緊急事態宣言は今後どうなるのか？

緊急事態宣言は今後どうなるのか？



緊急事態宣言が東京や大阪、京都、兵庫は今日で延長に入る事になり、さらに愛知と福岡が加わる事になります


すでに以前に書いた通り、変異種に置き換わって感染が増し、宣言が延長されるという予測は現実になりました


菅総理は短期に収める目論見だったのですが、残念がら延長となり失敗しております


変異種について甘い見通しがあったでしょう


そもそも新型コロナについても、甘く見る向きもあって、それほど致死率は高くない事から、たちの悪い風邪のようなものという認識であったり、それほど怖がるものでもないという意見も多くありました


もちろん個人レベルでは、あまり恐れずに、ポジティブな心境でいる事はよいでしょう


ですがこうした甘い見通しが世間に広まれば、対策も甘くなってしまい、結果的に感染を広げてしまう結果になります


今回の感染の広まりも、日本は水際対策が非常に緩く、世界から変異種を容易に入れてしまっている結果です


本来であれば、日本は海で他国とは遠く隔たっており、水際対策をしっかりとしていれば、コロナの侵入はかなり防げたはずです


それなのに、コロナがすでにパンデミックを起こしていても、外国からの入国は、他国に比べてとても緩いものであり、潜伏したウイルスが結果的に日本で広まることとなりました


他国のように陸続きで他の国と国境を面している所では、侵入を防ぐのは至難の業ですが、日本はそうではなかったのに、変異種の蔓延を引き起こしています


そのため緊急事態宣言が三度も出され、今回はさらに延期となりました


この延期でも変異種を抑えられるのか難しく、もし抑えられないのであれば、さらなる延期や、緊急事態宣言の拡大が起こるでしょう


全国レベルでの緊急事態宣言へと拡大するかもしれません


たとえ感染の多い東京で抑えようとしても、感染者が宣言をしていない隣県に遊びに行ったり、飲みに行けば、そこで広まる事になるでしょう


そのため、もっと拡大して宣言するか、全国で一斉にするかなど広めていくと思います


もしも、それでも抑えられない場合には、ロックダウンに近い厳しい措置を取ってくるでしょう


新型コロナウイルスについて、今まで甘い考えで対策を怠っていたつけが、今後払わされることになります