『ベシャメルソース』の語源は諸説あるらしい そんなソースを作り過ぎた日
家内がポストに投函されていた医療生協のチラシを持ってきて
「これたべたいなぁ、ちょっと寒くなってきたから…」と
“すこしお・らくらく COOKING(めざそう塩分1日6g)”という
料理レシピのページを見せるじゃないですか
そこには「白菜のクリームスープ」の作り方が載ってました
「クリームスープ?白菜のぉ?」
白菜無いし、スープだけじゃご飯にならないしなぁ…
「グラタンじゃダメ?」「ぜんぜんOK!」
ショートパスタがあったので夕食はグラタンに決定!
【 ベシャメルソースを作りながら考えた 】
グラタンのベースになるベシャメルソースを作ります
フライパンに雪印の切れてるバターを3かけ入れて加熱
溶けかかっているところに小麦粉を同量入れて
ゴムベラで混ぜながら弱火でゆっくり炒める
サラっとしてきたら牛乳300㏄を少し入れて混ぜる
少し入れて混ぜる、少し入れて混ぜる・・・で
均一に伸びてきたら残りの牛乳を入れてまた混ぜる
結構この工程がなかなか楽しい
バターと小麦粉が混ざっていく際の変化が面白い
牛乳と混ぜていくとソースの粘度の変化がへらを通じて
手のひらに感じられてそれも面白い
このバターと小麦粉を牛乳で伸ばして作るベシャメルソースは
なんで「ベシャメルソース」という名称なのかというと
『諸説ある』ということです
代表的な説として
① ルイ14世の財務官説 : 17世紀のフランス王ルイ14世に仕えていた
財務官のルイ・ド・ベシャメイユが考案したという説
② 宮廷シェフ命名説 : 当時の宮廷シェフがこのソースを考案した
ルイ・ド・ベシャメイユに敬意を表して「ベシャメル」ソースと
名付けたという説
③ イタリア発祥説 : カトリーヌ・ド・メディシスに仕える
トスカーナ州出身の料理人が発明し、17世紀にイタリアから
フランスに伝えられたという説
などが伝えられていますが定かではありません
いい感じで伸びてきたホワイトソースをゴムベラで混ぜながら
「ルイ・ド・べシャメイユねぇ・・・」とその姿を想像しながら
そろそろいいかなとIHのスイッチを切りました
【 『諸説あります』が氾濫し過ぎてないか 】
最近のテレビ番組を見ていて少し気になることが…
某有名ニュース解説者のニュース解説番組や
小さな女の子が色々質問をする番組などで
歴史的な背景やなぜ現在そうなっているか
なぜこのような名前になったのかなどを
クイズ形式で出演者に答えさせるのですが
その正解を言う時にテロップで『諸説あります』
と出すことが多いなと感じてます
噂話程度のものや出所不明なものも散見され
「諸説あります」を免罪符にしていないか?
と思ってしまします
バラエティ番組といえどももう少ししっかり調べて
「諸説」についても もう少し触れてもらえれば
番組の信頼性が増すのになぁと思うのですが…
【 作ったのはフリッジのチキングラタン 】
「つ、作り過ぎた!」
イメージしていたより具(鶏モモ肉、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン)を
入れすぎてしまった!
夫婦2名ではとても食べきれない量となってしまったので
明日の昼食用に別の容器で取っておくことにしました
そういえばアメリカのタッパーウェアとその子会社は9月17日に
アメリカで連邦破産法の適用を申請したんでした
製品はとてもいいと思うのでどこか買収してくれる企業が
出てくるといいのですが・・・