523.Osho禅タロットweb図書館 8月サロン(2024.8.27)
カードを通じて、過去にも、現在にも、未来にも、スポットライトが当たる。
カードがなければ、おそらく思い出すこともなく、言葉にすることもなかったことが語られ、参加者の心に響きあう。
カードは、全力でメッセージを伝えてくる。
(本文より)
◆オープニングのカード
◆プレゼントのカード
◆テーマは家族
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インドのOSHOトレーニングを終了したルチさんが開館している「Osho禅タロットweb図書館」で、6月から、毎月、館員たちが回り持ちでオーガナイズすることになったサロン。
禅タロットカードを使ってやることならなんでもよくて、自分もみんなも楽しめるおもてなしを企画して、お招きする。
8月の担当は、みなこさん。
みなこさんと私は、禅タロット以外にも接点がいっぱいあり、ふだんからラインのやりとりをしているので、サロンの開催日当日も、朝からお知らせをいただいていた。ずっと楽しみにしているので、忘れるわけがない。
と思っていたのに、その日は、ソウルコーチの早朝セッションで、超早起きしていたせいか、まさかの寝落ち。気づいて、飛び起きて時計を見たら、4時前。
(サロンをすっぽかしてしまったーーー)
と、頭の中がまっしろに。信じられない失態。参加できなかった悲しさ。無断欠席。
あわてて、Osho禅タロットweb図書館にアクセスすると、サロンのスレッドに、「図書館仲間のインコさんが、急に体調不良により欠席されたので、翌週に延期することになった経緯」を伝えるチャットが残っている。
(寝過ごして参加できなかったはずのサロンが、開催されず、延期!?)
(まさかの展開。こんなことがあるなんて)
スレッドに寝落ちの旨と無断欠席で心配をかけたことの謝罪と、参加可能な日程を書き込み、ラインをひらくと、こちらにも、みなこさんとルチさんから、心配と延期を伝えるメッセージが入っていて、申し訳なさでいっぱい。
どういう采配か、インコさんの体調不良のおかげで、寝落ちの失態の私にも恩恵がふりそそぎ、8月サロンに参加できることになる。これは、いったい誰からの助けなのだろう。
宇宙は、8月29日まで、水星が逆行中。
というわけで、仕切り直しの8月サロンが開催され、参加したので、その記録を。
◆オープニングのカード
オープニングでは、各自、1枚のカードとともに参加する。
カードからのメッセージにからめた近況報告でもいいし、気になっているカードのことを話してもいいし、自分で決めたテーマを、シェアする。
私は、オラクルカード的に、一枚引いてみた。
「虹6 アウトサイダー」
小さな子供が、鉄の格子の門の前にいて、外に行きたそうにしている。外の世界は、虹色。
扉は開かないと思いこんでいるので、開けようともしないし、鍵がかかっていないことを見ようともしない。開ければ出ていけるのに……
という図柄で、このカードを見ると、「入っていけない」「締め出されている」「見ているだけ」「疎外感」……といった、私にとっては、わりとなじみ深い感覚を味わう。
これまで、「しりごみしている世界」は、そのときどきにご縁のあるコミュニティを感じていたけれど、初めて、この門が「自分で設定した限界」のように感じた。
勝手に、「ここまで」と決めている境界。「ここまでしか行けない」「ここまでしか無理」「ここまでで十分」みたいな。
それは、自分のことでも、介護のことでも、家族のことでも、どんなことでも。
思い込みの枠がぜんぶ外れたら。
あらゆる制限のない領域に、もう世界はシフトしている。
◆プレゼントのカード
その人あてに、残りの3人が、プレゼントのカードをひいて、その人にあてたメッセージを伝える。
カードを通じて、伝え手と受け取り手の、とてもパーソナルでいて、その場の全員に響きあう、あたたかい時間が流れる。
この日にいただいた3枚。
「虹7 忍耐」
「虹6 妥協」
「火7 ストレス」
「どうしてわかるの?」というくらい、今の私の状況を表している。
毎朝、「やらなければいけないこと」「やりたいこと」を両手いっぱいに抱えているのに、何一つ進まず、動けず、何もできていない日々。気持ちばかりが、ずっと忙しく、あたふたしている。
そうか、そういう時期なんだとわかったら、気持ちがぜんぜんちがってくる。
〈忍耐〉
妊婦さんが目をとじ、幸せそうな表情で、ふくらんだおなかをいとおしそうに抱えている図柄のカード。
言葉はシビアだけど、醸し出している雰囲気のせいか、ネガティブな意味に受け取ったことがない。「あとは待っていればいいだけ」という、安泰な状況を感じる。
目に見える成果は、何一つ進んでいなくても、見えないところで、着々と進んでいるものがあることへの信頼。
プレゼントしてくださった、「楽しみの忍耐」「明るい忍耐」「時の流れがプラスに動く」という言葉が、心に明るく灯っている。
〈妥協〉
カードに描かれているのは、歌舞伎役者みたいな2人の男性。一緒にいるけど、仲がよいとは思えず、顔はお互いのほうを向いているのに、それぞれの目は、逆の方角を見ている。
身体の半身(内側)は、相手によりそっているのに、外側の半身は、相手から離れるほうに向いている。
手はつないでいるけど、小指の先だけ。
(これって、どういう状況なの!?)
という図柄が、「妥協」のカード。
「妥協」の状態でなければ、2人は笑顔で、身体を寄せ合い、同じ方向を向いて、がっつり腕を組んだり、肩を組んだりするのだろう。
「小指の先のほんの少し」でも、接点を持つことが「妥協」を表しているのだろうか。
このカードが出たら、自分が妥協しているものや、しようとしているものがあるかどうかを感じ、「妥協をしない」というメッセージを受け取ることが多い。
プレゼントしてくださったのは、「今選択していることは妥協ではなく、ベストを尽くしていることを認める」という言葉。
たしかに。
もう、下書きも、練習もない。やりなおしもない。すべてが本番。一期一会。
いつが最後になっても、後悔しないよう。
「ご自身を大事にしてほしい」という言葉もプレゼントしてくれた。
自分の真実を知り、そのことに妥協をしない。
「ストレス」
打ち上げたいくつものバルーンを渡り歩いて、転がしながら、7本のキャンドルでお手玉をしながら、ラッパを吹き鳴らして、猿回しの猿を遣っているピエロが乗っているバルーンを、猿が針で突こうとしている図柄のカード。
ただ1つのことでもできないのに、いくつものタスクを抱えてしまう。むしろ、望むようにして。
それは、やりたくない何かをしないための「逃避」かもしれないと思う。
プレゼントしていただいた言葉は、
「自分の引いたラインを見直してみると、人生捨てたものじゃなかったりする。望むものが来るのではなく、嫌がらせのようなものが来たりするけど、それが大事なことと思えたら、枠が広がる」
◆テーマは家族
参加者が4人で、オープニングのカードが4枚。プレゼントのカードが12枚。
合計16枚のカードが出た。
不思議なことに、誰のカードであっても、別のことを話しはじめていたとしても、いつのまにか、「家族」の話になっていくのが不思議だった。
父親のこと、母親のこと、娘である自分のこと。子どものこと、孫のこと。
カードを通じて、過去にも、現在にも、未来にも、スポットライトが当たる。
カードがなければ、おそらく思い出すこともなく、言葉にすることもなかったことが語られ、参加者の心に響きあう。
カードは、全力でメッセージを伝えてくる。
◆「Osho禅タロットweb図書館」について
インドのOSHOトレーニングを終了したルチさんが、「Osho禅タロットweb図書館」を開館しています。
図書館には、資料がたっぷり。ルチさんが20年近くブログに書き留めたリーディングが、カードごとに整理されています。
好きなだけ、閲覧できて、館員には、自主学習の記録を保管できる、自分の部屋があります。
3ヵ月に一度、ルチさんの60分のセッションが受けられます。
セッションの音源は、安心安全な環境の中で、館員に共有され、気づきと学びの贈り物が山盛りです。
新月と満月のリーディングを、仲間とともに続けられます
。
月に一度、まわりもちでサロン(カードを使ってすること、なんでもOK)を開催しています。
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