々しく決めたくありません。何が量で何が質なのかも、結局経験してみないとわからないことです。実際何かをマスターしたという感じはありません。その感じはこれからもわからないでいたいです。何かをマスターしたら、情熱がしぼんでいくだけのような気がします。僕は長くやりたいんです。長くやることが結局勝利だと思います。だからと言って、大切なものを惜しみながら、バランスを調整したくありません。継続して徐々に成長していきたいです。

ベルベットジャケットは50万ウォン台、タートルネックは20万ウォン台、パンツは30万ウォン台、チェルシーブーツは価格未定、全てPolo Ralph Lauren.

Q. "デビュー1年が過ぎて、もう舞台の下の世界に対して学びはじめている"とお話しされたことがありました。最近はどうでしょうか?どんな世界を学んでいるのでしょうか?

A. とても多すぎるのですが…最近になっていまさら感じたのは、自分自身を愛さなければならないということです。それが人生で一番重要なことだと思います。

スエードジャケットは140万ウォン台、ベアアイル柄スエードは60万ウォン台、インナーシャツは価格未定、パンツは30万ウォン台、ベルトは13万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. マークはこれまで、自分に厳しかったのでしょうか?

A. 愛しつつも、厳しくもあったと思います。それより僕はそもそもその問題に対して深く悩んだことがなかったんだと思います。自分に対して深く掘り起こしてみようとして、気づきました。ある意味で、僕は僕に対して、僕が誰なのかについて知る時期を少し逃してしまったということに。幼い頃に練習生になって、韓国に来てただ練習ばかりしていましたから。こうしてデビューしてある瞬間、後になって壁にぶつかったみたいです。

ストライプシャツは20万ウォン台、ユーティリティベストは40万ウォン台、パンツは40万ウォン台、ネクタイは価格未定、ポロベアビーニーは8万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. 歌詞を直接書くアーティストは、今の本人の悩みと考えを曲に込めることができて、特別じゃないですか。少し前に発表したソロ曲"Child"に、そんな悩みが込められていますか?

A. "Child"が一番正直でした。まだ正確に"自分が何者なのか"という全体像を悟ることはできていないと思っています。そんな自分の状況を誇張して正直に込めた曲です。

ロングコートは360万ウォン台、ロゴラグビーシャツは価格未定、インナーシャツは10万ウォン台、トラックパンツは30万ウォン台、ショートブーツは価格未定、全てPolo Ralph Lauren.

Q. 2017年〈バザール〉とのインタビューが思い出されますが、その当時メンバーたちが"マークがこの頃ヒョン(兄)たちにポッポ(チュー)をしてくれない。思春期だ。"とおっしゃっていました。さっきお話しされた壁にぶつかった時期がこの時だったのでしょうか?

A. ある意味その時だったのかもしれないし、違うかもしれないです。確実なのは、ヒョンたちは目の前の僕が変わっていって、進化しているということを僕よりもっと早く見抜いていたということです。何せ幼い時から僕を見ていましたから。ヒョンたちにポッポしてたことは、実は僕も覚えています。(笑)よくよく考えてみると、そんなに幼い歳でもないじゃないじゃないですか?中学生でしたから。人によって違いますが、その時の僕は完全に子供でした。

ロゴフードTシャツは30万ウォン台、パンツは40万ウォン台、ビーニーは8万ウォン台、ベルトは13万ウォン台、レースアップブーツは価格未定、全てPolo Ralph Lauren.

Q. もう5年前じゃないですか。今は思春期を経て大人になったと思いますか?

A. その時よりかは自分に対してよくわかるようになりましたが、まだ大人ではない気がします。子供は子供ですが、少し曖昧な位置にかかってますね。(笑)

フランネルシャツは20万ウォン台、Tシャツは10万ウォン台、パッチワークデニムパンツは20万ウォン台、ポロベアビーニーは8万ウォン台、ベルトは13万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. ミックステープは昨日出たんですか?(笑)以前あるインタビューで、ミックステープを出すと会社に言いたいとおっしゃっていましたね。

A. うっ、気に入らない回答ですね。会社に知らせることもできないのに。(笑)ただかっこよく見せようとそう話したみたいです。今もまだ社会を知らないのに。今はミックステープを出すなら、自分に対して書くと思います。まもなくして通り過ぎていく、とてもささいな感情だったとしても。今も、その時その時の歌詞に対してのアイデアをメモ帳に書き留めています。ですが、後になって振り返って見ると大したことじゃないんです。もともとそうだったみたいですね。

ストライプシャツは20万ウォン台、アーガイルニットベストは10万ウォン台、パンツは30万ウォン台、ネクタイは18万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. 最近マークのスマホのギャラリーにはどんな写真が入っていますか?

A. 今探してみます。あ、セルカですね。(笑)セルカの次は空ですね。僕が空の写真取るのが好きなんです。

フランネルシャツは20万ウォン台、Tシャツは10万ウォン台、デニムパンツは20万ウォン台、ブーツは価格未定、全てPolo Ralph Lauren.

Q. 心に余裕のある人だけが空を見上げることができるってよく言うじゃないですか。(笑)

A. そうなんですか?僕も、もともとはそうじゃなかったのですが、ある瞬間から空が目に入ってきたんですよ。今日の空ご覧になりました?すごく綺麗でしたよ。

ストライプシャツは20万ウォン台、アーガイル柄のニットベストは10万ウォン台、パンツは30万ウォン台、ネクタイは18万ウォン台、全てPolo Ralph Lauren.

Q. 今日のインタビューでも感じたことなんですが、マークが言葉をきれいに話すので、"訂正話法"という用語ができたんですよね?実は、言葉をきれいに使うことが、案外人生で多くの部分を左右すると思ってるんです。きれいに話す秘訣を一つ教えてくれますか?

A. 痛くても苦い言葉を言わなければいけない時もあるじゃないですか。むしろ僕は、そういう言葉をうまく言えないのが問題だったりもします。きれいに話す秘訣は…ただ本人に対して話す言葉だと思えば簡単だと思います。僕が聞く言葉なら、そんな荒い言葉は出てこないんじゃないですかね?

コーデュロイコーチジャケットは30万ウォン台、シャツは20万ウォン台、ニットベストは60万ウォン台、刺繍飾りのパンツは30万ウォン台、レースアップブーツは価格未定、全てPolo Ralph Lauren.

Q. さっきお話しされた通り、幼い歳でデビューして、今は"自分"に対して知っていっていると。厳しい芸能界の生活で揺れ動くたびに、自分を持ち堪える中心には何があるんでしょうか?

A. 僕に対する信頼です。生きていて揺れる時も、結局は僕が僕を掴んでいてあげることだと思います。そしてメンバーたち。メンバーがいたからここまで来れたことは確かです。最後に、わかりきっている話だとも思えるかもしれませんが、本心から"シズニ"です。そもそもファンの方たちがいてこそ僕らがいて、僕がいるんですよ。

Q. 少し前、海外通信とのインタビューで夢に対してお話しされていたことが印象深かったです。夢がないことはエンジンがない車のようだと。今も僕たちの人生には夢が大きな部分を占めていると。NCTとしてデビューして、マークの最初の夢は叶ったと思うのですが。今のマークが描いている2番目の夢は何でしょうか?

A. デビューの夢は叶ったので、今は歌手としてもっと多くのことを成し遂げていかないとです。チームとしても個人としてもです。さっきもお話ししたように、僕は究極的に歌手を長くやりたいんです。そのために僕だけのことをしなければならないと思っています。僕だけの音楽、僕だけの舞台を作らないとです。それらを最大限健全な方法でやっていくこと。もしかするとそれが僕の夢かもしれないですね。


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