天使から加護を得る方法
1,私たちを導かれる存在
私たちは地球に降りて、魂修業をしていますが、もし一人だけで人生を生きていたのでは、道に迷い、足元を滑らせて、崖から落ちてしまうでしょう
そうならないように、私たちを導く霊的存在というものがおります
人生の要所要所において、私たちを霊的に導く存在というものがいるのです
それを守護霊様や、天使、神様、ほとけ様など様々に呼ばれる事があります
今回はそれらの存在について説明をし、あなたが霊的な加護を得られるための方法について話をしていきたいと思います
2,守護霊様の導き
聞いたことがあると思いますが、みなさんにはそれぞれ守護霊という存在がついていて、日々、あなたを導こうと努力されています
彼らは強制力を持ってあなたを動かそうとはせず、地上の人間の自主性を重んじながら、人生の要所において、ヒントとなるアドバイスを降ろすことが多いです
無理やりに、歩く道を決めて従わせるのではなく、そっとこの道があるよと、目につくところに標識を出したり、囁いてくれるようなかんじです
それは地上に生きている私たちの自主性を尊重しているからで、この世での選択は地上の本人に任されているのです
それゆえに私たちは自らの行為に責任があるのです
霊存在に動かされてるだけであるならば、地上の私たちは、操り人形と一緒になってしまいます
私たちが、操り人形であるならは、地上で行った行為と思いの責任はとらなくてよいでしょう
最終的な選択は私たち地上の人間に委ねられているがゆえに、私たちには思いと行いに責任が生まれるのです
守護霊は囁きのようなインスピレーションを降ろして私たちにアドバイスをしてくれます
しかし、守護霊がインスピレーションを降ろそうとしても、地上の人間が、我が強くて、自分の思いばかり通そうとしたり、ネガティブな思いが強いと、導きを得られないことがあります
地上の人間の心が曇っていると、メッセージを降ろすことも出来ずに、導けないようになります
直接本人に降ろせない時には、知人の口を介して、大切なメッセージを伝えたり、見ているテレビや、電車の中吊り等の広告に、大事なメッセージが潜んでいたりなど、間接的に伝える場合があります
みなさんもふとした会話の中や、たまたま目に写った広告のなかに、探していた答えがあった経験をしたことはないでしょうか
あるいは知り合いの言葉のなかにヒントとなるものが潜んでいた経験をされた人はいるでしょう
ですので、人生の選択に悩んだ時には、人から伝えられる言葉や、周囲で目にする言葉などには、注意を払っておくことです
ふとした会話の中や、雑誌の文章の中に、必要なメッセージを見つけることがあるのです
それは守護霊様などの導きの霊が、その人に伝える思いを、偶然を装って届けているのです
3,神様からのご加護
守護霊様というのは、地上の私たちと魂の強い結びつきのある霊で、魂の兄弟と言われる存在でもあり、地上の人間を個別指導してくれる家庭教師のような存在でもあります
そして私たちを導き、ご加護いただいている存在は守護霊様だけではなく、昔から神仏と呼ばれる存在に私たちは見守られてきました
神仏というのは、私たちを見守り、生かし、育んでいかれる愛のエネルギーだと言えます
その愛のエネルギーには様々な特色があり、私たちは色んな名前で呼んでいます
日本人が神様という場合には、神社などで祀られています日本古来からの神々の事を示していることが多いでしょう
日本には古来から八百万神(やおよろずのかみ)と言って、たくさんの神様がおられると言われています
代表的な神様では、伊勢神宮でも祀られています天照大神(あまてらすおおみかみ)がおられます
天照大神は神話でも有名な太陽の神様で、皇室の祖神で、日本国民の総氏神ともされています
その天照大神の兄弟の神様として、武神であり海原の神である須佐之男命(すさのおのみこと)や、夜の神や月の神様とも言われる月読尊(つきよみのみこと)もおります
そして天照大神の親であり、国生みや神様を多数生んだとされます伊邪那岐命(いざなぎのみこと)という神様も有名です
そのように日本では数々の神様がおられて、日本の地と国民を見守られてきました
皆様も初詣に神社に行かれたり、願掛けにいかれるなど、身近な存在として日本の神様とご縁があるでしょう
目には見えませんが、そうした日本古来から神様はたくさんおられて、私たちを見守りご加護いただいている存在です
4,私たちを導かれる仏様
日本には古来から大勢の神さまがおられて、私たち日本人を陰ながら庇護していただいています
さらに日本では仏教の伝来とともに、諸々の仏様や如来さま、菩薩様や観音様など、仏教に関わる方々のご加護というものもあります
仏教は2500年ほど前に、釈迦族の王子で後に出家され仏陀となられたゴータマ・シッダールタが開いた教えです
ゴータマ・シッダールタというのはお名前で、お釈迦様というのは、釈迦族出身の偉大なかたという事で釈尊やお釈迦様ともよばれるようになりました
または仏陀とも呼ばれますが、仏陀とは悟りを開いた尊い方という意味で、お釈迦様を指す言葉になっています
お釈迦様が開かれた仏教では、人々を慈悲心で導かれる様々な存在が語られます
まず仏様と言いますが、これはお釈迦様の事を言い表すこともあり、仏陀と同じように使われていますが、現代では亡くなられた方を仏様と呼ぶようになってしまっています
本来は悟りを開かれた偉大なる存在の事を仏といいますので、無くなっれたかたすべてを仏様と呼ぶのはおかしなことではあります
本来の仏様には、仏教の開祖であるお釈迦様を、釈迦牟尼仏と呼んだり、さらに根源的な存在を毘盧舎那仏と呼んだりしています
ちなみに奈良の大仏様はお釈迦様のお姿ではなくて、お釈迦様として仮に姿を現された、より根源的な存在である毘盧舎那仏のお姿です
またお釈迦様の事を釈迦如来と呼ぶこともあり、仏教では様々な如来様もおられます
如来という言葉は、真如より来る者のことを指します
真如というのは真理の意味で、真理から来た者という意味になります
如来さまには釈迦如来のほかにも、阿弥陀如来、薬師如来、大日如来など、色々な如来がいて、人々を助け導いているとされています
それ以外にも、仏を目指して修行している菩薩様も数多く存在しており、文殊菩薩や普賢菩薩、弥勒菩薩に観音菩薩などは有名でしょう
そのように仏教にも数多くの偉大な霊的存在がおられ、私たちを陰ながら導かれようとされています
5,天使の真実
守護霊様、そして日本古来の神様や、仏教系の仏様、如来、菩薩などについて書きました
そうした神道系や仏教系以外にも、人々を導く優れた霊的存在がおられます
ユダヤ教やキリスト教、イスラム教などで言われる天使という存在です
この三つの宗教では、神様は一人とされているため、そのもとで働く優れた霊を、天使と呼びます
天使には様々な階級があるとされ、多くの天使たちが存在しているとされています
実はこの天使と呼ばれる存在は、日本の神道における八百万の神様と同じ存在であり、さらに仏教における如来や菩薩と同様の存在です
それぞれの宗教によって呼び方が変わっているだけで、実は同じく人々を導いている、善良な優れた霊存在の事をさしています
地上では人間の理解の差によって、互いの宗派の者たちが対立しあっている場合がありますが、霊的には同じ存在が人々を助ける働きをしていて、それを各宗教の呼び名で呼んでいるという真実があります
こうした考えは日本の昔にもありました
日本の八百万の神々は、実は様々な仏(菩薩や天部なども含む)が化身として日本の地に現れた権現(ごんげん)であるとする考えで、これを本地垂迹(ほんじすいじゃく)と呼びます
たとえば、日本の皇祖神である天照大神は、仏教の大日如来と同一視されました
その他にも、素戔嗚命が牛頭天王と同一視されたり、大国主と大黒天、天手力男命は不動明王、天之忍穂耳命は弥勒菩薩などです
こうした仏教における仏さまと、日本の神様は一緒だという考えがあり、日本では宗教同士の戦争などが少なく、異なった宗教が平和に共存してきました
上記の対比が正確かは分かりませんが、高級霊と呼ばれる優れた霊存在が、宗教の垣根を越えて、人々を導いてきたことは事実でしょう
天使たちは、私たちを守り導いてくれています
6,天使から加護を得られやすくなるには?
これまで守護霊様や日本の神々、仏教の諸如来、諸菩薩、キリスト教での天使など、霊的に私たちを善導し、正しく導かれようとする霊的存在の話しをしてきました
ひとまとまりに言うと守護霊も守護天使と言う事もありますので、ここでは天使と呼びたいと思います
地球で魂の記憶を空に残して生まれてきた私たちは、言ってみれば手探りの状態で地上を生きているような存在です
そのか弱い存在の私たちを哀れに思って、天使たちは導こうとされています
天使たちは私たちの人生の要所で導こうとされているのです
その時に、よく導いていただき、加護していただくために必要なものがあります
一つには、地上の人間があまりに頑固であったり、聴き分けなない性格であると、せっかくメッセージを降ろしても、素直に受け取れないという事があります
やはり地上の人間が、素直で謙虚に心を開いていないと、導きは得られないでしょう
自分の心が頑なだと思うなら、もっと素直になって、人の意見も聞けるように努力されるのが良いでしょう
特に年を重ねていくと、若い人の意見とか、他人の意見は素直に聴き取れなくなります
そこは意識して改善してみる必要があるでしょう
次に、これも上記に似ていますが、自我が強いタイプの人、「自分が自分が」と主張するのが強いタイプの人も、導きをえにくいと感じます
頑固さに共通する部分もありますが、自我が強いと、自分中心に物事を考えて、人の気持ちや考えなどを深く取り合わないため、心にシャッターを下ろしているようなものです
シャッターが下りている状態では、天使などのメッセージが入ってこないでしょう
そのように頑固であったり、自我が強いと、なかなか加護が得られないという事があります
ですので、素直に人の意見にも耳を貸すようになり、自己主張を抑えるように心がけるのがいいでしょう
次には、地上の人間の中には、心の中にネガティブな思いが堆積していて、窓ガラスにススやホコリがこびりついているような状態となり、光が射さなくなってしまっている状態の人もいます
心の中に、怒りや悲しみ、嫉妬、恨み、憎しみ、絶望感や悲壮感などにまみれていると、心の窓が曇ってしまって、天使などの光が射しこまなくなります
そうした時には、メッセージが受け取れなくなるため、なるべくネガティブな思いを出さないようにして、ポジティブな思いを発するように努力してみましょう
すると天使の導きやご加護を得られやすくなっていきます
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