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母親のスマホ料金設定を見直した話

帰省中の重要な仕事だったんですが、母親のスマホの利用料金を見直しました。

KDDIを使っていたので3GBプラン(確か2年前に契約したときの1番やすかったやつ)から1GBの変動性プランにして月々の使用料金を1/3まで下げました。

幸い、母の使っている端末(iPhone6)は端末代を払い終えていたのでMVMOとか考える以前に、それに対抗してキャリアが作った安いプランにそのまま変更することで、一応想定していた値段には下げるとが出来て、母も満足してました。

しかし、このプラン変更、普通に親世代が1人でするのはムリなのでは?って思うこともしばしば。

理由は、とにかく機械、ITに弱い、時間がかかる、の2つです。特に2つめが大きくて、そもそもITに疎くて腰を上げるのが重いのに、難しい説明をされながら一つずつ理解して、最終的に目的となるゴール(今回ならプランの見直し)まで1人でたどり着くのはおそらくほぼムリなのでは?という気がしてます。

自分が職業柄、そういったことに少しは詳しいので、最初からゴールを決めていて、それを話しておき、あとは店員さんから納得行くまで説明を受けてゆっくりでも良いから理解する、という道筋を用意して上げてないと、ITオンチな親世代がスマホを適正料金で使いこなすはほぼ不可能な気がしてます。

安いほうが良いよ、って伝えても、予定してなかった通話料金がかかるユースケースとかを伝えられたり、その都度、考え込む親を見てるとちゃんと料金設定を組むなんてすごく難しいことなんじゃないかなーと感じます。
その時は僕が「通話料なんて足出てもたかが知れてるから、安いほうがいいよ」と伝えて、1番シンプルなプランにしましたが、これを1人で判断するのもこれまた難しいような気がします。

なんでもかんでもIT化だ、デジタル化だって言っても、それをちゃんと使える人間がまだまだ少数派で、大多数はわけも分からず使っているんだろうなぁなんてことを想像すると、これから来る高齢化社会に向けては、そういったITに弱い人にも優しいソフトの部分が充実しないと難しいだろうなーと感じました。

うちの場合はなにかしたいこと(機種変とか、料金見直しとか)があるときは自分の帰省のタイミングと合わせて、色々一気に行うし、都度僕が一緒に行って行います。

基本無駄が嫌いなのと、疎い人間が不当に搾取されてるのはあまり好きではないので、帰省する手間はありますが、帰省するごとにある程度親にヒアリングして、無駄払いをなくそうとしてますし、個人的には僕がいないときでも、そういった疎い人、世代にもわかりやすい料金プランというか、決め方のUXを提供してほしいなと感じてます。

今日対応してくれたKDDIの方はすごくわかりやすい方で、母親にも丁寧に説明していて非常に好印象でした。

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