ジョホール日本人学校の校歌
年が明けたら、早い時期にシンガポールに行こう。そこからクルマで、マレーシアのジョホールに行こう。なぜなら、そこにある「日本人学校」の校歌を作曲したから。私の作品を、赤道の近くの、たくましくひやけしているであろう子供たちが、元気いっぱい、うたう姿を見たいから。(毎日新聞 1998年10月29日)
ジョホール日本人学校の開校は1997年。その年の11月に「ジョホールバルの歓喜」があり、皆で学校名の横断幕を持って応援に行ったのでした。そして開校2年目にはめでたく校歌と校章が制定されました。
校歌:作詞は竹山校長
校章:美術の青柳教諭
と、「手作り感満載」のお披露目でしたが。この校歌。実はすごいんです。
昔々。若き日にジャカルタ日本人学校に赴任されていた竹山校長が入れた サビは「スコラ・ジュプン・ジョホール(=ジョホール日本人学校)」。 そして。作曲は中山大三郎先生。なんでも校長夫人は中山成彬議員の後援会メンバー(←中学の同級生だったとか)なので、遠縁にあたる大三郎先生にお願いをしてもらったんだそうです。
私は開校三年目から別の役所へ移動したのですが、同僚たちと二次会で行くカラオケで歌ったのは、もちろん「人生いろいろ」や「珍島物語」でした。「中山大三郎先生メドレー」だってやった。教員たちでこんなことをやっていたなんて、もちろん生徒や父兄は知らなかったに違いない(笑)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?