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「ことば」をもっていること

転職活動を通してみて、一番自分が何に惹かれたのかを、これを機会に文章にして備忘録として取っておこうと思います。

今回、現職でのキャリアから、別のキャリアに移動するに当たって実際に自分の中でなにが一番大事なのかを一から整理してみました。

もちろんキャリアを考えるに当たって考えないといけないことはいくつかあります。

1. 待遇
2. 仕事内容
3. 働く環境
4. 会社のビジョン

など、おそらく普通に働く上で考えないといけないことっていうのは結構沢山あります。

しかし、上記4つが満たされていても、いまいちピンと来ないという企業も幾つかありました。

そこでそのピンとこないという感覚がどこから来ているのかを自分の中で整理してみたのですが、その中で感じたのが、「一緒に働きたいかどうか」ということでした。

おそらく、この感覚は個々人によって千差万別であるので、あくまで僕個人の感覚でのお話ですが、僕のなかで「一緒に働きたい」と思えた人には必ず下の2点がありました。

1. 情熱
2. その情熱を体現することば

言葉には魂がやどる(言霊)といいます。

その人が本当に考えていること、達成したいビジョンがある場合には、それがことばとなって人の心に強く波及することを実感して、その言葉を持っていることっていうのが、僕自身の意思決定に強く影響していることに気づきました。

どこまでノせることが出来るのか

っていうんですかね。

その人のパフォーマンスを最大限引き出す、上手く乗せてあげることのできることばっていうのを持っている人と働いてみたいと強く感じるようになりました。

乗せてもらわずとも淡々と仕事をこなす人、そういう暑苦しいのが苦手な人、おそらく様々いると思います。

しかし、自分が何か意思決定する上で、強烈で、熱のこもった思いっていうものに非常に強く左右されるタイプであることに気づけたことは今の僕にとっては非常に大事なポイントでした。

もちろん、色んな企業を見て回る中で、その企業の良さであったり、優秀なエンジニアの方であったり、素敵なビジョンを掲げていて、非常に共感できるところも沢山あったのを覚えています。

その中で、ふと自分はどういうところで心踊るようなパフォーマンスを出していけるのだろうと考えたときに、僕は多分、ノセられるタイプ何だと思います。

どんな領域、業界、であっても、働いてみて、色んな価値観、課題感にふれることで、一つ一つ課題解決していくのが得意なタイプのような気がするので、JOINするタイミングでは思いっきり情熱家の人と一緒に仕事をしていくのがすごく自分にあった働き方なのかなと。

自分で何かに向けて熱くなるより、周りの熱をもらいながら自分も熱くなっていくっていう感覚に近いです。

その一つのきっかけとして、「ことばをもっていて、自身の情熱を言語化できる」人と働いて行きたいと思いますし、そういう人がどうやって人を動かすのか、ノせるのかということを貪欲に学んで、自分も人を動かしていけるようになっていきたいです。

人は論理ではなく感情で動くもの。

それだけに、論理ももちろん大事ですが、それ以上に人を突き動かす何かを学び取れるのか、それは今後の自分の課題だと思います。

思い返せば、ぶっちゃけすごく論理的に詰められているときがありましたけど、その影で、相手の熱意やコミットする力っていうのにあてられたんだなーとふと思い返すことが出来ました。

一人でできることなんて限られていて、人を巻き込めば、もっと大きなことをできるはず。その巻き込む上での「ことば」という要素を今後はもっと突き詰めて仕事していこ。



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