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酒と俺と禁酒と

諸君、私は酒が好きだ。
諸君、私は酒が好きだ。
諸君、私は酒が大好きだ。
(今どき寒いねん)
気を取り直して、俺の好きなお酒といえば泡盛、焼酎、ビール...…。
「おっさんじゃねえか!」といえばそうなのだが、例えば、若者が飲むイメージがあるストロング系の酎ハイなどには魅力を感じない。なぜかというと「酔うために酒を飲みたい」ではなくて「酒を飲んで酔いたい」からだ。ストゼロがお酒として好きならそれでいいが、俺はもっとこう……酒!って感じのお酒が好きなのだ。なんとなく酎ハイって「アルコール入り炭酸飲料」な感じがする。酔うためだけにつくられたものっていうか...…うまく言えないけど。
まぁ、あれば飲んじゃうんだけどね。
あとは飲むときはたいてい一人で、食事=つまみになりがち、というのもあると思う。昔から食事にあま~いジュースを合わせることはあまりしない気がする。
ファミレスのドリンクバーとかはまた別だけど。
ぐだぐだとお酒について書いてきたが、一転、最近は禁酒……というか減酒を頑張っている。
飲むと楽しい。酔うと気持ちいい。それはそうなんだが、いかんせん飲み過ぎるフシがあるのだ。
例えば、次の日が休み!という時に松本りんすのごとくガバガバと飲んでしまい翌日は二日酔い...…ということが多々ある。当然休日は半分潰れてしまう。もったいない。
それから、どうもアルコールは筋肉を分解する。恥ずかしながら筋トレを4年くらい続けているが、思うようにいかない。自分のトレーニングに問題があるかもしれないが、飲酒頻度を考えるとやっぱり原因にアルコールがある気がする。
あとは経済的理由。お酒ってシンプルに高い。ただでさえ金が無いのに二日に一回とか飲んでたら破綻してしまう。
まだまだあって、最初のほうに「酔うために酒を飲みたい」ではなくて「酒を飲んで酔いたい」とかカッコつけたが、最近は嫌なことがあるとお酒を飲みたくなってしまう。こういうお酒は「マイナスの酒」なのだ。
こんな理由から減酒をしているが、たぶん完全に飲まないというのは無理だと思うし、飲まないのはそれはそれでつまらないと思う。「いやそれは逃げじゃないか?」と思うかもしれないが、世の中にはお酒を全く飲まない人がいて(注:「飲めない」ではなく「飲まない」)、そういう人はよく「酒なんて...…」と見下してくるフシがある。俺はモロちん「酒を飲め!」なんて言わないし、お酒を飲まないのもその人の人生だし、そもそも好みの問題だから、お酒を飲まないことそのものに文句を言うのはナンセンスだと思う。
ただ、飲まない人から見下されたり、ゴチャゴチャ言われたりするのはまた話が違ってきて、まぁ、とにかくムカツク。
なぜかというと、少なくとも俺にとってお酒は趣味の一つであるからだ。好きな漫画とかスポーツとか、否定されたらピリつくでしょう?だいたいそれとおんなじ感じである。だから決して逃げではないのだ。
お酒は趣味だから禁酒じゃなくて減酒をする!ということを言いたいがために飲まない人の悪口までゴチャゴチャ書いてしまった。なんだか罪悪感もあるが、禁酒ではないことにはもう一つ理由がある。
それは歴史から学んだ結果である。
アメリカには禁酒法という法律があった時代があり、まぁ色々理由はあったが、酒類の販売が禁止されたのだ。モロちんそんなことは難しく、密造酒が作られたり、ギャングが裏で酒を売ったりして治安が終わったりした。もし俺が禁酒を決意したら、それは逆効果になってしまうのではないか、俺の肝臓の中でアル・カポネが幅をきかせるんじゃないか、という恐怖があるのだ。
そんな訳で、ちょっと飲む頻度を減らすよという話をずいぶんと大げさに、ダラダラと、書いてみたのでした。
ハイボールを飲みながら...…
減酒も出来てねえじゃねえか!

アデュー!


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