【38日目】構造力学の計算もまずステップで大枠をつかむ

無事2日間の講習会を終えました。今回、想像してた以上に、大きな収穫がありました。今日も講習会後の勉強会に参加させてもらったのですが、ある方のノートを見ると、明らかに自分と違っていた部分がありました。それは、解き方のステップを書き出し、大枠をつかんでから、具体的な計算をして、解いていたことです。

今まで解説を見て、自分なりに解釈し、解法パターンを暗記していたわけですが、困ったことが起こりました。たとえば、あちこちで出てくる「たわみの公式(片持ち梁・集中荷重)」を、プロセスのどの段階で使えばよいのかが、ごちゃごちゃになってきたのです。

感覚派の私は、ラーメン架構の門柱タイプの図だけを見て、この公式を使うんだ!といきなり計算から入っていました。弾性座屈荷重、固有周期、たわみのどれを求めたいのか、問題文をきちんと読んでいなかったといいますか。これでなんとかなっていたのが、おそろしいです。(短期決戦には強いのかもしれないです)

というわけで、さっそく今日学んだ「固有周期」で試しに、解き方の4ステップを書き出してみました。すべての問題で行うんだよと、先生からのアドバイス。唖然としました(苦笑)

STUDYingの基本講座も見直します!!(まさしく、ステップごとに解くように、解説されていました。今日の講習会と合わせて、ポイントをまとめることにします)

※解き方、解法パターンはいろいろあるので、自分に合ったやり方なら、大丈夫です。私の場合、これも製図試験の対策だと思ってやっています。条件整理ですね。

【固有周期の4ステップ】
問題文のポイント整理
→架構の共通事項「柱脚は固定」「柱は等質等断面」「梁は剛体」等
問題で使う公式をメモ
「固有周期の公式」と「一質点の片持ち柱or剛な梁で結ばれたラーメン柱(固定)のバネ定数(水平剛性)」
※片持ち柱のバネ定数
→「片持ち梁・集中荷重のたわみ」の公式を活用
③各柱のバネ定数を求める
④各柱の固有周期を求める

■今日の学習報告

基本講座2巡目は、構造・文章題に突入。風荷重の算出式で、再び苦戦しています。克服するには、やはり繰り返し学習ですね。

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①構造力学講習会
座屈、たわみ、層間変位、固有周期

②法規のウラ指導
15避難施設 5問

③基本講座(2巡目)1.5倍速

過去問の間違いは、知識不足ではなく、ほとんどがフォーカスポイントがずれていたことによるものです。過去問に多くふれていき、文章表現に慣れていきたいです。

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■建物実例の過去問(正しい記述)

ゲーリー自邸(フランク・O・ゲーリー)は、既存の木造住宅に、安価な材料である金網やトタン板、ベニヤ板の断片等を組み合わせて増改築を行った、ポストモダンを代表する住宅の一つである。(平成28年問12)正答で出題

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!まじめに、やさしく、おもしろくをモットーに、もりもり学んで、育んでいきます。