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#8 変化変容


伐採後に除草剤


細い竹(しの竹)の伐採をする時に、私は折りたたみのノコギリで切っていったが、彼が数の多さから草刈りガマで切った場所があった。そこは、竹が斜めに切られていて、間違って転んだら細いながらケガしそうな感じであった。
認知が進んだ母をばあちゃんちに連れて行った時に、フラフラとその場所に歩いて行ってしまったので、ハラハラした。足元が少しおぼつかなくなってきている母がもし転んだら・・・・・恐すぎる。
その時は、何も起きずに済んだが、自分がドジして転ぶことがあるかもしれない。


カマで切ったしの竹


一度、除草剤をまいてみよう!と思い立ち〇〇〇アップを撒いてみた。
周辺の草と竹は薄い黄色に変化していったが、竹は相変わらず斜めの切り口が見えていた。

除草剤を撒いた


その後、草刈り機で彼が全部刈ってくれた。一面、平坦な土地になり、切り口の恐い場所はなくなってホッとした。
のだが・・・翌年、落とし穴があった。
マメ科のツルがある草が生えてきた。しかも、アブラムシが大発生して、遠くで見ても黒いものが付いているのがわかるほど。ぞわっと鳥肌ものだ。
それゆえ、その場所に入れず草刈りができなくなった。

カヤの生えていた場所


予算の関係もあり敷地の広いばあちゃんちは、〇〇〇アップをまいていない場所もある。切り口のスゴイ場所はなくなった代わりにモウレツにカヤが生えてきた。竹がなくなり日当たりがよくなったこともあるのだと思う。
何で?が付くぐらいのカヤの量!!
草刈り機に巻き付いて、ちょいちょいストップしないといけないくらい。。。

しかも、苗を4本、おそらくポンと置いていたら大きくなったのではないかという杉が生えている。高さ12mくらい。彼の知り合いの林業の方に切ってもらった。
さすが職人技、ものの10分ほどで、空いている空間に見事に4本切り倒してくれた。
そして、枝はチェンソーで落としてもらえた。が、その後の本体は切ることはなくそのままだった。

倒した杉 冬の様子



父のチェンソーでは刃渡りが短く、切れないと彼が言うのでどうしようもなく、その後、3年は切り倒したまま土の上に置くことになった。
杉を切ったことで更に日当たりが良くなり、カヤが大発生した。
草が繁る夏は1m位になるので、草刈り機で切っているとよく杉の本体に当たるので、恐いし心が折れる場所になっていった。

倒した杉と周りの草 初夏の様子



冬になり、霜がおりるようになるとカヤは倒れてちょっとホッとする。
翌年の11月、頑張って草刈り機で刈った。
刈った草はそのままで年を越して春が来た。すると不思議なことに生える草が変わってきた。
つゆ草が大発生。カヤは、倒した杉と杉の間の空間くらいだけになっていた。
不思議に思い、知り合いの農家さんに聞いてみたら、土が変わってきたのかもね~ということだった。
自然の仕組みはスゴイ!と思った瞬間だった。

#ばあちゃんち #伐採#カヤ#杉#つゆくさ#自然#除草剤



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