【参加レポ】9/6(日)リザードンHR争奪戦 in ポケモンセンターメガトーキョー【全文無料】(前編)

こんにちは。ELEZY(えざわ)と申します。
 今回は、現在各地で行われているリザードンHR争奪戦の参加レポートになります。
 結果から申しますと…。









リザードンHR争奪戦リザルト

優勝しました!!!!
もちろん優勝するつもりで考察や練習を重ねてはきましたが、最高の結果になったことが今でも信じられません。公式のイベントで優勝したのはもちろん初めてで、本当に嬉しいです。

今回はそんな大会の参加レポートを昔よく書いていたゲームの対戦オフ参加レポートのように書いていきたいと思います。
前編は参加までの経緯と当日のデッキ構築まで。後編は実際の対戦の経過などを記載していこうと思います。
記事は100円となっておりますが、最後まで無料で読めます。もし今後に期待していただけるのであれば、記事購入をしていただければ嬉しいです。得た収益は今後のポケモンカード活動時の飲み物や甘いもの代に充てたいと思います。

■大会参加に至った経緯

ポケモンカードの特定パックを使ったシールド戦という特殊ルールの対戦は、「限られた環境下で最善の努力を尽くす」というコンセプトが大好きな私にとって非常に好きなルールで、ポケカを始めて1年弱だった昨年夏にも、「強化拡張パック リミックスバウト」を使用したミュウツーHR争奪戦に参加していました。
その時はこちらがアローラペルシアンGX単騎で相手のタッグチームを完封していた状態でヌイコグマの「れんぞくころがり」4連続表からのザングースの「ざんこくなやいば」でアローラペルシアンGXが突破されて負け、その1敗が原因で予選敗退するなどかなり苦い思いを味わっていましたが、今年もチャンスがあるなら出たいという気持ちは変わりませんでした。

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しかし、ポケモンカードのシールド戦は上位入賞商品が高額で取引されることがあることなども踏まえ非常に人気のイベント。参加方法は平日昼に公式サイトに貼りつき参加ボタンを連打し回線バトルに勝利する必要があるなど、日中に仕事でスマホを見ることができない私にとっては到底参加などできないシステムでした。

そうして日が経って8月下旬から9月上旬の参加申請が行われる8月某日。仕事が終わってまあ無理だろうとダメ元でプレイヤーズクラブを開いたところ、なんとポケモンセンターメガトーキョーのみ参加枠が残っているではありませんか。
東京都内はポケモンセンターを始め大会が開催されるショップが多いし駅から少し歩くから不人気だったのかな…?などと考えましたが、またとないチャンスと気が付きすぐに参加申請し、参加が可能となりました。
 後になって、大会の他参加者さんから聞いて知ったのですが、参加申請後にキャンセルが発生すると一時的に申請が可能になるっぽい…。昼過ぎにすべて埋まったと話題になり誰もプレイヤーズクラブを見なくなり、その後枠が空いたタイミングで私が見たのだと思います。本当にラッキーでした。
 ※公式情報ではないため事実ではない可能性があります。

■練習準備→練習

 なにはともあれ、念願のシールド戦に参加ができるようになったため、練習をすることにしました。
 まず、対象パックとなっている強化拡張パック「伝説の鼓動」を1BOX購入し、足りないカードをシングル購入しました。
 V、Vmax、レアのカードは各1枚、コモン、アンコモンのカードは各2枚揃っていれば大体足りるでしょう。また、ヤレユータン(さるぢえ)とタフネスマントもウルトラレアで出る可能性があるため、それらを各1枚用意しました(タフネスマントは持ってなかったのでムキムキパッドで代用しました)。
かかった費用は1BOX分の金額+当たらなかったマホイップV、マホイップVmax、ザルードVの単品購入で。合計は5000円はいかなかったと思います。
アメイジングレアのポケモンはライコウが当たりましたが、全て集めていてはかなりの金額がかかってしまうため、全てアメイジングライコウを別カードに見立てて代用しました。
また、ジムトレーナーはスタンダード環境では効果こそ強くありませんが、プロモカードということでそこそこ値段がするためシールド戦で絶対に使うことのない英雄のメダルで代用しました。
後は基本エネルギーを各15枚集めた後、カードをすべてスリーブにいれてシールド戦練習キットの完成です。
ちなみにプロキシを使わない理由は単純に用意が面倒だったからです。後はカードを購入してパックを開封するのが好きというのも理由の一つです。

 その後練習相手を探しました。幸いにも普段からポケカを一緒にする仲間にはシールド戦に既に参加した人が複数人おり、勉強になることを多く教えてもらえました。約3週間、さまざまなことを聞きつつパック開封シミュレーターで出たカードを開封に見立ててデッキを組み、友人が同じくシミュレーターで出たカードから組んだデッキ、もしくは友人が実際にシールド戦で使ったデッキを相手に練習を繰り返しました。

そうした結果、大会前日には「カードの内容をすべて把握している!」とまではいかないものの、各タイプの主力になるカード、警戒するべきカード、どのVとVmax、アメイジングレアの組み合わせになったらどのようにデッキを組むなどは、すぐに言葉に出せるレベルには理解できていました。
同大会参加者に、昨年のシティリーグシーズン3で準優勝し、CL横浜の優先権を持っている友人の知り合いがいるという不穏な情報はありましたが、シールド戦だから多少運も絡むし、「当たらなければ優勝できるのでは」と思う程度には自信がついていました。

■大会当日。カードパック配布まで。

一番の敵は電車遅延による遅刻TOD。11時集合でしたが、10時に池袋に着くように出発しました。シールド戦は運要素も多く絡むので、席を譲るなどの善行を積みつつ予定通り10時過ぎに池袋に到着。時間が余ったので近くのサイゼリヤで朝食を取りました。
余談ですが久しぶりにサイゼリヤに来たので、注文方法が紙に商品番号を記入する形式に変わってて驚きました。接客の時間を短縮するなどの意図があるのだと思いますが理にかなってると思った…。
満腹にならないように、ミラノ風ドリアとコーンクリームスープを注文。適当に食べて身体を温めたところでいざ戦場へ。

ポケモンセンターメガトーキョーに到着しましたが、ポケカの対戦スペース(ポケモンガオーレの筐体がある所の右)に人がいないどころかそもそもスペースが消えている…。困ってメガトーキョーの店員さんに聞いたところ、カードゲームステーションが近くにありそこでやるとのこと…。半年くらいポケセンに来ていなかったからそういうところがあることを知りませんでした…。そういえば以前Dの浦さんが初日入店した写真をあげてたな…。とかいうことを思っていました。

カードゲームステーションにすぐにたどり着き、受付と参加費を払う。対戦スペースはとてもきれいでテンションが上がりました。後情勢が情勢なので、アルコール消毒、検温、仕切りの設置などでリスクを抑える工夫も当然されていました。

置いてあったボードについていた対戦シートにあらかじめ記入されていたプレイヤーズIDと座席に座ることになっていた人のIDが違うなどいろいろ手違いがあったらしく、開始が11時から11時15分に遅れたりしたが、その間に近くのコンビニに行き暖かい飲み物を買ってくるなどして落ち着くことができた。後、各参加者にはデッキあがりシートというものがプレゼントされ、これはポケカ初心者の人でもデッキが組めるように、「このカードは主力になるぞ!」「ポケモン、トレーナーズ、エネルギーはこの配分がおすすめ!」などと記載がされているのだが、主力カードの中にアメイジングレックウザやルギアなどが入っていて「これ罠だろ…。」って思いながら他のカードの効果を再確認していました。

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そうこうしているうちに大会のルール説明などがされる。昨年はカードショップで公認ジャッジの方が説明をしていましたが、今回はカードステーションのスタッフさんでした。昨年の公認ジャッジの方の方が内容は細かく時間は長かったですが、せっかくのシールド戦で嫌な思いをしないよう最大限配慮していてくださったと思います。今年のステーションのスタッフさんが悪かったかというとそんなこともなく、大会ルールなど必要な情報を短い時間ながら丁寧に説明してくださりました。大会参加マナーのような部分についての話はありませんでしたが、そこはもう大人なので言うまでもなく守りましょうという感じだったと思います。
ちなみに32人中当日欠席が3人いました。出たくても出られない人がたくさんいるのだから余程のことがない限り出てほしい…。後他テーブルでは対面の人と和気あいあいと会話が盛り上がっていたのに俺の前には誰もいなかったせいでマジで開始まで寂しかったです。

■いざ!パック開封!!

シールド戦で一番楽しい瞬間。そして一番緊張する瞬間です。
1BOXを左右で半分ずつ、対面の人と分けて自分のものとして開封するのですが、私の対面には人がいなかったため残りの半分はスタッフさんが回収していきました。ちなみにアメイジングレアは出なかったので残りの半分に入っていました。
スタッフさんがカードパックのごみを回収していたため、とりあえずパックを空け中身を見る前にカードだけ抜き、ごみをまとめて渡す。この工程で一番上だけ見えていたので、ケララッパ多いなーいいぞくらいの感想を持てていました。
実際に引いたカードはこちらになります。※枚数が多いため画像2枚に分割

ポケモン

ポケモン

※基本フェアリーエネルギーはデッキ画像の枠の調節のために記載(実際は引いていません)

トレーナーズ、エネルギー

グッズサポエネ

※ヒトツキ、基本フェアリーエネルギーはデッキ画像作成の都合で記載(実際には引いていません)
※大人のお姉さんのうち1枚はSRで獲得。

以上。ジムトレーナー含めて71枚。

■デッキ構築

当たったVmax枠はトゲキッス。V枠はハガネール。どちらもエネルギーの色縛りが緩く。ハガネールは鋼エネルギー1枚のみが縛りで、鋼エネルギー自体は技「なかまをよぶ」が非常に優秀なダンバルも使用する色のためかなり強いです。ダンバルもきっちり引けていたため、鋼エネルギーの使用は確定として、残りのエネルギーをどうしようかと考えました。
基本エネルギーは公式では15枚をお勧めとしているが、毎ターン的確なエネルギーを手貼りすることを考えると17~20枚くらい必要だなと練習では感じていました。そのため鋼エネルギー1色15枚のみでデッキを組むことは考えておらず、基本エネルギーは2色。ないしは3色で組むことにしていました。
※特定のアメイジングレアを引けており強いデッキになりそうな時は4色にすることもある。基本は2色。

鋼は確定のため残りは草、雷、超、闘から1色。引いたカードを見て各タイプを以下のように評価しました。

アロマ草エネルギーとダダリンを引けているが、ツインエネルギーがないため動きがかなり窮屈。ザルードVもなくダダリン自体も逃げエネ3と事故要員になりそうだったため却下。


ゼクロムを引けていることが強い。ラクライ、ライボルトもそれぞれ2枚・1枚と引いているため特性を使う機会もありそう。少し迷ったが、ゼクロムはうまい人なら対策してくる上、ライボルトも1枚のみと引けるか不明な上立てる時はトゲキッスVmaxから持ってくる方が多く、ラクライ自体の性能も持ってくるでカードを1枚引くだけとそこまで高くないと考え却下。超の引きが悪ければ選んでいたかもしれない。


結論から言うと採用した。
雷など他タイプで超より強いと思う点が少なかったのと、ピクシーがデンリュウ、ゼクロム対策になる上ハガネールVの耐久力の大幅な補佐となることや、デデンネがHP70と最低限の耐久や逃げエネ1の事故になりにくさを持っている上に、今環境ではトゲキッス以外のVmaxが混乱にされたときにポケモン入れ替え以外で対応することが難しく、1ターン足りないという不利を数ターンの混乱でかいくぐるチャンスが多いと考えて評価。上記2体の性能を生かすために、第二エネルギーは超タイプとした。


レジロックがそこそこ強いが、相手に取らせるサイドプランを考えた際に非Vのアタッカーが入り込む余地がほとんどないと考えたため、それだけのために闘エネルギーを使うのは弱いと考えて不採用に。


最終的に完成したデッキはこちら。

リザードンHR争奪戦リザルト

採用を迷って不採用にしたカード。
マッギョ
ゼクロムが2回の攻撃で気絶するようになったり、相手のハガネールVへのダメージにつながることから少し迷った。しかし、マッギョからスタートしてしまった時のテンポロスが非常に重いと考えて採用をやめた。ツインエネルギーが引けていれば採用していたかもしれない。

2枚目のドデカバシ
ループキャノンがメタグロス以外のすべての非Vポケモンをワンパンできる非常に強力なポケモン。上技のトラッシュも強いが、今回はツインエネルギーを引けていないことから動きにくいと考えた。
サブアタッカーが足りなくなりそうだったため1枚入れたが、サイドプランを相手にハガネールV(2枚)→ダンバル(後1でなかまをよぶをした後に倒された場合)orデデンネ(1枚)→トゲキッスVmaxと合計6枚取らせるプランを主軸にしているため、ドデカバシはあまり前に出る機会はないと考えて1枚にした。0でもいいかもしれないが、トゲキッスVやトゲキッスVmaxの攻撃を1回耐える耐久力はあるため、壁にもできると考えて1枚は残した。

リオル、ルカリオ
鋼エネ中心で組む上、進化先のルカリオの方が枚数が多いことからリオル1、ルカリオ2で採用することでタネで出しての事故の確率を減らしつつルカリオで動かせるパターンが多いと考えた。
しかし、他の採用カードを考えた結果デッキスペースが足りなかったことと、ナックルインパクトでワンパンしたいマホイップVmaxにはそもそもハガネールVやメタグロスが強いことから、いなくても何とかなると考えて採用を見送った。採用するならリオル1ルカリオ2。

エネルギーの枚数は鋼10、超7でもよかったかもしれない。

※鋼エネルギー9枚でもダンバルの後1なかまをよぶはそこそこ決まると思ったが、デデンネが後1でしっぽでまどわすができないデメリットよりもダンバルが後1でなかまをよぶができないデメリットの方が大きいと考えてのこと。

逆に採用するか迷って採用したカードはメタング、メタグロス、2枚目のデデンネあたり。

そんなこんなでデッキが完成し、対戦に挑むこととなりました。
後編に続きます。

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