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しあわせに生きて、しあわせに死ぬまで

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#カウンセリング

「助けて」が届かない世界で

少し前に読んだ本。 この本には2人のモデル患者さんが出てくる。わたしは特に1人目の男性のエピソードを、「うわー、あるわ。こういうの。めっちゃあるわ」と、しこたまうなずきながら読んでいた。 この男性は、ざっくり言うと、「なんで自分が心療内科になんか来なあかんねん」と思っている。さらに「カウンセリングなんか受けて意味あるんか。俺の悩みが解決すんのか。あーん?」ってなってる。 こういう人はめちゃ多いと思う。 わたしのまわりでも、「夫に心療内科に行ってほしいんですが、『俺はう

「お前がわるい」vs「自分はわるくない」

なにかを「やめる」のってむずかしい。 だって人は、基本的に、同じことを続けていくほうがらくな生き物だと思うから。 やめる、は「変化」だ。変化したあとに自分がどうなるかの確証もない中で、不安に思わない人はそうそういないんじゃないかな。 大きく何かを動かす時、ものすごくたくさんのパワーが必要になる。 それだけたくさんの力を持って向き合わないと「やめられない」ものがある。そういうことを、最近ひしひしと感じている。 コンサルタント、という職業?があるよね。 職業っていっていいの