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胸を離れないひとたち⑤

 「リストラーズ」が胸を離れない。

彼らは、プロでなくとも、プロの仕事をしてくるんだよなーと思ってる話。
アレコレ御託は並べつつ、要は、大好きだという話。ツンデレか。自分で言うな。

※思いつくままを並べているので、読み物としてはとっちらかっています。  
 追って多少編集加えると思いますが、ご容赦願います。

 

有能な仕事人たるもの

彼らの歌唱技術を心から尊敬しています。

技術の未熟は、雑音だ。
雑音はコンテンツの本質から、気を散らさせる負荷でもある。

プロは「音楽」を聴かせるもの。雑音は余計でしかない。
生徒の「発表会」なら、その過程にあっても、応援や共感や親しみの気持ちを以て観客は楽しめる。ただそれは「プロ」ではない。

私は今「リストラーズ」を心からリラックスして楽しんでいるけれど
それは心配せずに委ねていられる安定感があるからだ。
彼らは雑音なしに、ただ音楽をパフォーマンスを楽しませてくれる。

雑音を取り除いていく作業は、つまり練習訓練研鑽の道は、なかなか地味で、強い意志が必要と思ってます。私はとても苦手。
「やる」だけなのだけど、その「ただ、やる」という選択肢を取れること。
初期の動画も楽しいけれど、聴き比べるとやはり、今まで磨き続けてきたのだと感じる。
心から尊敬します。

一方で、完璧すぎるのも、遠い。
未熟・隙といったツッコミどころは、可愛げ/親近感/愛されポイントでもある。
しずかちゃんが、出木杉君でなくのび太を選ぶように?
ツッコミポイントまで用意するのが、よい仕事だ。
勝つなら、ツッコミ待ちを用意→カウンター→やるじゃん、てやるやつ。
負けてみせるなら、ツッコまれて一緒に笑って、仲良くなる。 

例えば「在宅勤務」では、カメラオフまで残しているところ。とか。
(こういうの大好き。毎回楽しみ。勝手にアテレコして遊んでしまう。
 戦略かもと感じても。「やるぅ(喝采)」の好きと、「うふふ素が覗いてるv」の好きと、両方感じる矛盾よ。)

いやいや、趣味として楽しんでいる範疇、のはずでした。
プロレベルじゃなくていいんでした。
でもね。
趣味であっても仕事レベルのクオリティを思わず発揮してしまう、それが彼らのような気がするのよ。
だって、手持ちスキルがあれば、最大限使っちゃうよね?出し惜しむ選択肢なんか、ないよねー。

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Posted by リストラーズ on Thursday, January 11, 2024

有能な仕事人たるもの。「サラリーマン」とかしがない風に言われるけど
日本経済を支える能力って結構高いんだぜ。
と、同じ会社員の一員として、勝手に誇らしくなってしまう。
この気持ちも、まんまと思うツボにはまっているのかも。でもそれでよい。

でも…オフショットが…

と、冷めた風なことを言いながらも一方で
オフショットには別の心の持っていかれ方を、されてるんですけど…
ふと垣間見える(気がする)「素」がもうアレなんですけど…
間違えちゃった事故的な(気がする)「素」がもうマズイんですけど…

脱いだ上着!そのまんま裏返しに寄っかかってもう!せめて表に返して椅子の背にかけなよー!
仮にこの「素」でさえ仕事なのだとしたら、もうほんと適わない。もはやプロ中のプロが過ぎます。そこまでじゃなくあってくれ…(でも多分どっちに転んでも好き)


とはいえこれは「解釈」だ

したり顔に色々書くけれど、これは私個人の「解釈」だ。
彼らが本当は何を思っているかは、判らない。
それでよいの。
私は彼らの演出に、仕掛けに、全力で乗って愛を注ぎ楽しんでるのだ。

「それでいいんです!楽しんでいって下さい!」って、きっと彼らは言ってくれる。

なんでそんなに「技術」が好きなのさ

ところで
技術の対義語は何?と暫く考えてました。
場合によるので、とりあえず、ここでは「情緒」で。
具体的には、音楽の味わいと感動、を指してるつもり。(何と表現したらいい?ご教示下さいませ)

技術っていうのはさ。
献身、無償の愛のようにさえ思えるのです。いや無償であるべきではないのだけど。
とても冷たく硬いもの、可愛げのないもの、無味乾燥なもの、という印象もあると思うのだけど。
確かな技術の上に乗せる情緒こそ、最も輝き、味わいを増すもの。
と思うのです。
情緒 vs 技術、ではない。相反するものではない。
情緒 on 技術、なのだと思う。
確かな技術という基板の上に立って、存分に本領を発揮して輝く情緒。
みなが味わう情緒は、技術の献身があってこそ。

だから技術や裏方が私は好きなの。
だから低音パート・リズムパートが好きなのよ。

ところで、
私は技術の価値を輝かせる、を仕事にしている。幸せだ!
(by 製造業/営業職)

急に、就活学生向けコピーの様相にて、強制終了。
色々急でゴメンナサイ(時間切れ(笑))。



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