見出し画像

教会巡り9:緑の菩提樹の木の下で

先日、オルガンコンサートに伺いました。

キリスト教のシンボルである魚(イクトゥス)のステンドグラスがとてもきれいで、印象的でした。

オルガンは町田市にあるマナオルゲルバウ(MaNa Orgelbau)のもの。1990年製だそうです。

オルガンのある2階から下を見た様子。

終演後に片づけをしている白金教会の黒米牧師夫妻。先日専攻科を修了された奥様とは1年間学校でご一緒して大変お世話になりました(話しているといつも気づけば人生相談になっていました(笑))。オルガンも歌もとても素晴らしい教会音楽家、スーパーウーマンです。

コンサートのタイトルは「緑の菩提樹の木の下で」。スウェーリンクの曲のタイトルでもあります。開演に先立って演奏者から挨拶があり、「暑い日だろうから、曲目を涼しげなタイトルのものにして、木陰で涼しい風に吹かれているような感じにしました。最後の曲『来れ、聖霊』では、聖霊が来て聖霊の風が吹いて、暑さを吹き飛ばすイメージでしょうか」とのことでした。この日はとても暑い日でしたが、木島千夏先生のさわやかな歌声も相まって、涼しい高原にいるような気分になりました。

終演後、ご厚意でオルガンを試させてもらいました。とても音が充実していて、響きのきれいなオルガンでした。練習中のバッハのBWV553をぐだぐだ弾いていたら、先生が飛び込んできて、「ここ間違っているわよ」など指導してくださいました。その後、先生の生徒もそうでない方も先生から指導を受け、公開レッスンのようになりました。終演後でお疲れでしたでしょうに・・・先生のやさしさに感激しました。やさしくてカッコいい岩崎真実子先生、本当にありがとうございました!