おぢに負けた話 -中編-

どーも、エリダメです。


<前回のあらすじ>
紹介してもらった子がめっちゃギャル。

↓前編リンク↓
おぢに負けた話 -前編-|エリダメ (note.com)



そんなこんなでギャルと合流した、ワイ。

めっちゃ派手やな…これで会社帰りなんか?キャバ嬢の出勤前じゃねぇーか…そう思いながらも他愛もない会話をしながら、予約した居酒屋へ向かった。一応、個室のある雰囲気良さそうなところを予約した。

しかし着いたら愕然とすることになる。

案内された部屋は目の前が壁の横並び二人掛けの個室であった。


(イメージ)

こんなん初回で来るの下心ありまくりだろ。


と思いながらも「へー、おしゃれー」とか言ってくれたので、まぁいいやとなった。普通に下心はあるしな。

そんなこんなで飲み始めた。なんか距離が近いな、この子…。そして誰かに似てるな、この子…。


エ「よく芸能人とかで誰かに似てるって言われない?」

ギャル「えー、私は全然思わないけど、最近人気ある歌手のN・Kに似てるって言われる」


似てるの髪色とメイクの感じだけじゃねぇーか!!という言葉をグッと堪えて「あー確かに目の周りとか似てる」と精一杯話しを合わせておいた。


ちな、そんときの髪色・髪型・メイク、こんな感じ。目の周りがそっくり。(タヌキ顔大好き)

黒ギャルを想定してた方、スマン

※以降、彼女のことは「カナ」と記載することとします。


そんなこんなでその日は二軒飲みに行って、次回はドライブに行く約束をして帰った。社会人一年目、しかも車も買ったばっか(頭金無しフルローン)で、ビビるぐらいにお金はなかったが、全部出した。カッコつけたかったから。


二回目のデートではドライブがてら、岐阜県にある金華山に行った。東海地方に住んでる人には、「あー!昔、行った行った!」となるであろう、有名なザ夜景スポットである。

夜景を見ながら、前回同様に他愛もないことを色々と話す。カナはマシンガントークで何でも話すので、飽きることはなかった。やっぱり距離は近かった。

そこから詳細は省略するけど、話しの流れで付き合うことになった。そしてそのまま近くのホテルに泊まって、その日の内に結ばれたのであった。ヘソピしてた。


こうして知り合ってトントン拍子で交際が始まった。ほぼ毎週末は会い、月1,2はお泊りをするような至って普通の交際関係だった。


ある日、一緒にカラオケに行くと「会いたくて会いたくて震える」曲や「会えない時間も愛しすぎる」曲や「友達に『ありがとう』と伝える」曲とかばかり歌っていた。似てると思ってないって言ってたけど、寄せに行ってるやんけ。
(カナの影響で「Dear…」とかは知った。いい曲だよね。)
ワイはGLAYの「誘惑」を熱唱していた。本当に気持ちよさそうに歌うよねとお褒めの言葉を頂いた。


しかし交際して2ヶ月ぐらいのころ、どうしても確かめないといけない事案が発生していた。正確に言うと、とっくの昔に「おかしい…」とは思っていたが、見て見ぬフリしていたことがあった。



カナ、毎週水曜日かなり高確率で連絡繋がらなくなるよな…?


~つづく~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?