第五回

第五回


エルブレイブの過去編を掲載中ではありますが、突発的な大怪我をしてしまったので、怪我の具合を含めて状況報告を。



2023年11月23日、久留米でプロレスの試合でした。


試合終盤、タッグマッチで私にリーガル(試合権利)が無いときに、同様にリーガルの無い相手タッグの選手がリング外に落ちました。

それを追いかけて、コーナーポスト最上段に上がり、落ちた相手目掛けて落差約3メートルのライダーキック!!

最近は得意技として頻繁に使っていて、相手を蹴っ飛ばすことによって落下の衝撃が緩衝されるので怪我したことなかったので飛ぶことに対する恐怖心は無かったです。


でもその日は少し違って、試合のダメージなのかコーナーポストに立った時点で少しフラついて、飛び立つタイミングを掴み損なっていました。それでもなんとかなるさ一か八かで飛び、結果として、目測を謝ったのか相手を蹴っ飛ばすどころかかすった程度。


飛び足刀の着地しずらい体勢で、ただ3メートル飛び降りただけになってしまいました。


本来対戦相手にぶち込むはずだったその落差×私の全体重が、私の左足にかかりました。



結果、左踵骨骨折。


その場で歩行する事ができなくなりました。


試合はタッグパートナーが決めてくれたので無事に勝利することが出来ましたが、勝ち名乗りの為に再びリングに上がるも、立っているだけがやっと…

控え室までセコンドの選手におんぶして貰って帰りました。



緊急時のスポーツ傷害の処置方法としてRICE処置というのがあります。


RICE処置とは、肉離れや打撲、捻挫など外傷を受けたときの基本的な応急処置方法。

Rest(安静)

Icing(冷却)

Compression(圧迫)

Elevation(挙上)


もう10年も市のスポーツ推進委員をやっているので、こうゆう講習もうけています。


控え室でとりあえずシューズとコスチュームを脱ぎ、保冷剤を持ってきてもらってタオルでキツめに縛り、椅子に足をあげて寝転がって安静にしていたため、試合後の物販に立てませんでした。


ある程度休んでるあいだにリング撤去も終わり、私も病院へ行くことに。


救急車を呼んでもらって、近くの病院に搬送された方がいちばんらくだったのですが、乗ってきた自家用車もあるし、地元の方が便利がいいなと思って自力で帰れるところまで帰ろうと(笑)、たまたま受傷したのが左足だったので、車に乗ってしまえば帰れるぞと思って帰路につきました。


途中、コンビニにも寄れないのでドライブスルーでハンバーガーを買い、食べながら帰りました。


けっこう余裕だな(笑)



そして地元に帰り着き、そのまま夜間外来を診てくれる総合病院へ。


今回の怪我でいちばん困ったこと。


それは、病院の駐車場から外来受付に行くまでの移動でした。


なんとか右足でケンケンして、3回飛んだら少し休んでを繰り返し、自動ドアを超えた受付の前で派手に転倒して車椅子を持ってきてもらいました(笑)


独り身はツラい(笑)


それからは快適な車椅子での移動だったので、レントゲンやCTを撮って、当直の医師が整形外科の先生だったので、「あー、折れてますね」その場で翌日手術が決まりました。(;_;)


独り身ゆえに、入院準備とか自分でやらないといけないので、その日は帰宅して明日また来ると言って帰りました(笑)


それが、あんな事になるなんて…。



もったいぶっても面白い話じゃないのでもう書きますが、夜間外来分の精算をその場でしているので、翌日からの入院費とは別会計になります。つまり、高額医療費制度が使えるのに夜間外来分が別になってしまった(;_;)

なんということでしょう。


もう精算終わってるから、今更どうしようも無いことに後から気づきました…とさ。




話は戻って、診察が終わって帰る時、看護師さんから「入院に必要なものわかりますか?」

と聞かれて、

「ニンテンドーSwitchですね」

と即答するくらいには余裕がありました(笑)


そして松葉杖を借りて帰宅するも、いえのなかを四つん這いで移動して着替えやタオルや歯ブラシをかき集め、2階の自室にお尻で1段ずつ階段昇り降りして充電器やSwitchを準備し、なんとかシャワーを浴びて翌日からの入院に備えました。



長くなったので、入院生活編はまた次回(o・・o)/~

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