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会社で学べることは何もない

こんばんは!石黒です。

今日は『会社で学べることは何もない』ということについて話していこうと思います。


私は営業に人生を捧げるって決めているんですが、これは「売りたい時に売る」ことができて初めて自由な時間ができると考えているからで、営業を極めることで人生は幸せになるとまで思っています。

「売りたい時に売るなんてそれができたら苦労しないわ!」って思いますよね?


ですが、実際に私は身をもって体現できていますし、周りの個人事業で生き残っている人のほとんどがこの営業力を持っています。

じゃあその営業力ってどうやったら手に入るのか気になりますよね。


そこで今回は「売りたい時に売る」営業力とはどんなものかとその習得方法についてお話ししていくのでぜひ最後まで読んでくださいね!

あなたは自分の営業力をレベルアップさせるために「先輩にアドバイスをもらっていればそれで良い」とか「会社で経験と積めばなんとかなる」なんて思っていませんか?


実はこの考え方がすごく危険で、仮に今のまま会社の中で営業を学ぼうとすると今後一生あなたの営業力は上がらず、あなたの周りにいるパッとしない先輩社員と同じような道を歩むことになってしまします。

実際に私も会社員時代には会社の先輩からアドバイスをもらったり、先輩の営業に同行したりして営業力を上げるための努力を重ねました。

年間で先輩に同行した数なんてゆうに100回は超えていたんじゃないですかね?


しかし、それでも売上は上がらずに「どのように努力して良いのか分からない」ような状態に陥ってしまっていたんです。

こんな結果の出ない努力を続けていては、後から入ってくる後輩にも追い抜かれ「将来的に自分の生活や家族を守ることさえできないんじゃないか」なんて考えるようになりました。

でもこんな悩み家族に相談できるわけないじゃないですか?


そのまま一人で抱え込んでしまった結果、精神的に病んでしまい2週間入院してしまうなんてこともありました。


こうなってしまった根本の原因はハッキリしていて、会社の中で学んだことに意味がなかったからんです。

あなた自身どうでしょうか?

過去の私と同じように「先輩からアドバイスをもらう」とか「先輩に同行して経験を積む」なんて努力をしていても「売上が上がらない!」なんて切羽詰まっている状況の人が多いんじゃないでしょうか。

でもこの状況って当たり前のことなんです。

会社の中の研修なんてただ商品知識つけるだけだし、先輩のアドバイスで本当に効果のあった営業スキルなんてこれまで一つもなかったんじゃないですか?


これまで2000人以上の方から営業の相談を受けてきましたが「今どんな環境で勉強しているの?」と聞くと「指導してくれる先輩がいて」とか「先輩の商談に引っ付いて行って」なんて誰に聞いても同じ答えが返ってきますし、全員が現状の売上に不安を持っている人ばかりです。

このように世の中の営業マンの全員といって良いほどこの状況なんですね。

もしあなたが同じように会社の中で営業を学ぼうと努力していたとしても、過去の私や相談をもらう大勢の営業マンと同じように売上が上がっていない状況な人が多いはずです。

だとすればその学び方を変えないことには一生売上が上がらない状況から抜け出すことはできません。


たとえラッキーパンチで売れることがあっても安定して売上を上げられる営業力がなければ「これから営業一本で一生食っていけるかな」なんて将来的な不安を解消することはできませんよね。


なので今回はあなたが将来的に安定して稼いでいける営業力を手に入れるために、どのように営業スキルを身につけていけば良いかを解説していこうと思います。


早速ですがここで一つ質問です!

営業力ってどうやって身につければ良いと思いますか?
少し待つので考えてみてください!


はい!時間です!

もし今あなたが
『先輩に相談する数を増やすこと!』
『とにかく経験を積むことだ!』

なんて考えているとしたらすごく危険です!

先ほども言いましたが先輩から聞いて営業力が身についているなら、現時点でもう売れっ子の営業マンになっているはずですよね。


経験だってあなたの周りの先輩社員を見ればわかると思いますが、年長営業マンの全員がすごいスキルを持った営業マンじゃないですよね?

パッとしない窓際社員なんて人もいると思います。


そもそも営業=経験なのであれば、営業成績だって年功序列になるはずですよね。


じゃあどうやって営業力を身につけるの?ってことですが、先に結論を言ってしまうと「会社の外から営業スキルを学ぶこと」が重要なんです。

なぜかというと雇われのサラリーマンって極論売らなくても生きてけるんです。

たとえ売れなかったとしても会社という環境が守ってくれて月々決まった給料が貰える、なんて言い方が悪いかもしれませんが言わばぬるま湯に浸かっているサラリーマンばかりです。


対して会社に属さない個人で事業をしている人って「売らなきゃ生活が破綻する」「来月から飯も食っていけない」なんて死に物狂いな状況なわけで、常に売ることに対しての危機感が全く違うんです。

そんな状況だからこそ常にアンテナを張って、最新の営業スキルやとにかく売上に特化した販売手法を持っているんですね。


実際、私がキーエンスを辞めて独立した時にも感じたことですがキーエンスで学んだ営業スキルなんて全員が当たり前のように持っていたんです。

日本一の営業会社と言われているキーエンスですらですよ?

ここまでの話を聞いて今だに「先輩からアドバイスをもらって」とか「先輩の商談に同行して」なんて考えている人は今後も一生「売りたい時に売る」ほどの営業スキルを手に入れることはできません。

今の世の中、社員が1000人以上いる大手会社でも急に倒産することなんて全然ありますし、年齢が年齢なら再就職することだって難しい状況です。


あなたはそんな状況に直面した時、自分一人で今の生活や大切な家族を守り抜いていけるだけの自信と能力があるでしょうか?


この事実に気づいて今のうちに個人の営業力を身につけておかないと、将来的にあなたの生活が破綻するなんてことが現実としてありえるんです。

じゃあ将来的に安定して今の生活を守り抜くためにはどうやって個人の営業力を身につけたら良いかということですが、これから私があなたに教えいく営業スキルを一つずつ覚えていってください!

教えていくスキルはどれも会社の中では絶対に学べないような販売スキルです。

早速ですがモノを売るためにすごく重要な営業スキルを一つ教えようと思います。

3分もあれば読めるので一言一句逃さずに読んでくださいね!


まず商品を売るためにはお客さんが商品を買うのはどういう時だと思いますか?

「性能」とか「価格」なんて思いますよね。


でも実際はそうではなくて、人は性能とか価格なんて論理的な判断で商品を買うのではなくて「感情」が動くことで買うという行動に移るんです。


どういうことかというと、あなたの身の回りを見回してみてください。
要らないものってたくさん買ってしまっていませんか?


「半額セールで買ったけど着てない服」や「旅行先で買ったよくわからない置物」なんてもの買ってしまいがちですよね。

これは論理的な判断で買っているのではなくて、感情を動かされることで買わされているんです。


例えば「半額セールの服」であれば「いま買わないと損だ!」なんて思ったり、「旅行先にある置物」であれば「いまこの場所でないと買えないから!」なんて思いで衝動買いしてしまう。

これは全て感情が動くことで買うという行動に出ているわけなんです。


つまりお客さんに商品を買ってもらうにはとにかく感情を動かすことが重要で、言ってしまえば性能とか価格の説明なんてどうでも良いんです。


じゃあ具体的にどうやって感情を動かすの?って気になりますよね。

人間の感情を動かすには「行動心理学」が有効です。


まずここで一番簡単な行動心理を一つ紹介するので覚えていってくださいね。

実は先ほどの「半額セールの服」も行動心理に基づいてセールスが組まれています。

これは「アンカリング効果」なんて言われるんですが、そもそも人間は先に提示された数字や条件が基準となって、その後の判断が左右されるという性質を持っているんです。


例えば
①10000円の50%OFFで5000円

②通常価格が5000円

同じ5000円でも①の方がお得だと感じますよね?

これは10000円という先の価格提示が基準として比較対象になって、5000円という価格がお得に感じられるんです。


この感情の揺さぶりをセールスにも応用してやります。


例えば高単価な商品を販売する際には

「だいたい相場としては高いところだと120万円、安いところでも100万円前後のところがほとんどですね。そんな中で弊社の商品は90万円で紹介しています。」

とこちらから価格の比較基準を先に提示することで、後に提示した自身の商品を不思議と安いように感じさせることができます。


このようにセールスでは行動心理に基づいてお客さんの感情を動かしていくことが重要なんです。

いまお伝えした行動心理はあくまで数多くある内のひとつですが、このように行動心理に基づいたセールスをあなたのセールスの中に組み込んでいけば良いだけなんです。

たったこれだけで売上を爆発的に伸ばすことができます。


まずは今日覚えた「アンカリング効果」を早速あなたのセールスに組み込むために、先に提示する価格の比較基準を作ってノートに書き出してみてください!

その比較基準を先に提示することでお客さんから「ちょっと高いなぁ」なんて言われることがなくなりますよ!

はい!いかがだったでしょうか!

今回は『会社で学べることは何もない』という話をしてきましたが、行動心理で感情を動かすなんてこれまで聞いたことのない販売手法だったと思います。

もし「自分の商品の場合どのように応用したら良いですか?」とか「もっと他の行動心理も知りたい!」なんて方がいれば、遠慮せずこのラインで聞いてくださいね!




では!

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