見出し画像

これからはもう買わない16のアイテム|Things that I no longer buy

フォローしている人たちが最近シェアしている「Things that I no longer buy」というタグがとても興味深いなと思ったので、わたしなりの「これからはもう買わないアイテム」を16個考えてみました。必ずしもアイテムである必要はないのだけれど、最近ちょうどお金の使い方について考え直しているところなこともあって、わたしは「消費」に焦点を置いてみようと思います。

1.「衣」編

1.1 大切に出来ないアクセサリー

これはKinamiもリストに挙げていたけれど、わたしも基本的には全く同じアクセをずっと身につけていたい。一つ一つのアクセサリーがお気に入りだし、毎日つけていると、身に着けることで心が落ち着くお守りみたいに感じられるから。かといって極度なミニマルはわたしには合わないので、以下のように区分する。

① 毎日身に着けるもの 
② 特別な場面で身に着けるもの

①にカテゴライズされるアクセサリーの限度は、1度に身につけられる数まで。例えば今わたしのピアスホールは左右のロブに1つずつしかないから、①用のピアスは1組でいい。2組以上ならいらないけれど、指輪やブレスレット、ネックレスなど別アイテムを足すのは構わない。ただしそれも1度に身につけられる数であることを条件とする。

②は比較的容量が大きくなってしまうけれど、ドレスアップ時など特別な日に身に着けるジュエリーや、人からの贈り物などを想定している。

このどちらにも当てはまらない、「毎日つけるほどお気に入りではなく、かつ大切に取っておくほどの思い入れもない、自分で購入したアクセサリー」のことをわたしは大切に出来ないから、不要と判断して買わないことにした。家にあれば処分する。

1.2 1シーズンで着られなくなる服

最近少しずつ定着しつつある'Sustainable'であることを重要視する思想への賛同の意を込めて。環境のためというのはもちろんだけれど、自分の嗜好としても、1シーズンで着られなくなる(この場合 ①商品の状態が悪くなる ②流行が去るの2パターンが考えられるけど、両方の意味で)服はもういらない。ファストファッションに手を伸ばしていた頃の心理としては「なるべくたくさんの服を持っていたい」という発想がベースになっていたように思う。同じ服を着ていると周囲の人に気づかれることが恥ずかしかった。当時の自分を否定するつもりはないけれど、その呪いは解いたから、今のわたしにはもう不要。毎日同じどころか、毎年同じだったって構わないし、むしろこれからはそれを誇りたい。それに1シーズンしか着られないものに、毎シーズンお金を使うのは「安物買いの銭失い」で、回り回って損にもなる。

1.3 ラインの見える下着

これは買わなくなってから随分経つもののうちの一つ。強要される女らしさはクソくらえだけど、自分なりの理想像はあっていいと思っていて、下着のラインが透けて見えないというのは、わたしの思う「最強の女」になるための非常に重要な条件となっている。スキニージーンズを愛しているなら、Tバックが最も信頼できるパートナーで間違いないけど、UNIQLOのシームレスシリーズも相当響かないから本当におすすめ。自分の後ろ姿がちょっとでも気になっていたら、ぜひ試してみてほしい。

1.4 黒のキャミソール

自分の持つ衣類の中で最も無難で、かつそれを選ぶこれといった理由がない宙ぶらりんなもの。選ぶ理由がないのなら、わたしはもうこれ以上買わなくていいはずだ。服を守る意味でも、防寒の意味でも、キャミソールそのものは必要だけれど、白いトップスの下に透けて見える黒いそれほど残念なものってなかなかない。肌に馴染んだ色のインナーを着ることで、白はより白くなって、自然と洗練された印象を引き出すことが可能。色のあるトップスの下に着る分にはデメリットは特にないから、今あるものを捨てようとまでは思わないけれど、これ以上はもう増やさないことにしている。

1.5 「1アイテム1着ルール」を違反する服

服の話をもう少しすると、わたしは自分のワードローブに特定のアイテムについて、複数持たないという制限を設けている。「チェスターコート」「Pコート」「ダウンジャケット」等冬の上着が複数あるのは構わないのだけれど、チェスターコートが2着、Pコートが3着、ダウンジャケットが2着 ... と各アイテムが複数あると落ち着かない。コートの総数は問わないので、ミニマリズムとはまた少し違うかもしれないけれど、1着1着のユニークさというか、相互に排他的(Mutually Exclusive)なチーム構成が好きなんだと思う。「特定の」と書いたのは、Tシャツやブラウスのように、同一のアイテムであっても、2着以上あっていいものも存在するから。

1.6 8cm以下のヒール

これはAkariさんがリストに挙げていたけれど、わたしも同じ理由でこれを追加したい。8cmが最も美しく、それ未満であるならば、むしろフラットの方が好ましい。中途半場な高さだと、歩きづらかったり足が余計に痛くなったりするので、そもそも合わないというのもあるのかもしれない。9cm以上はわたしの足首が耐えきれないので、やはり8cmが最適解。

1.7 ブランドのロゴが目立つ鞄。

セクシーじゃないから。

1.8 アイシャドーパレット

絶対に使わない色が出てくるから。どんなに手間がかかっても、必ず使う色をそれぞれ単色で集めたい。ただこれまで買ってしまったものを捨てることはしたくないので、しばらくはそれらを消費する時間に充てる。

1.9 チーク

血の気のない頰が好きだから。ただこれはもう買わないというより、これまで買ったことがないもの。もしかすると今後嗜好が変わって買うようになるかもしれない。全ての項目に言えることだけれど。

2.「食」編

2.1 テイクアウトのコーヒー

節約のために毎朝自宅でコーヒーを淹れて、それをタンブラーで持ち歩くようになってから、テイクアウトのコーヒーの必要性がわからなくなってしまった。店内で飲むのであれば、良い雰囲気の中で淹れたてのコーヒーを飲む体験だったり、そこで何か作業をすることができる等のコーヒー+αの価値があるけれど、我々は何を求めてコーヒーを外に持ち出すのだろうね?別にこれといって答えを求めている訳ではないのだけれど、少なくともわたしにはもうあまり必要はない気がするし、普段買わないようにしておけば、時たま買う時に「ちょっとしたご褒美感」を演出できるから、総じて良い選択なのではないかしらと思っている。

2.2 ペットボトル飲料(500ml以下)

基本的には節約のため。やめたいのは「外で買う飲み物」であることから、500ml以下とした。(家では2lのお茶をアマゾンで箱買いしていて、これには特段不満はない)どうしても喉が渇いた時は仕方がないけれど、それでもなるべく減らしたい。

2.3 コンビニのご飯

食べて幸せにならないから。わたしの場合朝ごはんと昼ごはんにコンビニが多かったのだけれど、朝は怠けず家で食べることにして、昼はむしろお店で食べるようにした。日頃の節約とは相反する施策に思われるかもしれないけれど、本人としては朝ごはんを家で食べるのと、飲み物を外で買わないことで、ランチ代に替えているつもりらしい。

3.「住」編

3.1 廉価なティッシュ

わたしは長い間ティッシュにこだわりがなかった。というのも、そもそもあまり鼻をかむことがなかったからだ。ところが2019年の春頃から突然花粉症を発症して依頼、潤いティッシュなしには生きられない身体になってしまった。節約をしたい気持ちは確かだけれど、鼻への負担を減らすためならいくらでも払えてしまう。今の所ヒノキ花粉以外に反応はしないようで、最近は平穏な暮らしを送っているが、鼻をかむ回数が少ない季節でも、引き続き良いティッシュを選んでいる。お気に入りはネピアの鼻セレブと日本製紙クレシアのスコッティカシミア。開発、製造、販売に関わる全てのみなさま、本当にありがとうございます。いつもお疲れ様です。

3.2 紙媒体の定期出版物

もうすぐ2020年だというのに、あいも変わらず読書は圧倒的紙派だが、新聞、雑誌、漫画については、買い続けると場所がいくらあっても足りないので、新聞と雑誌はipad、漫画はiphoneに移管。特にipadと新聞の相性のよさには感動していて、電子版最高!という気持ちにすらなる。

3.3 ノート、メモ帳

上記に関連するが、今年の始めにipad(pro 12.9inch)を購入して以降、手書きノートの9割強をipadが担っている。残っているのは急いでいる時の走り書きと日記帳くらい。それに必要なノートやメモ帳は既に十分あるため、もう買わなくていいと思っている。

3.4 ペン

同上。必要な時は会社でもらう。

4. まとめ

「欲しいものリスト」ではなく、むしろ「欲しくないものリスト」シェアするという発想は本当に目から鱗だった。でも考えてみれば、何かを選ぶということは、同時に何かを選ばないということでもある。自分の嗜好を分析するなら、どういったものを好むのかを考えるより、どういったものを嫌うかを考える方が手っ取り早い。「好き」に理由はないこともあるけど、「嫌い」には必ず理由がある。そういう意味で、今回のタグ 'Things that I no longer buy'は、自分を見つめ直すとても良い機会になった。機会があれば、ぜひ考えてみて欲しい。暮らしがちょっとスッキリして、気持ちもほんのり軽くなるかもしれない。

twitter/instagram @ellenilly

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?