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日々綴り - essay -

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#赤字

赤字の思い出

原稿のやり取りの際に入れられる修正を「赤字」と呼ぶ。 致命的なミス 今は書く側で、チェックしていただく立場だけれど、 振り返るとまだ、著者の方々やライターのみなさんの原稿をチェックしていた期間のほうが長いと思われる。 あれはわたしが30歳くらいの頃だったか、 携帯に毎日メールが届く形式の読み物(というかノウハウ的なもの)の制作進行を担当していた。 そのサービスはもともと書籍からの抜粋が主だったが、規模が拡大するにつれ、サービスに合わせ執筆してくださる方も出てきた。