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ちぬの海でチルアウト(大阪)

企画の経緯

4月から日々忙しく過ごすことになり、週末旅行に出かける体力の残ゲージは少量。リフレッシュのため、近場グランピングでチルアウトすることにします。

目的

①週末に旅の負担なく、リフレッシュする
②グランピング感を味わう
③日本神話に触っておく

去年の高知旅行で隈研吾設計の住箱に宿泊した際、素晴らしい景色と快適な居住性に大変満足したことを思い出し、近隣の地で検索したところ、りんくうタウンで住箱宿泊ができることを知ったので、企画します。


旅程

近場でお籠りの旅にします。
移動先ですることは、部屋からの景色を堪能しながら日頃溜めてしまったガジェット開封などを一気にやることです。ロケーションの力もあり、特に何も決めずとも楽しむことができます。

アクセス

▼大阪市内<>りんくうタウン(南海電車)
市内から南海電車に乗り継ぎ、関西空港の手前、りんくうタウン駅に到着。



旅の内容

住箱(スノーピーク  大阪りんくう)

スノーピークがりんくうアウトレット店シーサイドエリアに物販とイートと宿泊ができる施設としてアウトドアショップを総合的に出店しています。
宿泊エリアには住箱が、関西国際空港連絡橋(スカイゲートブリッジR)が海に伸びる先に関西空港を眺める素晴らしいロケーションに、5台設置されています。check in 15:00開始で即入室。室内からの素晴らしい景色をたくさん眺め、平日に積み残したPC作業ものんびりやって、心置きなく旅気分にスイッチしていきました。

ちぬの海

私は旅の目的が神話の舞台に行くことがテーマにあるため、神話の舞台あれば単純に旅に来た、とマインドコントロールできます。今回は、ちぬの海。
大阪湾の古称は茅渟の海(ちぬのうみ)。神武東征において、神武天皇の兄の五瀬命(いつせのみこと)が矢を受けて負傷した際に、傷口をこの海で洗ったことから血沼(ちぬ)の海と呼んだことが由来となっています。
五瀬命が無念の雄叫びをあげた思いに浸ることで、意識が古代へトリップします。

泉南マーブルビーチは、白い大理石の玉砂利敷き詰められています。波打ち際は白い玉砂利によって海の色が明るく、エメラルドグリーンになっていますが、この海が血に染まって血沼(ちぬ)の海となったときには、血の色がさらに発色のよいピンク色の沼に見えるかもしれません。

住箱宿泊は、朝食付プランでしたので、夕暮れにはスノピイートで自分では作れないアウトドア料理を堪能しました。サンセットは大阪の景色とは違う、遠くに来た気がする風景でした。

また、住箱宿泊用のシャワーは利用せず、敷地の近くにはりんくうの湯で露天風呂を利用しました。広い浴場でゆったりくつろぐことができます。

お風呂上りに住箱でミニプロジェクターでYouTubeをのんびり見て、目的としたチルアウトは完全に実施されました。

上から左右に下へ:サンセット/関西空港連絡橋とマーブルビーチの碧い海/スノピイートのアウトドアごはん/りんくうタウンの夜景/住箱室内からの景色

旅を終えて

一人旅でグランピングはコスト的に大変難しいのですが、私は住箱宿泊は一人用グランピングとしてみるのにとてもよいと思っています。空調・寝具で全く不満はなく、今回のりんくうタウンはその他の充実した施設、景色を踏まえると、またぜひリピートしたいと思っています。

ショッピング客が近かったり、大きな駐車場があるため、昼間は人の気配が気になるかもしれませんが、日が暮れて夜からアウトレットの店舗がオープンするまでは充分人の少ない場となります。
また関空からの離着陸の音と、土地柄の多国籍感は、空港気分と思うことができます。

こんなに近くで想定以上のリフレッシュができたことが、よい発見になりました。神武東征にまつわる聖蹟、神社も近くにあるため、次回のプランには散策も入れて再訪したいと思います。

以上


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