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フットサルを見に行こう

エスポラーダ北海道を応援しています。
エスポラーダは、Fリーグに所属するフットサルのチームです。
チーム名の由来は「北極星」と「戦士」から来ています。


エスポラーダ(espolada)は、ポルトガル語で"北極星(estrela polar)"と"戦士(soldado)"を合わせた造語。 北の空に輝く北極星の様に、強く輝く戦士という意味が込められている。(公式サイトより)


由来も名前の響きもかっこよくて、ちょっと羨ましいと思いました。(別に卑下してない)

初めてフットサルを見たのは、エスポラーダがFリーグに昇格した年だと記憶しています。
観戦のきっかけは、コンサドーレに所属していたGKの阿部哲也選手でした。
「もんじゃ(アダ名)がコンサを退団後、なんか新しいことを始めたらしいぞ」というので、イーワンへ試合を見に行く事にしました。

その日は、エスポラーダの選手達とコンサドーレの選手達によるエキシビションマッチが行われました。
「競技は違っても、やっぱりプロのコンサが勝つんじゃないかな」と思っていたのですが、
この試合はエスポが勝ちました。確か、2-1だったような。
コンサの選手が、5秒ルールに引っ掛かっていました(5秒以内に蹴るというルールがある)
コンサからは、西大伍選手と横野純貴選手が出ていました。
貴重な試合を見たものだと思います。
しかし、出場選手全員の名前は、どうしても思い出せません。
どこかに記録が残っていないものか。



フットサルは、1チーム5人、ゴレイロ(キーパー)が1名で、4人がフィールドプレイヤー(FP)です。
ポジションは以下の通りです。

ピヴォ=FW
アラ=MF
フィクソ=DF
ゴレイロ=GK

コートの広さはバスケットと同じサイズで、何回でも選手交代できます。
試合時間は前後半20分で、40分で試合が終了します。


正直、「お金を払って見に行くのに、試合時間が40分じゃ、あっという間に終わっちゃうんじゃないの?」と思ったのですが、
趣味でフットサルをやっている友人に聞いたところ、
「ボールが外に出る度に時計を止めるので、実際のプレー時間はもっと長いですよ」と言われました。
そんなもんか、と思いながら見に行きましたが、確かに、前半だけでも35~40分ぐらいやってました。
展開が早い時もありますが、それでも30分位です。


初めてエスポラーダの有料試合に行ったのは、きたえーる開催の神戸戦でした。
1-0で試合は進み、残り8秒。
「これは勝てるぞ」と思ったところで、タイムアウトが取られ、
相手選手の見事なゴールが決まり、1-1で試合終了となりました。
「残り8秒で点が入る競技なのか…」と、しばらく呆然としていました。
普段はサッカーを見ているので、「残り8秒でゴールが決まる」という経験がなかったのです。
衝撃でした。
「また見たい」と思いました。


Fリーグは、長らく名古屋一強時代が続いていて、他のチームが追いかける形でした。
今はチーム数も増えて、F1とF2が創設され、エスポは何度か危ない目に遭いながらも、今年もF1リーグを戦っています。

「フットサルのここを見ろ」という点を、いくつか挙げていきたいと思います。

【所属選手は全員が北海道出身】
エスポラーダの選手は、全員が北海道出身です。
そのため、昔は他チームのサポから「うちの○○選手は北海道出身だから、エスポラーダに狙われるのではないか」と言われたりしていました(そして実際に引き抜いた)
他チームの強化部の皆さん、常に狙っていますよ|∀・)

【選手はアウェイ席へ挨拶に行く】
フットサルを見て、驚いたのがこの点です。
試合が終わると、対戦相手の選手達がホーム側の応援席へ来て、挨拶をします。サポ席も好意的に迎えます。
その後、審判席へ挨拶→自分達の応援席へ挨拶、となります。
当然、エスポの選手達もアウェイ席へ挨拶に行っています。こちらも拍手で迎えられます。
試合に負けて悔しくても、目の前に相手選手達が来たら、やっぱり拍手してしまいます。

【5秒以内にキックイン】
ボールが外に出ると、スローインではなくキックインです。
この時は、5秒以内にボールを蹴らないといけません。
「コンサの選手が引っ掛かった」というのが、これです。
いつもと同じタイミングで蹴ろうとしたら、5秒経っていた、と。
また、ゴレイロは、自陣では5秒以上ボールを保持できません。(相手陣内に入ればOK)
以前は審判が片手を上に上げて5秒カウントしていましたが、今は横に片手を伸ばしてカウントしています。

【パワープレーの存在】
フットサルの醍醐味と言えば、やはりパワープレーでしょう。
ゴレイロもゴール前に上がる、全員攻撃作戦です。
パワープレー要員は、フィールド用ユニとゴレイロ用のユニを持っていて、パワープレー時にはゴレイロ用のユニを着用します。
得点率は高いのですが、自陣のゴール前を無人にして攻撃するので、失点の可能性も高い戦法です。
毎試合、必ず行われる訳ではありませんが、パワープレーが始まると、やはり会場は盛り上がります。
是非、一度見ていただきたいです。面白いよ。

【道内各地で試合が開催される】
エスポは道内各地で試合をするので、いろんな所へ行きました。
きたえーる、真駒内アイスアリーナ、美香保体育館、北ガスアリーナ、小樽市総合体育館、苫小牧市総合体育館、旭川大雪アリーナ、函館アリーナに行っていて、釧路と帯広がまだです。
普段の遠征だと、大掛かりな準備が必要になるのですが(早めに飛行機取ったりとか)
「明日、旭川に行こう」と思い立ったら、すぐ行けるのが良いです。
小樽と苫小牧の体育館には、上履きを持参しましょう。


【セントラル開催】
Fリーグには、セントラル開催があります。
全チームが同じ会場に集まって、試合を集中開催するのですが、きたえーるでもセントラル開催が行われました。
全試合見に行きました。
朝から晩まで、普段は中々見れないチームが次々に登場して、本当に楽しかったです。
他サポが一緒に応援してくれたり、こちらも他サポの応援に混じったり、あれはまた是非やりたいですね。


【チアダンス・マスコット・スタジアムDJ】
エスポには専属のチアはいませんが、地元で活動するチアダンスチームが応援に来ています。
きたえーるでは主に「きたキッズ」が登場しますが、中にやたら上手い子がいて、いつも目につきます。
応援曲が「勇気100%」の時は、毎回一緒に踊っていました。
今でも光GENJIの曲を使ってくれて、とても嬉しいです。

マスコットはエゾリスの「リスポ」です。
絡み方が鬱陶しいですが、ファンサービスは良いです。
カメラさんや運営スタッフさん、時にはチアにも絡みます。
キャラ的には、つば九郎に近いと思います。
これからも、ドーレくんと仲良くしてね。

スタジアムDJは栗谷昌宏さんです。
コンサのMCに就任する前から、エスポラーダのDJに就いていました。
チアダンスでは、サイリウムを手に、全力のヲタ芸を披露してくれます。

更に、未確認ではありますが、恵庭南高校新体操部出身のアクロバットチーム「どさんこドルフィンズ」が登場し、華麗な舞を披露してくれています。
恵庭南高校と言えば「チームD」ですが、同じ系列なのでしょうか?
正式名称等、情報が少な過ぎるので、何か情報をお持ちの方はお知らせ下さい。


【今までに来てくれたゲスト】
大黒摩季さん、武田真治さん、ナオト・インティライミさん、スワーブスの皆さん
大黒摩季さんはエスポラーダの応援曲「FIGHT TO WIN」を作ってくれました。
武田真治さんのサックス演奏は素晴らしく、スワーブスさんとの前座試合はとても盛り上がりました。
ディエゴ・加藤・マラドーナさんが特に好きです。
2月の試合では、飛行機が遅れてしまい、ナオトさんがギリギリで到着したことがありました。間に合ってよかった。

飛行機遅れと言えば、対戦相手の到着が試合開始ギリギリになったこともありました。雪で飛行機が遅れたのです。
会場に着いてすぐに試合で「本当に大変だなぁ」と思いました。
(そして試合には負けました。何故だ)


先週、今季のリーグ戦が終了しました。
選手、スタッフの皆様、お疲れ様でした。来季も楽しみにしています。
今後の目標は「イルネーヴェ(女子チーム)を見に行く」と「アウェイ遠征へ行く」の2点です。


※競技ルールの記載に間違いがありましたら、ご指摘いただければ有難いです。


以上、「フットサルを見に行こう」でした。