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38 同じ建物で同じ授業という枠組みなのに、こんなにちがうのは有趣。

谷川修太郎さん「うつくしい!」の詩を読み、GoogleArt&Cultureで自分の「うつくしい!」を探す授業。

今日はiriさんの曲をBGMとして流した。

BGMを流したからか、とてもおだやかな時間の流れとなった。
「ねぇねぇ、これ良くない?」「僕は星が好きなんですよ」「空が好きだから空を調べています」「わたしはこういうのが好きなんだよなー」という会話やひとりごとがあちらこちらから聞こえてきた30分間でした。

今年度、美術の授業をするにあたり、北翔大学の山崎正明先生にご指導いただいている。


今回は「その作品がなぜ美しいと思ったのか、根拠を色や形、イメージなどにつなげられるといいですね。しかし、あんまりやるといかにも勉強と言う感じになり気をつけなければなりませんね。」とアドバイスをいただいた。

僕は数学教員なので、同じ建物で同じ授業という枠組みなのにもかかわらず、美術の時間はこんなにも異なる時間の流れ方をしていることがとても不思議でした。数学では「お勉強」になるかどうかなんて問題視されませんが、美術ではそのことはとても重要です。数学授業はとても特異な場所に存在していることを、身体いっぱいに感じています。僕には美術の専門性なんて全然ないので、せめて「いい時間」にしてあげたいものです。