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アダルト可!海外レンタルサーバーを借りるなら知っておきたい5つのこと

もし、あなたが海外レンタルサーバーを検討しているとしたら、この記事必見です。

この記事は約3700文字。約10分で読めるシンプルな内容なので気軽に読んでみてください。

海外のレンタルサーバーってどうなの?

エログ開設当初、FC2の無料ブログで運営していましたが、無料ブログサービスにありがちなブログ削除のすったもんだの末、アダルト可のレンタルサーバーでワードプレスのブログを立ち上げました。

国内レンタルサーバーは最初はGMO。

後にmixhostに移転しました。

ワードプレス開設当初は料金が安い海外のレンタルサーバーも検討しましたが、ユーザーの大半が日本人のサイトであったため、国内サーバーの方が回線が安定するだろう、ということで国内のレンタルサーバーに決定しました。

その後、ある事から国内のレンタルサーバーを引っ越す機会があって、以前から試してみたかったのと、アダルト可の海外レンタルサーバーがどういうものかを再検討するため海外サーバーを調査してみました。

海外は日本と比べてアダルト、非アダルトの区別があまりなくアダルト可のレンタルサーバーを探すのは難しくなかったですが、最大の問題は果たして月30~40万PVのエログを海外サーバーで運営できるかどうか、でした。

海外サーバーは国内からアクセスした時に遅延が発生する場合があるのでユーザビリティの観点からいってアクセスが多いサイトを運営するのは難しいのではないか。

そう思いましたが、実際のところどれくらい難しいのか、手触りで知る必要がありそうだと思い、実際海外のレンタルサーバーを借りてみました。

英語を読むのがむずかしい・・・

海外レンタルサーバー会社の中には日本語が出来るスタッフが常駐しているサーバー会社もありますが、料金がその分割高です。

しかし、アメリカやカナダといった英語圏のレンタルサーバーは比較的安価ですし、規約などの面で日本とは少し違った運営が出来るという良い面もあります。

問題はやはり英語ですかね。

英語はまぁ読めるけど、書くのが大変だなぁ、という人はグーグル翻訳など翻訳サイトを使えばなんとかなりますし、サイトごと日本語に翻訳してしまうという手もあります。

だから、必要以上におそれることはないかな、と。

今回、日本人にも多く利用されているホストゲーターとドリームホストを実際レンタルしてみました。

とくにドリームホストはリアルタイムのチャット対応や、97日間という破格の返金保証など優れたところがたくさんあったので以下、紹介していきます。

ワニのロゴでおなじみのHostGator(ホストゲーター)で共用サーバーを借りてみた

ホストゲーターは2002年よりサービスを開始した老舗のレンタルサーバー会社です。

アメリカはテキサス州、ダラスにサーバーがあります。

ホストゲーターは月額料金が安く、サービスもそこそこ良いので海外サーバーを初めて借りるには良い会社です。

ぼくが借りたホストゲーターの共有サーバーのビジネスプランは月7.25ドル(年間プラン)。
クレジットカード一括払いで87ドル(9570円→1ドル/110円)でした。

アダルトサイトはもちろん、テキサス州の法律に抵触しない限りどんなサイトでも運用可能です。

ホストゲーターのコントロールパネルは多くのレンタルサーバー会社で採用されているCPANELで、45日間の返金保証もあるので安心して利用できます。

さて、実際ホストゲーターの共有サーバーを利用してみた感想は、月30万PVを超えるアダルトサイトの運用は正直きびしいというものでした。

転送容量は無制限とありましたが、実際のところ転送容量が多いサイトはサーバーに負荷がかかりすぎてワードプレスの管理が難しく、訪問ユーザーのユービリティが低下するおそれがありました。

結果として1日足らずで即撤退を余儀なくされましたが、実感としてアメリカサーバーでの運用の難しさを知るには良いきっかけでした。

アメリカで人気!ドリームホストでVPSサーバーを借りてみた

「どりほ」といえばDream Host(ドリームホスト)のこと。(2ちゃんねるの海外レンサバ界隈ではそう呼んでます。)

ドリームホストはアメリカはカルフォルニア州ロサンゼルスに本拠地があります。

設立は1996年。2022年現在で26年間の実績があり、信頼性のあるホスティングサービスです。

ドリームホストに決めた理由の一つはは97日間という、おそらく全米一の長期保証でした。

今回はホストゲーターの時とは違い共用サーバーではなく、より回線が安定しているVPSでの運用を試してみました。

まず、ドリームホストのアカウントを作る時に注意点がひとつ。

IDとパスワードを登録してログインした後、確認の電話かメールを送らなければなりません。

いわゆるアクティベーション(有効化)です。

電話は英語でのやり取りになるのでハードルが高いですが、メールなら簡単です。

hello,my name is 〇〇〇.
my ID is ◎◎◎.
Please activate my account.

こういった文章でOKです。

ドリームホストのサポートが数時間から1日でアクティベーションを行ってくれます。

ぼくがアカウントを作ったのはVPSのビジネスプラン。

スペックは2GBのRAM、60GBのSSDストレージ。

ウェブサイトの数とメールアドレスは無制限。

回線の帯域制限もなし。
SSL化も無料。

これで月27.5ドル/年330ドル。

決して安いとは書けない額です(汗)

やはり円安とインフレということもあってお値段上がったんでしょうか?

ちょっとお高いですが、その分良い面もありました。

ドリームホストの良いところ

ドリームホストはホストゲーターとは違い、コントロールパネルにドリームホストパネルという独自ツールを用いてます。

使ってみた感じではCPANELに近く、直感的に操作できる感じでした。

もしドリームホストパネルを使ってみて分からないことがあればグーグル先生に聞けば良いですし、ドリームホストのナレッジスペースというFAQみたいなのがあったので、そこで調べれば大体解決します。

そして、ドリームホストに特徴的なのは、オンラインチャット。

24時間対応じゃないのか、時々対応してくれない事がありましたが、その場合はスレッドに書き込めば割とすぐに対応してくれます。

ポンポンと小気味よくチャットでトラブルシューティングが出来るので、ミックスホストさんも採用してくれば良いのになぁ。

アメリカのアダルトアフィリエイトASP、CCBILLもこうしたオンラインチャットを採用していて、困ったことがあればサポートしてくれます。

こういったところはさすが先進国wという感じでした。

ドリームホストの悪いところ

1つ目は登録時にアクティベーションを行わないといけないところです。

その分セキュリティがしっかりしている、と評価できますが、ちょっとまどろっこしいところは否めません。

まぁ、ぼくがせっかちなだけかもしれませんが。

2つ目はオンラインチャットですが、AIが対応する場合があるので、いくら返信しても同じ回答が返ってくることがあります。

これはちょっと最初ひどいな、と思いましたね。

そりゃAIが進化すれば、ほとんどのチャットはAIで解決しそうですけど、
「コイツ日本人やし、AIに任せとけばええわ」みたいに軽くあしらわれたとすると正直腹が立ちます。

アダルトサイトを外国人向けに作ってみた。

以前、パイパン専門の”無毛な俺”の英語版と懐かしいAV専門の”なつえろ”の英語版を作ったことがあります。

これがまた鳴かず飛ばずのシロモノでしたがw

とにかく実際やってみて生のデータを取りたかったんですね。

英語圏の人口は日本語圏の人口より遥に多いですし、ジャパニーズポルノは外国人にも非常に人気があります。

最大の問題はどうやって集客するか、なんですが。

とりあえず、ぼくはSEOで他サイトと勝負になるかどうか試してみました。

結果、まぁ惨敗でしたねw

分かったことと言えば、ソフトコア系のエロは海外でも受けが良いということぐらいでしたが、軽い気持ちでチャレンジできるほど甘いものではありませんでした。

海外レンサバってアリなの?

英語で海外の人向けに日本のアダルトサイトを作るのは不可能じゃないにしろ、かなりハードル高いのは上記のとおり。

ひとつ、海外レンサバが有利なことって規約の問題ですかね。

日本では著作権関係がけっこう大変なので、海外なら可能なサイトもあるかもしれません。

最近、ミックスホストさんが海外レンサバ始めましたが、一定の需要があるって事なんでしょうね。


mixhost
ミックスホスト

結果として、エログの英語化は失敗しましたが、一定の成果はありました。

①ジャパニーズ・ソフトコアポルノはグローバルで人気が高い。
②ジャパニーズ・ハードコアポルノはアジア圏で人気がある。
③英語圏でのエログ展開は不可能ではないけど、ニッチを掘り下げる必要がある。

ジャパニーズポルノは中華圏でも人気が高いので、そっちで勝負するというのもアリかもしれませんね。

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