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ボイスドラマ「ペンギンの数え方」vol3


ペンギンとの出会い

この作品と出会ったのは、偽義経がコロナで公演中止になってすぐの頃でした。
ネットで読める台本を読み漁っている中で見つけました。

約束を思い出せない謎の女と交通量調査をしてる変な男。
まず、おかしな2人の不条理な雰囲気と相反するように進んでいく2人の息の合った会話にワクワクしました。
徐々に2人がいる場所がわかり始め、なぜ彼女がここにいるのかが見えてくる。
たわいもない会話の中で物語が一気にドラマチックに展開するのもいいなと思いました。
メッセージ性の強い作品なんだけど、重さより軽さが全体的のトーンを占めているのも気に入ったポイントの一つです。

これを読んですぐに兼井くんに連絡をとりました。
「ペンギン〜」の配信許可と別に朗読作品を書いてもらいたいというお願いをしました。
ネットで見つけた人に連絡を取るというのは、非常にハードルの高い行動でした。
いやぁめっちゃ調べまくってドキドキしながらメールしました。

最近はTwitterやInstagramから仕事の依頼がくると聞きますけどね。
まだまだそんなフットワーク軽くお仕事するなんてわたしには夢みたいな話です。
わたしにもいつかお仕事迷い込んで来ますかね?
もし連絡きたら、めっちゃ調べまくると思いますが、わたしも門戸広くお仕事のご依頼お待ちしております!
どうぞ、よろしくお願いいたします。

脱線しましたが、
この時依頼して作っていただいた朗読作品というのが、stand.fmのライブ配信で読んだ「チマタの歩き方」です。
こちらは近日中に初の朗読作品として配信する予定です。

文化庁の申請でどちらの作品をやるかはギリギリまで迷っていました。
最終的に「ペンギン〜」にしたのは、全部1人で完結させるよりも誰かと一緒に作品を作りたいということと、せっかく文化庁から補助してもらえるので、同じ俳優仲間に還元して、わたし自身もその流れをこの機会に勉強したかったというのがあります。

ということで、初めて源泉徴収を税務署に納めに行くというのもやりました。
いつもは「源泉徴収票ください」って言ってる立場だったので、おっかなびっくり調べまくりながら挑戦しました。
こうして振り返ってみると、ほんと2020年は調べまくって、初めてのことにトライしまくる1年だったんだなぁと思います。

久しぶりに聴き直してみて…

3話目はどうしても話が深い部分に入り込んでいくので、気持ちも深めにいかないといけないというのが大変でした。
まぁ正直…3話目はちょっとこっ恥ずかしい部分があります。
録り直したいけど…まぁこんなもんだろという気もするのでこれで良しとします。

スタエフの概要欄です

「ペンギンの数え方」 

作:兼井青菜 

-登場人物- 男:村木仁 女:保坂エマ 

「橋の上、下には川が流れている。 ベンチが一脚あり、男が数を数えている。 そこに現れた女がひとり。 何やら約束があると言うのだが…」 

ということで、 いよいよ最終話となります。 これで物語は完結でございます。 
はぁー初めて作ったボイスドラマ… いろいろ雑でへたっぴぃな部分に落ち込むんだけど、それでもなんだか愛おしく感じるんだから不思議なもんですね。 
作るの楽しいなぁ。 
お聴き苦しいところもあると思いますが、ちょっとずつ改善して上手くなって楽しんでもらえる作品に近づきたいと思います。

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