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定額減税について

2024年6月からスタートするといわれている、所得税の定額減税制度。

これは、給与から引かれている源泉所得税を、1人3万円までおまけしてあげるよ、という制度です。

ざっくり、税務署の人に電話確認したことを記録し、その後、自分の考えも述べて見ます。(2024年2月20日現在)

定額減税額は、
一人あたり、30,000円。
扶養などがいれば、その人ごとに30,000円が加算されていきます。

例えば、扶養がいなかったら、
本人のみの3万円が定額減税額として持っていることになります。

どのように運用されるのかですが、
例えば、
2024年6月の給与時に、
源泉所得税の額が5万円だとしたら、

5万円-3万円(定額減税額)=2万円。
この2万円が、源泉所得税として差し引かれる額になります。
この時点で、定額減税額3万円を使い果たしてしまったので、
それ以降の月は、差し引くことはできません。

また、
2024年6月の給与時に、
源泉所得税の額が1万円だとしたら、

1万円-3万円(定額減税額)=-2万円。
-2万円分が定額減税額の残額になりますので、
翌月の源泉所得税額から、充当していきます。

このような感じで、定額減税額3万円を、
この制度開始の初月分から、
源泉所得税から充当して差し引いていきます。

人によっては、定額減税額3万円分を引ききれずに終了してしまいます。
(泣きたくなります。)

これは、国民のためを考えた国の施策であると考えられますが、
実際は、事務負担を増大させ、
さらに、せっかくの定額減税額を引ききれないことも、大いに発生させる、面倒なうえに、不公平感満載な制度です。

いっそのこと、一人3万円を全国民に配った方がいいと思います。
おそらく、政府はマイナンバーカードの普及が追い付いていないから、
その方法は実際に行いにくいと考えると思います。
なので、もしマイナンバーカードを持っていない方や、
持っていても、銀行口座との紐づけが終わっていない方は、
すぐに銀行口座との紐づけまで行ってほしいなと思います。

現実的には難しいかもですが、全国民がマイナンバーカードと銀行口座との紐づけが終わっていれば、瞬時に、お金が送金されるはずです。


令和6年分所得税の定額減税Q&A

定額減税 特設サイト

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