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18、ピークタイム。

5/26 礼賛ワンマンツアー2024 PEAKTIME
@Zepp Shinjuku


セミファイナル、舞台は歌舞伎町。モエシャンを掲げて登場するサーヤさんから始まった。
もちろん全編通して最高だった。礼賛を生で見たのが初めてだったんだけど、サーヤさんの歌は音源でも最高なのに音源で聴くよりも何倍も良くて、バンドメンバーもファンも全員がずっと楽しそうで、来てよかったなあ!と心の底から思えるライブだった。最高にピークタイムだった。
こんなにレアカードが揃った、完成されたバンドだからこそそれに頼らず、芸人としてではなくてアーティストとして、自分の力で大きくなりたいと話していたサーヤさん。めちゃくちゃかっこよかった。強くて美しい人だ。

とにかく礼賛とサーヤさんをもっと好きになるライブだった。


ここから先はライブの感想というより、ライブのあと私の頭をぐるぐるしていた色々です。悪しからず。


人生のピークタイムはいつだろう?

私は今までの人生で、「今よりあの時の方が良かったな」と思ったことはほとんどない。それは別に常に最高なのではなくて、その瞬間は何も思わなかったけど振り返ったらこの時はピークではないなあー、みたいな感じ。たとえば受験期なんかはピークなわけがなかった。逆にいうと、部活してる時とかは明らかにピークだった。
どちらもその時にはそんなこと考えもしなかったけど。

自分にとって今年がどんな年か、この時期がどんな時期かなんて、生きているまさにその瞬間にはわからない。今、私もピークタイムを更新し続けているかもしれないし、もっと大きなピークがこの先訪れる可能性も十分にある。でもそれは過ぎ去ってみないとわからないことなのである。
その瞬間は、その瞬間を噛み締めるのに必死だから。いちいち評価している暇なんてない。
問題を解いている時は、これが何点になるかなんて計算しても仕方ない。解答用紙を提出するまで、採点はできないのだ。


たぶん大事なのは、自分のピークを決めないことなのだと思う。
正直常に「今がピーク!」と思い続けるのは私には無理。息継ぎが必要。だからこそ、ピークを決めてしまったら、それ以外の瞬間がピークではなくなってしまう。
振り返った時、「あの時もピークだったな」と思えたら大成功じゃないか。


背伸びも欠伸もして良い。そこがピークだって、別に良いのだ。最高を更新すれば良い。決めつけないで人生のピーク。刻み続けたい不変のビート。
あ、ごめんなさいこれ普通に歌詞です。

私は今18歳。大学1年生。正直ピークだ。だけど、これから落ちていくだけとは到底思えない。
更新していこう、ピークタイム。

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