2022/08/03 19日目 Montcuq→ Lauzerte 15.3km計448.9km

6時半起床。朝食は8時?って昨日訊かれて、7時からにしてもらったけど時間は適当。
朝食はシンプルだけど果物やチーズまで出してくれた。


朝からドミニクと話をした。した、というよりも聞いていただけか。民主主義のこととか、内容は正直よくわからなかったけど、いろいろと想いを語ってくれて、こういう人と一緒にいるとおもしろいだろうなと思った。そういえば、昨夜も羊の鳴き声で機嫌が分かると言っていた。
GoogleMapsの口コミでは宿が汚いとか書いていた人もあったけど、そんなのを求めてくる宿じゃないということ。快適さを求めるなら、大きな街のホテルに泊まれば良い。ここで何を感じられるか、そういう宿だ。
巡礼手帳へのスタンプは手書き。我はピカソだ、とドミニクが言っていた。
8時20分出発。朝から27度ほどもあるが、日陰が涼しい。


10時半、ロット県を脱出。標高の高いところを抜けて、タルヌエガロンヌ県へ。
12時半前にロゼルトに到着。

とりあえず、宿まで行き、まだ開いていないのを確認して昼食へ。
街のいちばん上にある広場は、前回来たのを覚えている。

フランス人が英語で声を掛けてくれて、カフェでビールをご馳走してくれた。それほどお腹も空いていなかったが、15時まで宿が開くのを待たないといけないので、別のお店で昼食にした。デザートを食べ15時まで粘って、宿に向かう。

街の中心部で5年前からブラジル人の女性アナが営んでいる宿Gîte Tamba'kï。通常の家を宿として使っていて、古いながらもきれいに整備されている。

巡礼を題材にしたオラクルカードがあったので引いてみると、「ゴールは遥か先。旅は果てしなく続く」とのこと。解説は次のような内容だった。「あなたの足取りは難しいと思えるかもしれない。でも、止まらないでください。一歩ずつ前へ、もうできないと思える時でさえも、できるということを学びます。ヨガ、瞑想、読書、動きはなくても常に動いているのです。もしあなたのエネルギーが止まったり循環しなくなれば、それは魂の死を意味します。」

食事も美味しくいただいた。自分以外は誰もおかわりをしないので、メインのご飯料理がたくさん残り、昼食にとランチボックスを作ってくれた。


今日はフランス人の他、アメリカ人やオランダ人、計10人だったが、トイレとシャワーが一緒になっているので、2ヶ所あるとはいえ少し混雑してしまう。あとは、干し場がないので、洗濯物が乾かない。きっと、明日の朝までに靴下は乾かないだろう。この日はアナが友人宅に泊まるそうで、夜、扇風機を使って、なんとか靴下と長袖シャツを乾かした。
アナは小さい頃にフランスに来たようで、ロゼルトに移り住んで生活を変えたようだ。いつかGîteをやりたいというと応援してくれた。以前泊まった宿が満室でここを選んだが、いろいろアナと話もできてこの宿に泊まれてよかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?