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88.〈ひめ・禅・50音〉カード結びチャレンジ2 ~すぐにやる~

引き延ばしていることがあるなら、すぐにやること。
そうしないと、罪悪感や焦燥感が、どんどんふくらむ。
すぐにやれば、すっきりして、心が鎮まり、問題解決。

ほんの少しがんばった心にやってくる少しの静けさが、ざわざわした心の中にふくらんで大きくなって、とりかかれずにいることに向き合っていく、大丈夫な力にしてくれる。

***

カードの声をもっと聴けるようになりたいと思い、

1.いちばん仲良しの「ひめ神カード」
2.ライフワークである「50音カード」
3.手放せないけどじっくり向き合うことから逃げ出している「OSHO禅タロットカード」

の3枚を、結んでみたらどうなるのかな? と思い立ったのが1月13日。
2日目の朝、どきどきしながら引いてみた。

12おとたちばなひめ


ひめ神カード 「12 おとたちばなひめ」

おとたちばなひめは、小さなものを大きくふくらませて豊かにあふれさせる力。

(ふくらませるっていったい何を?)

引き延ばすこと

禅タロットカード 「雲4 引き延ばすこと」

(がーーーーーーーーーーーん)

やられた。
やらなければいけないのに、やれずにいることがたまりすぎて、考えるだけで窒息しそうになっている。

し

50音カード 「さ行 い列 し」

(問題解決!?)

直球で飛んできたのは「引き延ばすこと」だ。
このカードは、何かを引き延ばしているときに出ることが多い。
引き延ばしても、グレーの状態が続くだけで、問題は解決せず、虹色の世界は動き出さないことを伝えている。

(すみません、ごめんなさい、もうします、すぐします)

「し」のことだまは、「知る」「知らせる」ことによる安心感で、心が鎮まり、問題が解決する働きを持つ。
「さ行」は、「風のことだま」と呼ばれる行だ。
さっさと、さっそうと、という言葉で表されるように、フットワークの軽い動きがポイントだ。

〈さっさとやる。すぐにやる。せっせとやる。そろそろやる!〉

やらないと、やっていないという罪悪感と、やらなければという焦りと、タイムリミットが近づいてくる恐怖が、どんどんふくらんでくる。
やるべきことは、やりたいことを上回り、日ごとに増えていく。
最初は、ほんの少しの先延ばしで、すぐに追いつけるくらいだったのに。

0.5mmの受精卵を、5000倍の赤ちゃんに成長させる子宮力。
ほんの小さな歓びを、いっぱいにふくらませることのできる、おとたちばなひめの魅力は、ネガティブモードでも発動するのだと知った。

名前のことだま🄬の50音には、それぞれ「表(ゆとりがある時に現れるはたらき」と「裏(ゆとりがない時を教えてくれるはたらき)」がある。

問題を解決する「し」のことだまの「裏」は、問題が解決しない。
しないばかりか、問題を起こす。心が鎮まらず、不安になる。

3枚のカードのメッセージは、

引き延ばしていることがあるなら、すぐにやること。
そうでないと、罪悪感や焦燥感が、どんどんふくらむ。
すぐにやれば、すっきりして、心が鎮まり、問題解決。

***

なんて、言葉で言うのは簡単だけど、果たしてどうなのか。
すでにかなりふくらんでいて、気持ちをざわざわさせている「引き延ばしたもの」について、ノートに書きだし、タイムリミットの日付を添える。

それにしても……
期限が迫っている大きなものより、すぐにできるどうでもいいことを先にやってしまうのはなぜなのだろう? と、終わったものに見え消し線を引きながら思う。
大きなものを片付けないと、ざわざわ感は消えないし、どんどんふくらんでしまう。

(なぜ、できないのか?)

名前のことだま🄬の素敵なところは、名前を呼ぶと、ことだまの力をもらえるところだ。
会社で「し」のつく名前の人はいないかと思い起こしたところ、右隣に座っているのが「しづこさん」だった!

よほど仲良くない限り、職場で「下の名前」を呼び合っている人はいない。
だけど、

(名前を呼びたい。呼ばせてほしい)

「紫津子さんって、きれいな名前ですねぇ~」
「紫津子さんって、女優みたいですよね」
「紫津子さんの名前は、どなたがつけられたんですか?」

紫津子さんの「し」のパワーで、少し前進できたよ。
出逢いは、ことだまの音連れ。

ほんの少しがんばった心にやってくる少しの静けさが、ざわざわした心の中にふくらんで大きくなって、とりかかれずにいることに向き合っていく、大丈夫な力にしてくれる。

浜田えみな


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