見出し画像

吉原散策と大吉原展3

「吉原散策と大吉原展2」を書いてから少し時間がたってしまいましたね。
いいねの数を見るとみんなあんまり興味がない話題なのかなと思って書く気が失せてしまっていたところだったのですが、
私の知人の数名は私のノートを毎回欠かさず読んでいると先日知りまして。
その人たちの言葉を信じて、今日も何とか更新に至ったわけです。
ありがたいことですね。

さて、今日は日をまたぎ上野の芸大美術館にいきました。
大吉原展のことは、前々回の記事で紹介した吉原神社で知り、
そういえばいろんな大学に行ったことがあるけど、芸大にはまだ踏み入れたことがないなと思い、これを契機に行ってみることに。

「大吉原展」ポスター

芸大美術館に到着して思ったことは、周辺のどの駅から歩いても遠いし、坂の上にあるということです。ちょっと意外でした。てっきり駅近の好立地にあるのかと。いわずと知れた難関校で知られてますが、入学した後も通いきるのは結構大変だなと思いました。
芸大内も散歩したかったのですが、部外者立ち入り禁止で見学はできませんでした。

展覧会も撮影はほとんどできなかったので、気になる方のためにリンクを張っておきます。

開催はもうとっくに終わってしまっています。
自分も滑り込みで最終日の前の日に行ったと思います。
このロゴを見て「あれ?最近炎上したやつじゃない?」って気づいた方もいると思います。
知らない人のためにリンクをはっておきます。

議題に上がったのは本展覧会が【遊女の性的搾取】に値するのではないか。
いいたいことはわからなくもないですが、このようなキャンセルカルチャーが最近は日本でもアメリカでも流行ってて、みんなわがままになったよなあなんて思う。行かなきゃいいとか表現の自由を訴えるのがリベラルな立場として、キャンセルカルチャーや○○警察はちょっと独裁的な思考に近い。
これは1案件に過ぎずだれかに「あなたはこれやってもいいよ」「あなたはこれやっちゃだめよ」って指図するわけですよね。
せめて「やってもいいけどこういうのにしてみたら!?」って提案できる人、あんまりいないですよね。自分も気をつけよ。

展覧会自体は、喜多川歌麿や歌川国貞、葛飾北斎といった著名な画家の作品が中心で、それに加えて企画側が制作した吉原の3DCG再現映像やなどが少しずつあるという感じでした。
先に私と吉原を巡ってからきた、父は「大吉原展というのだから、美術作品以外の歴史的な資料もあるのかと思っていた」とちょっとがっかりしていました。
もしかしたら炎上の後、展示すれば遊女を背的搾取することが文化的価値とみなされるであろうものは展示が取りやめになったのかもしれませんね。

遊郭の模型(撮影ok)

さあて、写真が取れないのでこれ以上紹介することはありません。
展覧会はすんごく広くて楽しかったです。
美術館すぐそばにあった上島珈琲で疲れを取り、上野のほうから帰りました。

敷地内にある上島珈琲

それではまた近いうちに!
初めての三本立て。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?