まつぼっくり

母が、小中学校の同級生でシスターをされてる方と久しぶりに会うとのことで、おみやげ運び屋として母に同行しました。

会うのは50年?60年ぶり?とかなり疎遠にしていたようなのですが、ひょんなことから再びつながることになりました(このあたり、すごく不思議で面白いのですが、今回は割愛します)。

待ち合わせの時にお互いにわかるのかなと思っていたのですが、私があの人だ!と気がつき(こういうのはすぐわかる)、無事に再会を果たすことができました。3人でランチをしたのですが、二人ともマシンガントークで私が口を挟む余地は全くありませんでした。

シスターに修道院と修道院が経営する学校を案内してもらったのですが、「近くに教区の教会もあるから」とそちらも案内してもらいました。教会の入り口でヴェールをかぶっている人とすれ違ったので「こんにちは」と声を掛けたら、なんと、聖歌隊で一緒に歌っている方でした。先日のミサでは、私とその方だけでアレルヤ唱を歌っていたのです。その教会に所属しているわけではないとのことで、「こんなことあるんですねー」とお互いにびっくりしていました。

その後、シスターと母に、「オルガンやってるってなんなの?どういう経緯で聖歌隊に入ったの?ミサでグレゴリオ聖歌の即興をやってるってどういうことなの?」等々、根掘り葉掘り聞かれ、いろいろバレてしまいました。

先日、下見に行った修道院は本部で、別の敷地にあるとのことで、その時対応してくださったシスターにご挨拶をするため、本部修道院にも伺いました。

シスターは私のことを覚えていてくださいました。毎朝、まつぼっくりを拾っているのですが(子供にあげると喜ぶから)、日中は拾うことはない。でもその日は、出かけようとしたらまつぼっくりが落ちていたので拾っていたら、私が歩いて来て入り口から修道院をのぞいているのが見えた。私はもと来た道を帰っていったけど、また修道院に戻ってきて、シスターに声を掛けた、というのがシスター側の視点でした。私、怪しい人だ・・・。

シスターは母よりもうんと年上でしたが、とても若々しくお元気で、毎週スペイン語を教えているんだとか。ここでもやはり教会音楽やオルガンの学びについて根掘り葉掘り聞かれ、仕事のことも詳しく聞かれました。今度、この修道院の設立者の記念のミサがあるからいらっしゃい、と言われたので伺う予定にしています♪