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奥能登(能登最先端)

企画の経緯

企画は国境離島、舳倉島を尋ねる予定で立案。舳倉島へ9:00輪島発の船で渡るために前日夜から能登入りをしていました。しかし、当日快晴にも関わらず、船は欠航。せっかくなので能登半島を回ってみることにしました。


旅程

アクセス

▼大阪>金沢>輪島
金曜終業後サンダーバードに乗車し、金沢へ向かいました。初めて乗ったサンダーバードは想定外に揺れが激しかったので驚きました。乗船用に多めに持っていた酔い止め薬を飲んで無事に金沢に到着。
金沢駅近くでレンタカーを借りて夜の間に、輪島へ。

目的

・国境離島の舳倉島へ行く(未達)
・車中泊、千枚田を夜明けに見る


旅の内容

左上から時計回り:奥能登絶景海道からの澄んだ海/能登半島最先端では樹木が風で異形化/砂浜で咲く花/見附島(軍艦島)/奥能登絶景海道途中の砂浜/白米千枚田

車中泊からの朝、千枚田

夜サンダーバードで到着した金沢で24時間受付可能のレンタカーで車を借り、輪島へ向かいました。ちなみにレンタカーの受付は21:00以降2,000円の手数料がかかりましたが、深夜までご対応頂けることに感謝し、お支払い。

輪島への道は真っ暗の中、のと里山海道を使い輪島へ到着。車中泊のために目星をつけていた、千枚田ポケットパークにて就寝。
翌朝、目覚めるとパークからは夜には全く景色が分からなかった、素晴らしい千枚田の景色が目に入り、かなりの驚きがありました。

白米千枚田の景色は、丁寧に人の手が入った、人の想いを感じる素晴らしいもので感動しました。
私は水を張った水田の景色が好きです。以前、秋田の八郎潟に夕陽が落ちる景色を青森から秋田へ向かった車中から見たとき、海にでたのだと勘違いしました。そして少しして、広大な干拓地、すべて水田であることを認識したときに、広大な土地を変えることのできる人の力強さと、人が作りだした風景にとても心を奪われました。

この千枚田の景色は、本当に棚田にもほどがある、ほどの間隔で、あぜ道と耕地を繰り返し海岸へと落ちていく地形を耕し切っているのです。感服する、見事な風景です。

舳倉島便欠航からの、奥能登絶景海道

早朝から素晴らしい天気のもと、美しい景色を堪能したものの、舳倉島へ向かう便の船は欠航がサイトで発表されていました。そんな…と思い、港まで念のため向かいましたが、残念ながら船もありません。

そこから、せっかくなので能登半島を周遊しようと車を走らせました。ここからは計画を立てていなかったのでほぼ進みながら考えていました。
景色を楽しもうと、海沿いを走り車を止めた展望場所で、その道の名前は奥能登絶景海道と書いてありました。なるほど、絶景の海道の名にふさわしい景色でした。

珠洲岬(能登最先端)

能登の先まで行くと、「聖域の岬」と「空中展望台」の看板が目に入り、立ち寄りました。有料のエリアに能登最先端の場所があり、洞窟もあります。能登最先端の場所は樹木が風にさらされて形を変えられています。ダイナミックな景色です。
また、最寄にある能登最北端の神社、須須神社に参拝したところ、波の音も、葉のかすれる音も、何もしない不思議な静寂に包まれた空間で驚きでした。

帰路

能登の最先端からナビを入力して金沢への帰路を検索すると、思った以上に時間がかかることから、途中おおきな寄り道はせず、途中で温泉に入りながら、無事、金沢駅からサンダーバードで帰阪しました。


旅を終えて

今回は、当初の目的地、国境離島の舳倉島は訪れることが叶いませんでしたが、奥能登の素晴らしい景色を見ることができて、たくさんの新しいことを知ることができました。

また別の機会に舳倉島を目指してくることがあると思いますが、能登半島の先まで行くのはかなり時間もかかることから、今回めぐることができて良かったと思います。

また、船の欠航などは今後も私の旅で経験することになることになると思いますので、良い機会になりました。あまり潔癖にならずに今後も旅を続けていきたいと思います。

以上

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