エルデンリング考察① 黒き刃の陰謀の夜。ラダゴンの策略

どうも初めまして。エルデンリング、ダクソ3、SEKIRO、AC6トロコン済みのSSと申します。

DLC間近のこの時期にエルデンリングの考察をつらつらと書いていきたいと思います。

第1弾 ゴッドウィンの死

まず、ストーリームービーのこちらの画像をご覧下さい。

この写真の違和感に気づいた方はいますか?ゴッドウィンの右腕と左腕を持っている黒き刃の刺客。この2人だけ白い長髪が確認出来ます。
これが何を意味するのか、それを皆さんにお伝えします。

その前にゴッドウィンとは、何者なのか。それについておさらいします。

ゴッドウィンとは女王マリカとゴッドフレイ(明確にはゴッドフレイかどうかは定かでは無いが恐らく)の子供であり、デミゴットである。彼はマリカの時代を築き上げる為、昔からその場にいた古龍と戦い打ち破る。そして古龍と戦友となる。

そんな、龍をも凌ぐ強大な力を持つゴッドウィンだが何故殺されてしまったのかそこについて自分なりの考えを述べたいと思う。ここから先はあくまで一個人の妄想の話として聞いて欲しい。

まず、結論から話すとゴッドウィン暗殺を命じたのはラダゴンである。ラダゴンはラニの自分の体(デミゴッドの体)を殺す計画を知りその陰謀の夜に乗じゴッドウィンを殺す事にしたのだ。

では何故ラダゴンが命令したと言えるのか。それは冒頭の写真に戻るが、白髪の黒き刃が居ることに関係する。この白髪の黒き刃こそ、ザミュルの古英雄だ。

巨人戦争の英雄

彼は巨人の戦争の時にマリカ側について奮闘した古英雄だ。ラダゴンは彼に目を付け、黒き刃に紛れ込ませる事にしたのだ。そして見事にゴッドウィンを殺すことに成功したのだ。しかし、ゴッドウィンは魂だけが死に、体だけが生き残ってしまったのはラダゴンの誤算と言えよう。またゴッドウィン死によりマリカ狂ってしまいエルデンリングを割られてしまったのも誤算だろう。話を戻すが、ではこの彼とラダゴン結び付けるものは一体何なのか?これについて話していく。それはリムグレイブ南の啜り泣きの半島。ここに封牢がある。そこにはザミュルの古英雄がおり、倒すとラダゴンの刻印が手に入る。


ラダゴンの刻印

ここに書いてある様に、神(ラダゴン)に見出された者が生涯の使命を与えられた証と書いてある。この使命と言うのが冒頭の写真にあったゴッドウィン殺害であろう。彼とラダゴンを結びつけるのはこれしかない。また殺害した後、彼を封牢に閉じ込めたのもラダゴンとの関係性をバレないようにする為だろう(ご丁寧に鍵までかけて笑)

では何故ラダゴンはゴッドウィンの死を望んだのか

恐らく今読んでくれている方で1番気になってるのはそこだろう。

しかしそこは簡単に説明がつく。

ラダゴンがゴッドウィンの死を望んだのはゴッドウィンが黄金の英雄だったからだ。ラダゴンは厳格な黄金律原理主義であり、黄金律以外の宗教を認める事はない。しかし、古龍を打ち倒し、果てには友としてしまうゴッドウィンの英雄っぷりは黄金律にとって脅威を感じたのだろう。ゴッドウィンを崇める王都古龍信仰が出来るくらいには。周りの人々もゴッドウィンを崇め、いずれ黄金律は飲み込まれてしまう。そう考えたラダゴンは焦っていた。しかし自ら手を下す訳にはいかなかった。王として、英雄は殺せない。そんな折にラニの陰謀を知り、その期に乗じザミュルの古英雄に命令し殺害させたのだ。

こう考えると実に面白い考察になる。

しかし、他のものを認めない排他的になったラダゴンは最終的褪せ人に打ち倒され、自分に返ってくるのが最高に因果応報である。


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