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秘書技能検定を併願受験するメリット・デメリットとは

はじめに

秘書技能検定を受験するとき、併願受験をしたほうが良いと言われています。
実際に試験対策用のテキストには併願用に2つの級をまとめたものも見かけます。でも併願するべきか、それとも徐々に級を上げて受験するべきか迷いますよね。
秘書技能検定を併願するメリット・デメリットについて説明しましょう。

秘書技能検定の併願とは

そもそも併願とは、複数の試験を同時に受けることです。
秘書技能検定では、試験時間の重なる準1級と1級以外は同日に試験を受けることができます。
2級+3級準1級+2級の組合せが可能です。
ただし、年3回実施される秘書技能検定ですが、毎年2月の開催回は準1級と1級の試験は行われませんので、その時は2級+3級のみ併願可能です。
受験料の割引などはなく、単純に受験費を足しての支払いとなります。

3級・2級の併願受験を希望した場合 「6,900円」
準1級・2級の併願受験を希望した場合「9,400円」
併願にするには、同じ回の受験を同時に申し込むことと、会場を同じ場所で希望することが必要です。

秘書技能検定を併願するメリット

秘書技能検定を併願するメリットは、午前・午後に試験の時間が分かれているので同日に2つの試験を受験できることです。
併願にしない場合3級を受けて合格してから2級を取得するとなると、その分時間もかかりますし申込みなどの手間もかかります。

併願にすればそれらの手間が1回で済みます。
また3級・2級と準1級は勉強する内容にそこまで大きな違いがありません。
しいていえば5択の中から答えを選ぶ2級に対して、準1級になると記述問題も勉強しなくてはいけません。
併願することで同時に2つの級を受験できるので、最悪でもどちらかの級に受かる可能性も高まります。

例えば3級・2級の受験を希望した場合、残念ながら2級に落ちてしまっても3級は合格している場合もあり、秘書技能検定の資格が取れなかった…という事態がなくなります。
ちなみに両方合格した場合、就職時に履歴書を書くときは2級を書きましょう。(2級と準1級の両方に合格したときは準1級を書きます)

秘書技能検定を併願するデメリット

秘書技能検定で併願を希望するデメリットとしては、同時に2つの試験の受験料がかかることです。
一時的に出費は増えますが、あとあと受験を考えているのであればそこまで大きなデメリットにはなりません。

また、併願で勉強することを負担に感じてしまったり、午前・午後同日に試験を受けるのがちょっと自信がない…といった人は、併願以外の受験方法を考えてみてもいいかもしれません。
併願は向き不向きもあるので、そのへんも踏まえたうえで決めたほうがいいかもしれません。

まとめ

秘書技能検定はそれぞれの級ごとに試験を受験することもできますし、併願を希望することもできます。
併願した場合のメリット・デメリットを把握したうえで、どちらにするべきか決めてくださいね。

実際にそれぞれのテキストを書店などで読み、どんな問題が出題されているのかを調べてみるとわかりやすいかもしれません。
「これなら問題なく解けそう」と思える内容であれば、併願に挑戦してみてもいいと思います。


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