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異世界賢者の排泄物を咀嚼せよ

賢者はゴミを漁っている

自分が生きている世界においてどうしても理解されない賢者が存在する。現存しているけど、いにしえの賢者のようなたたずまい。生まれてくる時代間違えたかな。今ってSNSがあるよね。

そんな賢者がゴミを漁った後に垂れ流している排泄物には、希少価値の高い栄養素が含まれている。
異世界の賢者は今でこそ淡々と垂れ流しているが、一足飛びでこの境地に辿り着いたのではないことを忘れてはいけない。いくらお金を積んでも真似できない経験、思考をその異世界の賢者は、いつもnote、Twitter、YouTube、TicTokで無料で、しかも日本語で垂れ流してくれている。

毒を以て毒を制す

あまりにも精神が病んでしまったとき、もちろん無自覚症状の時にも、不味いとか副作用がどうこうとか言ってる場合ではなく、とにかく目を瞑って鼻をつまんで口いっぱいに頬張って流し込みたくなる時がある。自分でも気がつかなかった心の闇よりもさらにドス黒い闇に堕ちてみる。もしかしたら、少しは自分の心の闇の濃さが薄まるのではないか。闇=毒のように思えるが、排泄物も毒だとしたら良薬は口に苦し。
まあ、だいたい毒だけど。

スラム国家構想を練る男

異世界の賢者は、よりよい国家を築くため(民が仲良くなる儀礼を提唱しようとしているあたり)独り言のように淡々と垂れ流している。排泄物を咀嚼できる民のために。消化吸収できた民のみが上級国民になれるのだ。エデン的な土地に密入国できても不法滞在者は、排除もしくは淘汰される。排泄物を喜んで咀嚼するか、吐き出すかマズイと言いながら飲み込むか自分で選べばいい。人によって味覚は様々だけど、心の筋トレに最適な完全食であることは間違いない。食品サンプルのように盛り付けは整っていないし、腹を下すのは避けられない。しかし勇気をもって口にした者は、突然変異で妖怪になれたり人間になれたり動物性を取り戻せるかもしれない。

食わず嫌いよくない

ひとつ言えることは、食わず嫌いはよくない。変化を遂げても遂げなくてもそれが、自分で選んだ自分。
どっちでもいい。

人間は死ぬまでが過渡期なんだぜ。

覚えておくといい。


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