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国境離島_甑島2(鹿児島)

企画の経緯

国境離島、鹿児島の三島企画を準備しましたが、なんと乗船当日にコロナ関連申告資料が不足と判明し乗船不可となりました。準備不足、確認不足でした。

左から時計回り:繁華街天文館近く、行灯は住民の方々の手製のものでしかも多数であることに感動/頂上を隠した桜島。三島行のフェリーは申告資料不足で乗船不可、、、/素敵な外観の老舗百貨店、山形屋

三島フェリー乗船条件において、自分はワクチン3回済でしたが、PCR必須を認識できていませんでした。島には病院なしとのことで、訪問先への配慮不足を痛感しました。。。反省です。

よって急遽、鹿児島で1泊2日の代替案を検討。先月、上陸しなかった甑島の手配をしました。
以下、三島は一旦忘れることとします。

三島と甑島の位置関係



旅程

アクセス

▼大阪<>鹿児島
今回は始めて格安エアチケットのGotogateを利用してみました。始めての利用で、予約番号が航空会社用と2種類あるなど、理解に手間取りましたが、無事利用できました。

▼川内<>甑島
川内港から甑島へは高速船を利用します。前回は周遊で下船なし乗船をしました。

現地移動

鹿児島中央駅から川内駅はJR、川内駅から川内港はシャトルバスを利用します。
ただし新幹線でないとシャトルバスの連絡が悪く、50分待ちが発生しました。ちなみに鹿児島中央駅への戻りは初で九州新幹線を利用しました。

目的

①甑島上陸、橋で繋がった3つの島の縦断
②横シマ模様の甑島断崖をみる


旅の内容

左上から時計回り:島の縦断を可能にした甑大橋/往路は晴天/里地域の武家屋敷跡通りの玉石垣/亀城跡からの展望/トンネルを抜けると海上へ/島で沢山見かけるカノコユリ/甑島最大級の鹿島断崖

アクセスについて

前回周遊で訪れたため、甑島へのアクセスはほぼ迷いなく進めました。
甑島へ行くだけなら関西から川内駅まで九州新幹線を使うほうが時間の無駄がないようです。

高速船は時間によって川内港、里港、長浜港を回るルートが変わるので、時刻表がわかりにくく、何度も確認しました。

上陸と宿泊

今回初上陸です。宿泊は上甑島の里港すぐのホテルで、居室はシービュー、大浴場もあったので予想外にリラックスできました。
無料で電動付き自転車がレンタルできたので、近くの武家屋敷跡を始め、夕暮れの島を走り回りました。

甑島縦断と甑大橋

翌日は夕方発の高速船の時間までレンタカーで島の縦断です。架橋したことにより上甑島、中甑島、下甑島の甑島縦断をすることができるのですが、細い道も多いです。特に下甑島は東側をいくメイン道路であっても狭い幅員の道がところどころ存在します。

ましてや展望所などに向かう道は一台分の道幅で、ちょっとトラウマになりそうでしたが、海上に一筆、筆を滑らせたような甑大橋の景色は、船からの景色とは全く異なる、爽やかに島を繋ぐ、美しいものでした。

木の口展望所から甑大橋

甑島断崖

横縞のストライプ柄が印象的な地層がむき出しの断崖絶壁が島の西側に多く存在します。
下甑島は東側を走るメイン道路から外れないようにと、レンタカーの方がアドバイス下さったので、西側には行けないかもしれない、と未達も視野にいれて鹿島断崖を望む、夜萩円山公園を目指しました。

後戻りできない山道を、対向車とヒヤヒヤすれ違いながら進み、やっと辿り着いた高さ200mの鹿島断崖の景色は圧巻でした。(カバー写真)

恐竜の骨も見つかる約8000万年前の地層を目視すると、人間の時間感覚には当てはまらない、壮大な地球の動きを想像して、何度も横縞を目で追いかけました。

くっきりしたむき出しの地層、巨大な断崖

帰路

祈る思いで山道を戻り、悪夢を倣うように甑大橋、甑大明神橋を走り抜け、無事里港まで戻りました。
なお、レンタカーの返却に際して、ガソリンスタンド給油待機が発生していたので少し早め返却で助かりました。

里港から川内港は50分の乗船、川内駅行シャトルバス30 分、新幹線11分で鹿児島中央駅へ戻り、翌朝帰阪しました。


旅を終えて。反省会

今回は、何はなくとも確認不足による本来の目的地、三島への渡航不可は、反省です。

代替先の甑島は、宿とレンタカーが偶々空いていたため、前回積み残しの上陸が叶う機会となりました。
大変幸運に恵まれ、目的もあったことから、旅の内容は満足できるものになりました。

また今回は乗船のために前泊、後泊を付けた4日間の日程でしたが、これは私的にはあまり効率のよいスケジュールではありませんでした。

格安航空券で時間の選択肢が増えたはずだったのに、安い時間帯を選択したことと、陸の選択肢を早めに削除していたことで、宿泊数を増やすというスケジュールに力不足感が否めません。。。

未熟さを痛感しつつ、新しい旅に活かすことで成長したいと思いました。

以上

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