2022/08/12 28日目 Aire-sur-l’Adour → Pimbo 25.3km 計680.1km

6時15分起床。昨夜、日本の話をしてくれた男性はもう早くに出発したようだ。スペインでは当たり前に夜明け前に起きて出発していたのだけど、フランスに来ると夕食の時間が遅いのでどうしても寝るのも遅くなる。

7時5分出発。まずは昼食のパンを買いにパン屋に向かった。街の入り口まで戻らないといけなかったので15分ほど余計に掛かってしまった。
もう朝から暑くなりそうな気配。

ミラモンサンサックMiramont-Sensacqの村の手前のテーブルで休憩していたフランス人2人につられて休憩。ウーズで昼食を共にしたフランス人の若者ベンジャマンがやってきて、日本人と出会ったと言っていた。年齢は50歳くらい。そういえば、昨夜の宿でも同じようなことを言っていたな。きっとその日本人は60歳くらいなんだろう。彼は京都の人で、1日に35kmから40kmも歩き、北の道を歩いてフランス人の道を戻るそうだ。そうして10月には日本に帰るそうだ。一度会ってみたいが、今日会えなかったらもう無理だろうな。

11時過ぎ、ミラモンサンサックまで歩き、役場前のパン屋で昼食のパンでも買い足そうと思ったが、バゲット以外はほぼ売り切れ。朝に買っておいて良かった。マドレーヌとコーヒーを買って、近くのテーブルで早めの昼食。隣がジット(宿)だったようで、今日はここに泊まるのかと、何度か見かけているフランス人が訊いてくれた。彼はここに泊まるようだ。

昨夜、宿の主人が、14時以降は行政の通達で出歩くのが禁止と言っていたので、もう少しゆっくりしたいところだったが先に進む。今日はピンボぴmぼの手前で近道をして残り6kmほど。前回もここは通らないようにと言われたが、どんな理由だったか忘れてしまった。

今日も午後は暑いけど、まだ昨日よりはましか。最後、山道を下り、村の手前で上りになり、13時半過ぎにピンボに到着。村の入り口にバールがあったのでビール休憩。ここが宿の手続きをするところだったようで受付も済ませた。

先に宿に向かうフランス人について行って宿Gîte communal de Pimboに到着。アメリカ人夫妻が既に到着していた。部屋が3つあって、2人と書かれた部屋が2部屋、1人と書かれた部屋が1部屋あって、1人部屋に収まった。公営なのに一人部屋なんて最高。

シャワーと洗濯を済ませてバールに休憩に行き、明日の宿泊地を決めて電話予約。フランス語で言われたことはよく分からなかったけど、ともかく泊まれるとのことで良かった。
昨夜、食事の手伝いをしてくれていたフランス人マリーに庭で会い、1人部屋の話をしたのだが、建物を管理するバールに夕食に行った際、マリーがバールの主人に話したようで、その話を聞いた主人から、一人部屋を使っているのか確認があった。宿の建物が2個あり、どうやら入ってしまったようだ。マリーは主人に話したことを謝ってくれたが、間違ったまま一人部屋を使うのは嫌だったので言ってもらえて良かった。相部屋ならワインまで付いて30.5ユーロ、一人部屋でも43.5ユーロと格安だったので良かった。
夕食はエアコンの効いた室内を選んだが、客ごとに席が分かれていたので1人で気楽に食べることができた。前菜は珍しくビュッフェで、主菜の鴨のコンフィが脂っぽかったので珍しくコーヒーを注文。


宿に戻り、アメリカ人女性から、鴨が脂っぽかったね、と声を掛けられた。だからコーヒーを頼んだんだと答えたけど、彼女は、コーヒーを飲むと眠れなくなるから飲めないわ、と言っていた。
一人部屋でゆっくりして23時ごろ就寝。確かにコーヒーを飲んだせいでやはり眠りづらかった。

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