Xのコミュニティノートの品質改善と、発言数増加の取り組みについて

Xはユーザーの投稿する短いメモ(ノート)の品質を高め、同時に表示されるノート数を約6%増加させるアップデートを最近リリースしました。

このアップデートにより、「役に立たない」と判断されるノートも6%多く特定できるようになり、そうしたノートを書く寄稿者の書き込み能力が制限されるようになりました。

この仕組みは、様々な視点を持つ寄稿者が一致して特に品質が低いと見なすノート(例えば虐待やハラスメントととらえられるノートなど)を特定し、それらのノートを「役に立つ」と評価した寄稿者の「寄稿者役立ち度スコア」を下げることで機能します。

その結果、人々が役立つと感じるノートを一貫して特定できる寄稿者により大きな比重が置かれるようになります。

この取り組みについて、イーロン・マスクはXで「Improvements to Notes(ノートの改善)」と簡潔に投稿しています。

Xは大きなプラットフォームとして、投稿内容の質を維持し、建設的な議論を促進するための継続的な努力を重ねています。一方で、表現の自由とプライバシーの確保など、課題も残されています。

プラットフォームの健全な発展に向け、運営陣、寄稿者、ユーザーが協力し、バランスの取れたアプローチを探っていく必要があるでしょう。

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