2022/08/09 25日目 Montréal du Gers 24.2km → Riguet 計610.8km

同室のみんなが早く起き出して6時前に起床。ゆっくり準備をして6時半前から朝食。


7時10分出発。ヴィンサントが地下足袋の写真を撮りたいからとアニタと3人の写真を撮ってくれた。WhatsAppを使っているかと訊かれたけど、使っていないので、メールアドレスを教えた。写真送ってくれるかな。

みんな早々に出発し、最後、ドイツ人とブラジル人の夫婦だろうか、昨夜の食事で隣に座ったハラルド達と歩き出す。

8時前、空気が湿り出してきた。雨が降るのかな。
今日は新しい地下足袋に替えたが、1足目よりもしっくりと足になじむ。1足目はコハゼ10枚、2足目は5枚。脚絆をつけていても土埃がつくので、10枚コハゼの方が良かったけど、少しでも重量を減らしたかったので5枚にした。

途中、ラモスLamotheのGîteがカフェをやっていたので休憩。ロゼルトでビールをご馳走してくれた男性の名前をローランと再確認することができた。なかなか一度では名前を覚えられない。
その後、フランス人親子3人組のお嬢さんがやってきた。ご両親は今朝家に帰ったそう。お嬢さんだけがあと3週間スペインまで歩くようだ。

再出発して1時間半ほどでウーズEauzeに到着し、街の入口に大きなスーパーがあったので、食材を買ってピクニックにすることにした。その後、パン屋でバゲットを調達。カンパーニュのバゲットがあったので買ってみた。

先ほど買った野菜を手洗いで洗わせてもらうついでにバールでビールを一杯飲んで、昼食を食べようと場所を探していると、昨日ララサングルの手前で会い,モンレアルの宿で一緒になったベンジャマンが教会のベンチで食べていたので同席させてもらった。彼もサンティアゴまで行くようだ。

彼も今日はオーズの先まで行くという。昨日、ヴィンサントが宿の予約をしてくれたそうだが、別の宿だった。そちらの宿はgronze.comには出ていなくて気付かなかった。自分が予約した宿も評価が高かったが、そちらの宿もかなり評価が高く、さらに巡礼者がやっている宿とのこと。やはり自分で予約する前にヴィンサントに相談するべきだったかと思った。

ウーズを出て、1時間ほどで今日の宿に到着。集落にもなっていない1軒家で、呼び鈴を押しても出てこない。先客を案内していたのは見えたので中に人がいるはずなのだが。再度、呼び鈴を押してようやく裏から女性が出てきてくれた。

冷たい飲み物を提供してくれたが、ガス入りの水まで準備してくれているのは初めて。部屋に案内されるとバスタオルまで用意されている。
シャワーを浴びて、そのまま少し寝てしまった。気づいたら17時前。慌てて起き出して洗濯。天気も良いし、敷地も広くて干し放題なのですぐに乾くだろう。
その後、お楽しみのプール。プールもきれいでとても気持ちが良い。ここの宿を選んでよかった。やはり自分の勘を信じること。

今日は2人だけかと思ったが、そのうち男性巡礼者が1人、年配の夫婦が車で到着した。
19時半から食事で、アペリティフにガスコーニュの甘口ワイン。前菜、主菜に合わせてコートドガスコーニュの白ワイン(グロマンサンとソーヴィニヨン)、ブルビ、シェーブル、牛のチーズに合わせて赤ワインと3種類もボトルを開けてくれた。
メインはこの旅で初めての魚(サーモン)、デザートはブリオッシュのパンペルドゥと、食事も良かった。食後のお茶だけは日暮れの空を見ながらテラスで。満足な宿だった。

23時前に就寝。

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