「奈落の喜劇」こだわりポイントの話
まずは拙作を聴き、この記事まで来てくださってありがとうございます。
こだわりポイントに気づいてくださった方がコメントにちらほらいらっしゃって嬉しい限りです。せっかくなので音楽や歌詞のこだわりポイントを自分で勝手に語ります。
かなり野暮な行為だな〜と我ながら思っているので、もし複数回聴いてくださってる方がいるとすれば、この後の文を読まずに自由に楽しんでもらうのもまた一興!という気持ちです。
気になる人がもしいれば読んでもらいたいな〜という程度の、ゆるゆる文章です。
もちろんこだわった部分はぶっちゃけ全部なので、「言わないとギリ伝わらなさそうなこだわりポイント」だけ書きます。
※曲の時点で今更ですが、「虚空集会」「虚空大戦」のネタバレを大いに含みます。
〜本題のこだわりポイント〜
・前奏、ラスサビ前の間奏、後奏に虚空教のテーマ(と勝手に私が呼んでいる、虚空教の集会において毎回儀式中に歌われているメロディ)を入れている。
ちなみにこちらのメロディ、初出は2018年3月25日の配信「剣持刀也〜VSオーストラリアの痴漢〜」35:30〜ですよね。コメントで「アカペラでBGMを作れ」と言われて歌ったもの。不気味すぎて後々宗教の儀式用に…。
・1番の歌詞は虚空集会、2番の歌詞は虚空大戦の内容を含んでいる。
こちらはMVからも伝わりやすい部分だったと思います。「飛び込む哀憐」は伏見ガクさんのアドリブ台詞「ひとりぼっちは寂しいもんな」から取っていて、「挫くも挫けず為す納刀」は途中で足を挫きつつ頑張って歌ったらしいSharpness…の話です。作ってる途中で虚空集会同時視聴配信(足挫きSharpness応援上映)があったので、ウケながら歌詞に捩じ込みました。
・1番Bメロ歌詞の元ネタは「虚空」の原点とも言えるミラティブ初配信。
虚空落ちをする度に変わっていた配信タイトルの中から「ミラティブ様は素晴らしいです」「男は立ち上がる」「復旧早くなってきた」「泣きの一回byガクくん」あたりを組み合わせつつ、虚空から始まった喜劇を表しました。
Bメロの歌詞は「素晴らしき母なる里から立ち上がり さぁ泣きの一回 復旧するなり舞台のはじまり」なのですが、「母なる里」はミラティブのことです。この辺はご本人の発言から取りました。
この他にも複数回、YouTube配信を始めてからミラティブで配信をすることを「里帰り」と称しているので、イベントの教義紹介パートなどで度々出てくる「母なる虚空」というワードとかけ合わせ、虚空の里、「母なる里」すなわちミラティブ、という感じです。
・前奏のMV、教科書→虚空教典に変わる。
前奏の途中から人混みの中に立っている姿のシーンに移り変わりますが、ここで持っていた教科書が虚空教典に変化する描写を入れました。あくまで同じ存在であり、「男子高校生」のまた違う顔として「教祖」があるのが良いポイントだな〜と思っているので、その辺りを強調したくて入れた部分です。
このカットを描くに当たって今現在(2023年8月)の高校2年生の教科について調べたのですが、最近は科目構成がガラッと変わっており、例えば国語なら「国語総合」「国語表現」「現代文A」「現代文B」「古典A」「古典B」という科目構成ではなく、「現代の国語」「言語文化」「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」という科目構成になっているそうです。描き入れる教科書は、ご本人の得意教科の国語から必修科目の「現代の国語」を選びました。
・「Starring:剣持刀也」の表記
一番最後に入れた表記です。
虚空教典の宣伝時に公開された言葉「僕、剣持刀也はエンタメコンテンツである。〝演出”というのは言ってしまえば『嘘』である」を踏まえて、日々そのエンタメコンテンツを享受している側から見て「剣持刀也」は何なんだろう、と考えた結果がStarring、「主演」でした。
今のところ書いておきたかったのはこのぐらいです!
教祖の部分にフォーカスした曲作りたいな〜!!!というパッションから制作をはじめましたが、構想開始からMVまで夢中になって楽しく作り上げることができました。
行き詰まることが多すぎてかなりギリギリのスケジュールになってしまったため、テトの調声と楽曲のMixをお願いした待宵かてら様にもかなりご負担をかけてしまったと思います。この場でも改めて御礼申し上げます。
ここまで読んでくださってありがとうございました!ただの1リスナーの色んな意味での宗教曲、少しでも虚空教徒の皆さんに楽しんでいただければ幸いです。
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