2022/08/10 26日目 Riguet → Nogaro 14.9km 計625.7km

6時半起床。朝はクロワッサンにブリオッシュまで準備されている。紅茶はティーバッグではなく、ダージリンの茶葉まで。女性らしい気遣い。

英語ができない方だったのでほとんど話せなかったが、とても心地よい宿だった。巡礼もされているようだし、日本の四国巡礼も知っていた。日本の格言のカードまで居間に置いてあったので日本に興味があるのだろう。ここはまた泊まりたい。

7時45分出発。心地よい朝を歩く。マンシエMancietで、カステルノーの宿で一緒になったジャンピエールと再会。彼は目的地に車を置き、走って奥さんと妹さんのところまで戻り、一緒に歩いているようだ。また、ロゼルトで同宿だったアメリカ人夫婦もみかけた。

今日の目的地ノガロNogaroまでは12、13kmといったところか。大きな高低差もなく、マンシエでも休憩せずに、そのままノガロに向かう。

11時、ノガロに到着。宿は中心街の手前で、宿の位置だけ先に確認しようと向かうと、ローランに再会した。彼も今日はノガロで泊まるらしい。ただ、宿は別。

宿を確認した後、街へ向かった。まだ、昼食には早いのでパンでも買って昼食にしようかと思ったが、今日は夕食がついていないので夜は作ることにし、昼はレストランで食べることにした。12時まで少し待って、安い定食がある店で食事。

14時過ぎ、宿Gîte du Pied Levéに到着。もう沢山の巡礼者が到着していたが、宿主のシルヴィーは不在。様子を見に部屋に行くと、ここがあなたの部屋だと巡礼者の一人が教えてくれた。シャワーと洗濯を済ませてベッドでうとうとしているとシルヴィーがやってきて声を掛けてくれた。あとで気づいたが、宿に到着したら電話するようにと伝言板が置いてあった。


シルヴィーは一見親しみにくい雰囲気だったが、英語で話しかけてくれ、抹茶を飲もうとしていると食器の場所を教えてくれたり、支払いも待ってくれた。きちんと巡礼者を見ている人だ。出かける時も、裏から出ると街にもスーパーにも近いと教えてくれた。
夕方、カルフールに夕食を買いに行き、途中で落としたボールペンの代わりも見つけることができた。その後、朝食用のパンを街まで買いに行って夕食作り。
夕食とそれに合わせるワインを何にするか1時間くらいスーパーで迷ったが、結局メインは瓶詰めのアショアドゥヴォー仔牛肉の煮込みに決定。アメリカ人夫妻がカプレーゼとサラダをくれたのでそれもいただき、ご飯も湯掻き過ぎて、夕食を作っている間にアメリカ人もいなくなってしまい、朝食用に残したものの、食べ過ぎてお腹いっぱいになってしまった。

23時ごろ就寝。

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