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ゴリラトレッキング🦍inルワンダ

ルワンダ旅行の第2弾は、ゴリラトレッキングに行った時のお話です。


動物園で見る事が出来ないゴリラ

マウンテンゴリラとは

マウンテンゴリラとはその名の通り、山の中に住んでいるゴリラです。
絶滅の危機に瀕していて、今はルワンダとウガンダ、更にDRCコンゴ(コンゴ民主共和国)の3国にまたがる山の中にしか生息してません。

またとてもセンシティブな性格なので、飼育が出来ないゴリラ…と言うわけで、動物園でも見る事が出来ません。
(飼育をすると死んでしまうそうです。)

動物園で見られるゴリラは?

そう思ったアナタ!
ちゃんと動物園での表記を見ていればわかるのですが、ローランドゴリラです。
ローランドゴリラにも2種類いて、ニシローランドゴリラ(ニシゴリラ)かヒガシローランドゴリラ(ヒガシゴリラ)のどちらかしか、動物園では見る事が出来ません。
ちなみに上野動物園にいるのは、ニシゴリラだそうです。

ローランドとマウンテンってどんな違い?

見た目1発でわかります!
毛がモジャモジャしてるのがマウンテンゴリラです。
赤道付近でも標高が高い地域に住んでるので、毛むくじゃらです。
動物園のゴリラはローランドゴリラ…
低地のゴリラなので、毛はサッパリ!すぐわかります。


ゴリラトレッキングの拠点へ

滞在したホテル

ホテルの名前は Le Bambou Gorilla Lodge

名前の通り竹藪の中にあり、ゴリラトレッキングの出来るヴォルカンナショナルパークからとても近い立地にあります。
首都のキガリから、3時間くらい?かかったと思います。

レセプション
私のお部屋はNo.6
鍵もゴリラ🦍
お部屋と言っても一軒家✨
何て贅沢なの!
お部屋はこんな感じ
暖房は暖炉🔥
薪のくべ方がわからず苦戦…
氷枕のような湯たんぽ

まさかの一軒家で、物凄く快適!
だけど、赤道付近のはずが高地のために最低気温が一桁前半になるので、めちゃくちゃ寒い…
暖炉の薪も上手にくべないと、酸素が入らず火が消えそうになるし、3泊したのだけど初日は夜中に暖炉の火が消えて翌朝極寒😱
そんな中、シャワーはほぼ水で半泣きでした。

そして、これは本当に気持ち悪かったのは…
気温が低いのに湿度がほぼ100%のような環境だと、布団が湿ってる事。
湯たんぽあってもどうにもならない冷たさと、人生の中で最高ランクで気持ちの悪いベッドでした。
まぁ、それでも私は寝ちゃうんですけどね😅

あと、手洗いで洗濯をしまして…暖炉の前で干してました。
そしたら、見事に焦げました🤣
焦げたのは下着だったから良かったけど、ビックリでした!


ゴリラトレッキングが出来るのはヴォルカンナショナルパーク

ゴリラに会える確率はほぼ100%に近い99%

ここでのゴリラトレッキングは、間違いなくゴリラと会えます。
それには理由があります。

ゴリラトレッキングで人間が近づいても大丈夫なように慣らされてる10の群れがいて、毎朝レンジャーさんたちがトレッキング参加者の集合よりも早朝から、今日群れがいる場所を確認しに行きます。
トレッキングへはいた場所へ行けばほぼ会えるので、会えなかったと言うのを聞いた事がありません。
(無線でやり取りしていたので、もしかすると群れに張り付いてるレンジャーさんがいるのかも知れないです)

トレッキングの地、ヴォルカンナショナルパークへ

今日ゴリラがいた場所とトレッキング参加者とマッチングします
マッチングの間はコーヒーなどのドリンクを飲みながらルワンダの民族舞踊が見られます
山のどの辺りにどんな群れが生息しているかが壁に描かれてます
ゴリラとは7m以上近寄ってはいけません!
私が会いに行ったのはUmubano Group
(Umubanoは共生という意味)

実は、ツアー参加者は私を含めて3人と添乗員さんの4名だったのですが、私以外の参加者さん2名がそこそこの高齢でした。
70歳前後かな?と言った所だったので、トレッキングと言っても道なき道を長時間進む本格的なトレッキングはムリとの判断…
恐らく、車で奥地まで行かれて最も簡単に会える群れを割り当てられたと思います。

それでも40分くらいは歩きましたし、落とし穴のような葉っぱに隠れた穴に脚が埋まるまで落ちたりしながらのトレッキングでした。
また、トレッキングを手助けしてくれるレンジャーではないサポート役の方も着いてくれるので(確かお願いしてチップ等お支払いした気が…)安心です。
私は必要ないかな?と思いつつ、その方達の生活を考えてお願いしました。
穴に落ちた時には、頼んで良かったと思いました(笑)

マウンテンゴリラとの対面

実は、ゴリラトレッキングの日はあいにくの雨でした。
それが本当に残念だったのですが、そのお陰でゴリラたちは全く動かず、離れなければならない7mなんて関係なくなってました。

マウンテンゴリラと私

そして、GoProでトレッキング中撮影をしてたので、動画があります。
45分と言う長さで、永遠と雨の中を進む私の呼吸を聞く動画になってますし、コレにゴリラは登場しません。
暇すぎて仕方がない方だけ見てください(笑)


ゴリラトレッキングへ行くには

1.ルワンダの場合


実は、ルワンダでゴリラトレッキングへ行くのはハードルが高いです。
1日に参加できる人数が80人と言う制限があります。
1グループ8人で、会えるゴリラの群れが10なので80人ですね!
その80人の枠を世界中から争ってるので、人気の乾季は予約が難しいらしいです。
更に、私も乾季だったはずなのに大雨に降られ、色々ネットに上がっているゴリラトレッキングとは全く別物になったので、かなりの覚悟が必要です。
まぁ、自然相手なのでそこは割り切って行かれる人でないとダメだと思います。

更に、トレッキングの料金が…
私が行った時には1人750USドルだったのですが、2回目にビザを取りに行った時に大使館の事務のおばちゃんに
『あなた、この前ゴリラトレッキング行っておいて良かったわね!あの後料金改定があって倍になったよの!!』と。
倍?マジで???と思ったら、本当に1人1500USドルになってました。

ただ、ゴリラトレッキングの代金は、絶滅に瀕しているマウンテンゴリラの保護活動などの費用になっています。
一時期かなり少なくなっていた野生のマウンテンゴリラの生息数ですが、回復しているのも確かなので、マウンテンゴリラの保護活動だと思って参加するしかないかな?という感じです。

ウガンダの場合

ウガンダでのトレッキング事情を詳しくは知らないので、聞いた話です。

ルワンダよりトレッキング費用が格安だそうです。
但し、トレッキングのルートがかなりハードな道になるとか…

体力などに自信があって、本格的な道なき道をひたすら進むルートでも大丈夫だ!と言う方は、ウガンダでのトレッキングも良いのではないでしょうか?

コンゴ民主共和国にも生息してますが…

マウンテンゴリラはルワンダ・ウガンダとDRCコンゴ(コンゴ民主共和国)の3国にまたがった地に生息していると最初に書きました。
ただ、コンゴ民主共和国はオススメしません。
それは治安がめちゃくちゃ悪くて、入国自体をやめた方が良いからです。

外務省も、レベル4の退避勧告を出している地域もありますし、その他全土は不要不急の渡航中止のレベル2になっています。
世界の各国もそんな情報を発信しているので、コンゴ民主共和国で観光客のゴリラトレッキングと言う話は聞いた事がありません。

でも、ゴリラトレッキングの際のツアーの時、現地ガイドがコンゴ民主共和国出身の方でした。
さらに私、彼に何故かめちゃくちゃ気に入られまして…
僕がいれば大丈夫だから、今度はコンゴに来て欲しいと言われました。
気にはなるけど、やっぱ怖いかな。

今日はそんなゴリラトレッキングのお話でした。
因みに、トレッキングで汚れたトレッキングシューズは、ホテルの方がピカピカに仕上げてくれて、本当に感謝でした✨

仕上げて戻ってきたトレッキングシューズ
雨の中の道なき道でぐちゃぐちゃでしたがピカピカ

過去最長の記事に最後までお付き合い下さり、ありがとうございました😊
運がつきますようにの願いを込めて、オマケ画像を置いときます(笑)

マウンテンゴリラの糞!

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