2022/04/02 "音楽"と"場所"と"これ"について

右の皿、左の皿、天秤のイメージはもう10年以上頭の中にあり続ける。それは私がてんびん座である事と関係があるのだろうか。

これを読んでいるあなた、最近どんな音楽を聴いていますでしょうか。
音楽を聴くとはどのような行為なのだろうか。何のために。問いかける、だけである、続きはない。無責任に。


プレイリストを作るのを久しぶりにやっていこうと思って作りました。
是非追加してもらえたらと思います。今年いっぱいくらいはちゃんと毎月更新していくと思うので勝手に曲が追加されたりとかすると思うので。
downyのロビンさんがsheeploreの曲プレイリストに選んでくれていて、しかもこれ2回目!面識ないんですけど、私としてはとてもとてもdowny聴いて育っているので感動というかほぼほぼ意味わからない!けど私自身を認めてもらえた気がしてすごくうれしかった(それだけ自分の曲に存在価値込めてるんだと思った)。その記念にプレイリストやろうと思いました。古くからの信頼できる友達にもやりなよって言われたのもある。

個人の趣味よりも前に、sheeploreはどういう音楽を目指しているのか、とか、どういう音楽を知っていると楽しみやすいのか、まさに簡単な文脈にもなるかなって。音楽の話するの難しいんだわ。俺はたかあきやケンタみたいに音楽の文脈の言語化得意ではないので。今月のテーマは"暗さ"にしてある。すごく当たり前に原点なのよな。暗さ。俺にとっての"音楽の暗さ"。今までもプレイリストやってたけど今回からのはsheeploreにしっかりイメージづけたプレイリストにしようと思っているので原点であり当たり前の要素"暗さ"でいこうと思いました。暗さって曖昧な言葉だよね。俺は曖昧な言葉だと思う。あなたにとっての暗さ、暗い音楽とは?その"暗さ"の意味や深さを1年かけて伝えていってみようと思う。是非追加してねー更新さぼっても怒らないでねー。


https://music.apple.com/jp/playlist/sheeplore-montlyplaylist/pl.u-yZyPq1rsz4KJLk

画像1

4/3のイベントは普段のライブハウスイベントとはちょっと違う意図で作っていて、何が何と違うのかっていうところではあるのだけど、言葉の少ないイベントという言い方もありかもしれない。sheeploreは言葉ありまくりだけど。
ライブを見るとき皆さんはどうやって見ている?聴いている?揺れている?きっと人それぞれ感じ方とかが違くて、それだけライブって情報量が多いと思う。共演の皆さんは、まさに踊るための音楽体験をさせてくれる。バリバリのクラブで活躍している方々でそのフィールドの音楽をみせてくれる、聞かせてくれる。普段そういう音楽の聴き方をしない人にも、新しい音楽体験として楽しんでくれたらいいなって思っている。バキバキに踊れる音楽なんだけど、踊らなくてもいいって思ってて、そういう音楽を聴いてもらえたら嬉しいなって思う。それぞれの楽しみ方、色々な楽しみ方があるといいよね。ルールはまじでない。ルールを押し付けるやつはファッ!だと思っているよ。あとフロアVJにYukako(Hello1130)さんも呼んでいるので映像もバキバキです。音楽と映像の組み合わせの面白さも体験してもらえたらなって思います。

sheeploreのアートワークやってくれてるわかの展示もあるのでそちらもお楽しみに~
CURIOUSER and curiouser!からリクくんがフード用意してくれてます。片手で食べれるサンドイッチって言ってましたのでお腹すかせてどうぞ!


2022/4/3(SUN)
下北沢LIVEHAUS
OptimisticAlien presents.
OPTIMISTIC ATTACK!!!

OPEN19:30 TICKET ¥2500(+1D)

〈DJ〉
¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U
I.P.U
Snow Schneige

〈ACT〉
sheeplore
KOPY

〈VJ〉
yukako(Hello1103)

〈EXHIBITION〉
かわいわか



ここまで読んでくれて一旦ありがとうございました。


続きは更に踏み込んだ話です。



4/3のイベントにはもう一つ意味がある。


sheeploreのライブがあり、それはOptimisticAlienのイベントであり、CURIOUSER and curiouser!オープニングパーティである。

CURIOUSER and curiouser!とはsheeploreのアートワークを担当しているわかがマスターをしているBarであり、昼はお店で焙煎した豆で淹れたコーヒーが飲めるCafeとしての営業もやっているお店である。
形としてはCafe&Barなんだけど、(改めて考えてみれば僕個人としてにはなるが)sheeploreのメンバーや仲間達(私はそれをチームと呼んでいる、わかりやすいので)と共に形を作っていった"場所"のことである。

https://www.instagram.com/__curicuri/

https://twitter.com/__CURIcuri



この"場所"に込められた私の個人的な想いについての話をしようと思う。



表現や作品作りは私にとって "これよくない?"から始まったものだと思っている。(というかさっき思い出した)。それは20歳なる前にぐらいに、作曲に対する姿勢としてとりあえずで用意された言葉だった気はする。

歳を取るにつれて、頭が大きくなるにつれて、その言葉に理由が付け足されていったような気はする。今の言葉で言えば、"これが誰かの力になれば"まで肥大なエゴとして膨らんでいって”何か世界を良くする事ができれば”まで膨らむ時もある。が結局は"これよくない?"は原点である。


"これよくない?"の"これ"とは???


"これ"を言語化するのは難しい。日常では散々口にしているのだけど、それを誤解なく伝えるのは難しい。共通言語を使ってあらゆる角度からフォーカスを当てていこうとしても無限の違いに飲み込まれて結局は伝わらない。作品ってのはそういうものだけどそもそも。

だけどそのまるで生き物のように形を変える"これ"を定着する形として残す為に私が出来る事に音楽があった。sheeploreというバンドであった。"これ"を表した音楽。だけど日々形を変え続ける"これ"は記録される音楽という媒体だけでは、というか共有言語としての音楽の機能の脆さ(良くも悪くもではある)では形にしきれない。"これ"をどうにか人に感じてももらうことができないか。と考えた。

結論、作り続けるしかない。"これ"の宿る音楽、映像、アートワーク、文章。

結局は自分以外の人とコミュニケーションを取りたい。なのかもしれない。承認欲求というのかもしれない。”これ"を、そうそう、これねーって話せるようになっていくとコミュニケーションがスムーズになってより深い仲になれるし、わかりあえるような気がしている。

"これ"とは。

それは流動的なものなんだと思う。核は変わらないまま、変わり続けるものだと思う。


きっかけがあり"場所"を作ろうという話になって、出来ていく過程ではそれほど意識できなかったけど形ができていくにつれ"場所"には目に見えて、存在するものとして、立ち入るという体験が発生するものとして、"これ"が宿っていくこと。それが想像以上に発生した。非常に強く特別な存在として。

特に本棚はずるいくらいに形としてわかりやすくなる。私はこのお店に"これ“があるようにしたい。"これ"に興味なくても好きでなくても(嫌い!は流石に相容れないのかも、)構わなくて、この場所の役割は人と人との出会いや交流の場所だと思ってるので。

"これ"に縛られない物語が運ばれてそこに入り込むのも面白いと思っている。”それ"の事だ。私は"これ"を積み上げ続ける。"それ"が入り込んで影響を与えたり与えなかったりを繰り返して"これ"は成長しづけるのかもしれない。お店に来たら本棚、ぜひみてね。

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