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カラーセラピー①

カラーセラピーとは

カラーセラピーという言葉をご存じですか?
私たちカラーセラピストが「カラーセラピー」を語る場合は、何本かあるボトルを使ってカウンセリングする方法を紹介することが多いように思います。

私が24年前に私が初めて出会ったカラーセラピーも2層に分かれた80本のボトルを使う「オーラライトカラーセラピー」というシステムでした。

当時はとても珍しく、その並んだボトルの美しさに圧倒されて感動した覚えがあります。
その後、いろんなカラーセラピーのシステムが日本に導入されたり、新しく作られたりしているので、目にされる方も多いのではないでしょうか。

カラーセラピーを受けられた方は、口をそろえて「当たっている」と仰いますが、厳密に言えば、それは「ボトルを選んだあなたの言葉」なのです。
ですから、私も一時期は自分は「色の翻訳家」とか「色の通訳」などと添えていました。

カラーセラピーと占いの違い

カラーセラピーは占いと間違えられることがよくありますし、占いのようにに使うこともできます。ですが、占いではありません。

日本人は占いが好きです。「占ってもらう」のが好きなんですね。
雑誌の星占いや血液占いなど、いつの時代も大人気です。
ただ、占いはどちらかというと受け身で、自分の未来を自分以外に託しているという感じがします。(ただ、占いにもいろいろあるので、すべての占いが受け身という訳ではありません。)

カラーセラピーは、まず「自分で色を選ぶ」
つまり、自分で「選択している」ということを念頭においておいてください、私はいつもクライアントにそう伝えます。
私たちカラーセラピストは、翻訳とか通訳のように、クライアントの選んだカラーを読み解いていくのです。

カラーセラピーはカウンセリングであって、決して一方的な押し付けではありません。コミュニケーションを大事にしています。
クライアントが選んだ色がどういうことを表現しているのかを、色のキーワードを投げかけて質問していくのです。その質問から、クライアントは自分自身を認識していくのです。

カラーセラピーの多くは、その人の本質からはじまり、
過去・現在・未来を読み解いていくものになります。

そういった実践の前に、カラーセラピーそのものについて、まずは書き留めておこうと思います。

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