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新人ブログ<#49>

LTIってご存知でしょうか?
これもまた最近知った言葉なのですが、「Learning Tools Interoperability」の略で、直訳すると「学習ツールの相互運用性」となります。

たとえば、授業の連絡や教材の共有にはLMS、オンライン講義の配信には別の遠隔講義ツール、授業アンケート回答にはまた別のアンケートツールを使用している、というような場合、色々なサイトを行き来することになるので受講者も管理者側も困惑してしまいます。

そんなとき、LTIツールを導入し、連携することで、LMSに一度ログインすれば複数ツールを使用できる仕組みを作れます。
ユーザとしては、ひとつのツールを使っているかのようなシンプルな使い心地を感じられます。

Moodle LMS / MoodleWorkplace (以下総称してMoodle)にも、LTI連携の機能が備わっています。

MoodleでのLTI連携は、あくまでもコース単位での連携になります。
AサイトのコースをBサイトで受けられるようにする、といったイメージです。
Bサイト側は、活動のひとつの、「外部ツール」を使ってLTI連携に必要な情報をAサイトから受け取り、設定します。

そしてこの外部ツールをクリックすると、すぐに連携したかったAサイトのコースにジャンプします!
先輩に教えていただきながらサイトをお借りして検証を行い、感動しました・・・

大学同士で連携させてユーザが受けられる講義の幅を広めたり、ひとつのサイトに絞ることでユーザの混乱を防いだり、色々な使い方ができると思います。



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