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アーティストを続けるためのお金を稼ぐ

記事2本目です。

私ははじめ日本、それからドイツの美大を卒業し、卒業年の2019年から所謂ビジュアルアーティストをしていて、今年で3年目となります。

この3年目も運良く迎えられたけど、来年4年目を迎えられるか定かじゃない、という状況は例年通りです。

3年目をこなすために、まずはお金稼がないといけない。制作資金です。私は夫が生活費を賄ってくれてるので、私の制作費だけとりあえず捻出しないといけません。なのでまずは飲食店で週20時間のパートタイムをはじめました。

生活費を稼ぐことが仕事というなら、アーティストは純粋に仕事と言える人はすごーく少ないです。なぜなら助成金もらっても、そこから制作費を出すので、ケチると思い切ったことが出来ないし、思い切って使いすぎると生活費がなくなるから。

そこで別にお金を稼がないといけませんが、私が出来ることってアートしかないので、レストランやカフェ、倉庫内作業など、誰でも出来る仕事をまずは探します。そうするとドイツだとすぐ見つかります。でも3kだし(基本最低賃金)この仕事やってる時間制作に回したい、って思うようになります。

あとは市民講座の講師とか、フリーランスの講師なんかもあります。絵の描き方教えたりです。でも定期的に働けるとしても週数時間で、しかもフリーランスは社会保険料高いので、割に合わないかもしれません。

それでもとりあえずの収入源としてはじめた矢先、急にレジデンスが受かって来月から遠い所に行くことになった場合、定期収入確保の道は閉ざされてしまいます。

まあ、とくに報酬の出るレジデンスなんて、受かることの方が稀だし、年に一度あればラッキーですが、万が一受かった場合、どうやってお金を稼ぐかを考えると、オンラインで仕事を受けるのが一番いいと思うのですが、私が持ってるスキルで出来ることがほとんどない…。

どうすればいいのか答えはまだ出ていません。というか、今の所その都度対処していくしかないって感じです。

…なんて書いてるうちに、実は本当に一個レジデンスに受かってしまいました!しかも来月から始まります。

今住んでる所から遠くはないので、しょっ中帰ってこれる距離ですが、でも最低週20時間働かなきゃいけないというのはクリアできないので、結局入れる時だけ入れる契約に変えてもらいました。

せっかくはじめたのに〜という気持ちもありますが、受かったレジデンスでは少ないですけど報酬が出るので、制作費を稼ぐということはクリア出来ました。でもレジデンスが終わったからといってまた週20時間勤務に戻してはくれなさそうです。またいつ急に何かに受かるかもしれないので。

ほんと行き当たりばったりですね…

でも一歩ずつ作品を進歩させていける機会がもらえてめっちゃ嬉しいです。

ほんとはお金のこともっと詳しく書ければいいのですが、まだ何か書けるほど報酬を貰った経験がないので、もっと経験を積んで、いつか書けたらいいなあって思います。

次はレジデンスや展示への応募のことを書こうかな。



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